ペットの余命宣告を受けた私が考えた事

高齢者のペットロス

我が家のマロです。

2020年春に余命宣告を受け、2カ月後の夏に天国へ旅経ちました。

マロはある日、突然病気が見つかり、余命宣告を受けました。

その時考えた事をお話しします。

まずは、次の事を大事にしようと決めました。

ひとつは、猫が苦しまない事。

もう一つは、病院ではなく必ず家で看取る事。

獣医の先生は言いました。

手術をして、病気の原因をつきとめる事(病名を診断する事)は出来るかもしれない。
でも、治るかどうかは分からないし、大きな手術になる。
寿命が少しは延びるかもしれないが…。

その表情から、私は先生がお勧めしていない事が分かりました。

数日入院しましたが、その後、心が決まりました。

余命を自宅で、ゆっくり過ごそう。

お別れを覚悟した瞬間でもありました。

先生に相談し、なるべく家で診たいと伝えました。

すると先生は、自宅で点滴が出来ると教えてくれました。

何度も病院に通い、病気の進行具合を見てもらいました。

苦しんでいる様子はなかったですが、獣医さんによると脱水症状は見られるとの事でした。

我慢強い子だったので本当は苦しかったのかもしれません。

確かに点滴をした後は少し元気そうでした。

今思えばお別れまでの2か月間、私はとてもマロを愛していました。

それは行動だけではなく、猫を思う気持ち、猫の事を考える時間、猫が近寄ってくれる瞬間、そのすべてが愛おしかった。

余命宣告を受けた時、私たちは治療の事で頭がいっぱいになります。

でも、私は今、こう思います。

お別れの後の事も考えておいた方が良い。

弔ってあげるにはどうしたら良いのか。

お別れの後、後悔しないほど十分な愛情を注ぐこと。

出来れば自宅で最期を過ごさせてあげる事。

これらは死を前提にした内容なので、とても辛いです。

でも、これでお別れの覚悟が出来るようになり、お別れ後も自分を納得させられるようになるのです。

後悔よりも、ありがとうの気持ちが大きくなるでしょう。

私は仕事柄、お客様からペットロスの話を毎日聞いています。

そのため、余命宣告を受けた時の対応が少し身についていたかもしれません。

ある人は言います。

「入院させている間に亡くなった」

別の人は言います。

「出来る事は何でもしました。でも、あの子が苦しむ時間を延ばしただけかもしれない。」

そんな相談を毎日受けていた事で、私は多少は冷静な判断が出来たかもしれません。

私の選択が正しかったかどうかは分かりませんが…。

先日このように言われました。

「余命を受けてから、思う存分愛情を注ぎました。
やれることはやるつくし、後悔よりは感謝の方が大きいです。
それでも何かを残したく、ファンデルワンに出会いました。」

理想的な最期というのは無いかもしれませんが、そんな中でもこのお客様のようにより良いお別れを迎えられる人もいます。

皆様に少しでも参考になれれば…。

余命宣告を受けた後の暮らし方

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作者紹介

三浅俊幸

ニット作家:三浅俊幸

我が家のの思い出に愛犬愛猫の写真で作品を作っていると「作って欲しい」という声があり、それが口コミで広がり、今のお仕事に繋がっています。皆様とペットのお話しをしながら作品作りをしています。

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ペットロスの相談に乗りながら糸を編んで作ってます。