いつか悲しみが癒えるまで

2両の星

間もなく1番乗り場から列車が発車致します。

この列車は射手座行き。

いつか悲しみが癒えるまで走り続けます。

 

ありがとうって
何回言えば届くだろう。

ペットを亡くし、
最初はごめんねばかりつぶやいていた。

月日は経ち
写真を見ても笑えるようになり
思い出すのは楽しかったことばかり。

大好きだったことばかり。

今伝えたいのは
「ありがとう。」

こんな気持ちになるまで
長い時間がかかったね。

こんな気持ちを、
他のみんなも感じてほしい。

私に相談してくれる沢山の人に
いつか必ず感じて欲しい。

あんなに辛い日々だったのに。

今はこうして笑ってる。

涙は時々出てくるけれど

今はこうして笑えてる。

撮影後記
星を見ていると気持ちが少し変わってきます。静かな場所にいるからでしょうか。誰にも見られていないからでしょうか。ペット達が見つめてくれているからでしょうか。気持ちの変化に気付けたら、本当の自分の気持ちに出会えます。そうしたら正直な気持ちをペット達に伝えてあげて下さい。ごめんね、逢いたいよ、ありがとう…様々な気持ちが入り混じった感覚。こんな気持ちこそ愛している証ですと、お客様が教えて下さいました。射手座と連結列車、夏の終わりに撮影。
文・写真:三浅俊幸
趣味で星や鉄道の写真を撮り、田舎のニット工場でペットの思い出グッズを製作。星になったマロを思い出しながらお客様のペットロス相談に乗る日々。今夜だけは頑張らず、この停車駅で少し休んで頂けると幸いです。

作者の想い

星の停車駅

星になったペットを想う