時間が解決してくれる事

時間

このかやぶき屋根の家に人が住んでいたのは
どれくらい前の事だろう。

50年前か、
百年前か。

かやぶき屋根と星

ペットロスを克服できるのは
どれくらい時間がかかりますかと
聞かれることがあります。

それは人によって…

いいえ、おそらく皆さん、
50年経っても
百年経っても
辛い気持ちは変わりません。

でも少しずつ
笑顔が出てきたり
趣味を楽しむ時間が出来たり
次のペットを飼うようになったり
してきます。

そんな人達も
何年経っても
亡くなった子を想うと
涙が出るのです。

2番乗り場に停車中の列車は北斗七星行き。

七つの星の中で
一番近い星でも
光の速さで50年かかります。

たった50年で忘れられる別れなんてない。

星の輝きと同じだけ
ペット達への思いは続くのです。

かやぶき屋根の上の猫

かやぶき屋根と星撮影後記
わが町には茅葺屋根の家がまだ残っています。中には人が住んでいる家もあり許可なく撮影する事は出来ませんが、この建物は資料館になっていて既に人は住んでいません。北斗七星が見えるこの家で、昔の人はもっときれいな星が見えた事でしょう。ペットロスは一生続く、それが飼い主の責任であり、幸せでもある。そう教えてくれたのはお客様でした。
茅葺屋根の家と北斗七星、2012年6月ごろ撮影。若桜町。
文・写真:三浅俊幸
趣味で星や鉄道の写真を撮り、田舎のニット工場でペットの思い出グッズを製作。星になったマロを思い出しながらお客様のペットロス相談に乗る日々。今夜だけは頑張らず、この停車駅で少し休んで頂けると幸いです。

作者の想い

星の停車駅

星になったペットを想う