保護犬保護猫の譲渡会・私が保護猫を受け入れるまでの流れ

我が家に猫がやって来た☆

動物保護施設の猫

こちらは保護施設にいた頃のソラ

今は我が家にいる猫です。

今回は、この猫がウチに来るまでの流れをご紹介します。

保護犬保護猫の受け入れを検討中の方の参考になれば幸いです。

保護犬・保護猫の受け入れまでの流れをご紹介☆

保護動物はどこで受け入れる?

動物保護施設では(施設によって多少の差はあるかもしれませんが)いつでも里親を募集していると思います。

施設の探し方は

・ネットで検索する

・動物病院などで情報を集める

・知人の紹介

・新聞や雑誌のお知らせコーナー

などで情報を集めることが出来ます。

全く分からなければ、保健所に問い合わせれば教えてくれると思います。

施設のWEBサイトがあれば、どんな子がいるか調べることが出来ます。

気になる子がいたら早めにアポ取りましょう☆

動物保護施設でのイベント(譲渡会)

私が猫を受け入れたのは鳥取県倉吉市にあります、アミティエという施設です。

施設ではいつでも里親募集をしていますが、普段は人が少ないので相談に行くのも予約がいる等、初めての人にはちょっと行きづらいかもしれません

そこで、イベントの時に行くのがおススメです

月に一度くらいのペースでイベントを行っています。

また、年に一度演奏会をしたり、犬のしつけ教室をしたりしています。

(コロナ禍でもイベントしているかは分かりません)

イベント時はたくさんの人が施設に来ていますし、スタッフさんも多いので行きやすいと思います。

ちょっとぶらっと立ち寄る感じで行っても違和感ありません。

私もイベントの時に行きました。

広めの部屋に猫数匹と、お客さん数人、スタッフ数名が余裕をもって座れるスペースで、少しの時間戯れます。

ちょうど猫カフェみたいな感じです。

猫と遊びながら毛色を見たり、自分と相性の良さそうな子を探したりしました。

茶トラが良いとか、三毛猫が良いなどと会話している親子がいました。

このように毛色を選ぶことが出来ますし、気に入った子がいなければ出会いがあるまで待つことも出来ます。

子猫はすぐに里親が決まるそうです。

猫部屋で戯れている時、ふと横を見ると私の服の一部を引っ張っている猫がいました。

それが我が家にいる猫(ソラ)でした。

猫が来た

この時点では決断は出来ませんでしたが、その後数日かけて施設の方に質問や相談をしました。

とても詳しく教えて頂き、自分でも飼えそうだという安心感が生まれ、受け入れを前向きに検討するようになりました。

審査がある

受け入れるためには、飼い主として相応しいかどうかの審査があります。

審査と言うより常識的な質問のアンケートみたいなものですが、受け入れに対する覚悟が出来ているかどうかを聞かれるものです。

また、飼うための条件もあります。

ちゃんと飼育できる環境があるか、動物を使ったお金儲けなどしないか(繁殖や猫カフェなど)を聞かれた記憶があります。

私が作っているペットオーダーグッズのモデルになるのはokだそうです^^

トライアル(お試し期間)

この施設では里親になる前に、お試し期間を設けています。

自宅で猫を預かってみて、問題なく飼えるかどうか、一緒に生活してみるのです。

問題が無ければ受入の意思を示し、無理そうであったり相性が合わなければ別の子に変えたり、取りやめたりすることが出来ます。

この仕組みは飼う側にとっても安心感を持てるので私も利用しました。

トライアル中にも施設の方にいくつか質問をしました。

餌やトイレの事、ゲージに入れるかどうか、日中の留守中の過ごさせ方、様々な相談に応えてもらい、これなら大丈夫と思う事が出来ました。

と言うより、初日から既に受け入れを決めていたのだと思います。

念のために色々質問をしていました。

飼い方講習

受入を決意した後は事務手続きになります。

まずは飼い方の講習を受けます。

病気の知識、予防接種、飼い方、遊ばせ方、餌のやり方、トイレの数・・・等々。

かなりしっかりとした講習でした。

その後は書類の手続きで、これでいよいよ私も猫の親になりました。

寄付

保護猫の受け入れは、基本的には無料です。

しかし、施設の運営にはお金がかかりますので寄付を求められます。

確か、1万円位だったと思います。

寄付なので、するかしないかはもちろん自分の自由です。

金額も自由です。

寄付をしなくても嫌な顔をされることもありません。

とても親切です。

寄付をするともちろん喜ばれます。

譲渡後も年に一度くらい寄付のお願いの通知が来ます。

私は時々している感じです。

マイクロチップID番号の引継ぎ

保護犬保護猫にはマイクロチップが埋め込まれているらしく、それぞれ個体識別できるようID番号がついています。

逃げたりして保健所で保護された子はみんなID番号を調べられ、チップが入っている子は飼い主に連絡が行くのだそうです。

その番号を自分が引き継いだことを、管理している組織(日本獣医師会だったかな?)に登録します。

これでいよいよ、我が家の子になるわけですね☆

保護猫の誕生日

ところで、保護猫は誕生日が分かりません。

一応、推定誕生日は伝えられます。

成長状態から推測できるのだそうです。

でも多くの場合は我が家に来た日を記念日としているようです。

我が家でも記念日はありますが、特にお祝いなどをしたことはありません。

保護猫にとっては毎日が記念日みたいなものかな?と思っています。