ペットの遺骨の管理について

ペットの死に対する考え方はこの数年で大きく変わってきました。

以前はペットの葬儀や埋葬、メモリアルグッズなどの言葉を見たり聞いたりすることは稀でしたが、現在では多くの方がペットの葬儀をしたりグッズを揃えたりしています。

しかしまだ人によって意見が異なり、理解されない事も・・・。

そんな中、当店のお客様やペット霊園の担当の方からお話を伺う機会がありますので、その内容をご紹介していきます。

今回はペットの遺骨の管理について考えてみましょう。

ペットの遺骨の保管方法

人の骨は火葬後にお墓に納骨するのが一般的ですが、ペットの骨は自宅で保管される方が多いようです。

その理由はいくつかありますが、一番の大きな理由はいつまでも近くにおいておきたいという家族の気持ちではないでしょうか。

私の知人でも、ほぼ全員が自宅に祭壇を設けて置いてあるようです。

自宅に骨壷を置いている皆様

当店ではペットのオリジナルグッズを作っていまして、亡くなったペット達の思い出の品としてご注文を受ける事があります。

お届け後にお客様からお写真を頂く事もあるのですが、そこには祭壇に飾られたクッションやひざ掛け等と一緒に、骨壷が写っていることがあります。

以前は真っ白な骨壷が多かったですが、ここ数年ではパステルカラーの物や、天使や花柄などのかわいい装飾があったり、時にはワンちゃんや猫ちゃんの形をしたオーダーメイドの骨壷だと教えて下さるお客様もいらっしゃいます。

昔ながらの骨壷(A様)

私の場合はもう何年も前に愛犬を亡くしました。

その当時は今みたいに葬儀屋も対応してもらえず、火葬場に直接連絡を取り、火葬だけしてもらって骨を持ち帰りました。

ペット用の骨壷も無く、一番小さな物を選んでその中に今でも保管しています。

見た目があまり良くないのですが、特に家族から反対の意見も無く、もう10年近くそのまま保管しています。

祭壇のような立派な物ではないですが、棚の上に遺骨と遺影と、それとりんごが好きな子でしたのでりんごを毎日お供えしています。

りんごは毎朝母が供え、夕方に私の子がおやつ代わりに食べるという日々を送っています。

遺骨の安置を家族全員が賛成している(I様)

この度は素敵な作品をありがとうございました。

リビングの一番目立つところに祭壇を作って、飾っています。クッションとタペストリーをお供えしました。

遺骨はどうしたらいいのか家族で相談しましたが、納骨するお墓も無く、新たにお墓を作ると高額な出費になるのでこのまま我が家に置いておくことにしました。

これからも家族団らんの中に一緒にいてくれると思います。

お礼のメールには祭壇の写真が添付されていて、所狭しとオリジナルグッズやおやつなどが並べられていました。

このように家族全員から理解を得られる場合はとても幸せな例だと思います。

しかし、時には自宅において置けない事情もあります。

自宅に置くのに困った時のアイデア

人によっては、自宅にペットの遺骨を保管するのが難しいと言う方もいらっしゃいます。

自宅に置けない理由として家族の同意が得られない事が多いようです。

その他、来客の際に見られてしまうのが気になるという方や、納骨しないとペットが成仏できないのでは?と感じる人もいるでしょう。

そこで、自宅で保管しつつもそれらの問題を解決するアイデアをご紹介します。

ペットの成仏について

まず、ペットが成仏出来るだろうかという心配についてですが、霊園の方にお伺いしたところ、自宅に置いておいても問題はないそうです。

火葬し、ちゃんと供養してあげる事で既に魂は抜けているそうですので、ご自身が近くに置いておきたいと思えばそうしてあげて下さいとの事でした。

骨壷に見えない骨壷を使う

ペットの骨壷を自宅においておく場合、やはり家族の同意も必要ですし、来客の際にも目立たないようにしておいた方が良いでしょう。

以前は人用と変わらない骨壷しか選択肢がありませんでしたが、最近は装飾が施された物や、骨壷らしくないかわいいものもあり、それらを利用してみるのもいいかもしれません。

小さな骨壷に移し変える

遺骨をパウダー状に加工し、小さな骨壷に移し変える事も出来ます。

見た目もすっきりして、骨壷だと気付かれない場合が多いそうです。

ただし、パウダー状に加工するか、又は入りきらない遺骨を別の場所に納骨するなどの作業が必要になります。

カバーをかける

骨壷カバーと言う物をご存知でしょうか。

これは真っ白な寂しい感じの骨壷を使っている方から聞いたアイデアです。

大きくて真っ白な骨壷は目立ってしまい、家族からも納骨するようにいつも勧められていたそうです。

しかしご自身はまだ離れるのが寂しく、もうしばらく手元においておきたかった。

そこで骨壷にカバーをかけることにしたそうです。

フワフワしたフェルトのカバーで見た目もかわいく、家族からも何も言われなくなったそうです。既製品として販売されていますので調べてみて下さい。

骨壷の管理の仕方

骨は何年か経つと水になると聞いたのですが、本当ですか?

これはお客様から時々聞かれるのですが、私たちは専門家ではないため、正直に申し上げると分かりません。

ただ、実際に水になったと聞いたことは無いですし、20年ほど前の愛犬の骨を保管している人がいますが、水になっているということは無いそうで、保存状態の良い骨のままだそうです。

しかしその方のおっしゃるには、骨にカビが生えていたり骨壷に水が溜まる事があるので注意が必要だとの事でした。

もしかしたら骨が水になったのではなく、何らかの理由で水が溜まったのかもしれませんね。

また、かわいいペット達の骨にカビが生えたとなると大きな問題です。

きっとひどくショックを受ける事でしょう。

骨を拾ってもらった際に、霊園の担当の方へ骨壷の管理の仕方などを聞いておいたほうが良いでしょう。

私も今飼っている猫たちの最期を迎えた時は、ちゃんと管理方法を勉強しておきたいと思います。

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