ペットの遺影,亡くなったペットの写真を見るのも辛い。ペットロス体験談。

相談

皆さんは亡くなったペットの写真を飾っていますか?

それとも見えない場所に仕舞っていますか?

 

私はペットのメモリアルグッズを編み物で作っているのですが、お客様の中には

「注文したいけれど、今はまだ写真を見るのも辛い」

と言う人がたくさんいます。

 

そこで今日のお話しはペットの写真を見るのも辛いという人へ、私の経験と、いつもどうやって写真を飾っているかをお話しさせて頂きます。

亡くなったペットの写真を見るのも辛い

時々開く猫のアルバムには、とてもかわいくて癒される写真が並んでいます。

ペットのアルバム作り

マロ(キジトラ猫)が旅立ってしばらく経ち、私は部屋に写真を飾りました。

でも、写真を見ると辛くなって泣いてしまう事もあります。

そこで私はペットの写真を飾ったり、しまったり、それを何度か繰り返しています。

 

先日、写真立ての写真を新しいのに差し替えて飾ってみました。

 

黒いフレームの写真立てがあったので何気なく飾ってみました。

猫の遺影

すると、この黒いフレームが、困ったことにいかにも亡くなった子の遺影のように見えて、猫のかわいさや生前の楽しさがよみがえりえません。

悲しみに浸るのも大事なことだとは思いますが、やっぱりかわいい猫ですからかわいいフレームに入れてあげたいと思います。

写真を見るのが辛い時のアドバイス

私にも写真を見るのが辛い時期がありました。

そういう時は無理して見ようとしないのも大事だと思います。

少し見て、泣き始めてはアルバムを閉じ、スマホの写真を見て、思い出しては画面を消して・・・

私はその繰り返しでした。

 

アルバムを開いてマロ(猫)に会うと、やっぱりかわいくて癒されて、そしてまた涙が出てくるという繰り返しでした。

そんな時のアドバイスとして、祭壇を飾ってあげて、そこに写真を飾ると良いと聞きました。

私も祭壇を作った時にとても癒された経験があります。

詳しくはこちら

 

祭壇に写真を飾っておけばこんな心境の変化が起きます。

『会いたくなったら、その場所に行けばあの子に会える』

これが安心感につながり、写真を見たいという焦りも無くなりました。

 

特に猫は家の中のどこにいるのか分からない時があります。

押入れの中で寝ていたり、空き箱の中で寝ていたりしていました。

外出前にはどこにいるか探して、無事を確認してから出かけたものです。

祭壇を飾ってからは

『またあそこ(祭壇のある部屋)にいるのかな?』

と思いながら生活する事が出来ます。

ペットの祭壇

こちらはお客様から送って頂いた写真です。

愛情が伝わってきますね。

 

こうやって写真を飾ってあげて、会いたくなったらここに来る。

そうすればいつでも会えるという安心感を持つことが出来るでしょう。

 

写真を飾る部屋を決めるのもお勧めです。

私は寝室に写真を飾りました。

今はリビングには飾っていません。

ですから普段は目にすることはありません。

ふと写真が目に入って辛くなるという事もありません。

 

そして、寝室に向かうときはマロちゃんに会う時間という意識が身についてきました。

かわいく飾る?遺影っぽく飾る?

写真を見るのが辛い。でも全く見ないのも寂しい。

そんな時は、飾り方を変えてみてはいかがでしょうか。

あえて暗いフレームに入れて、ちょっと悲しそうに飾る事が良い場合もあります。

それは、やっぱり別れを受け入れるという事。

ペットロスで立ち直れない人の中にはちゃんと泣けていない人もいます。

詳しくはペットとの別れが辛い時は泣ける場所を作って、ちゃんと泣くをご覧ください。

ちゃんと悲しんで、ちゃんと泣くことで立ち直りが早くなると思います。

 

ちゃんと泣けた後は、かわいく飾ってあげましょう。

まだ少し辛いかもしれませんが、こうやって一歩ずつ段階を上がっていくことでだんだんと心が別れを受け入れられるようになり、やがて笑顔で写真と向き合えるようになると思います。

 

でも多くの場合はかわいく飾ってあげていると思います。

私も飾り方を何度か変えています。

猫の遺影

こちらは後日の写真。

場所を変え、お気に入りの猫の本を置き、私の好きなカメラ(猫を撮った古いカメラ)を置いてみました。

その他、腕時計や日常よく使う物を置いても良いかもしれませんね。

このように自分の好きなものと一緒に飾ったり、かわいく飾ってあげるのも良いと思います。

後は黒いフレームの写真立てを買い替えなきゃいけませんね!

ちょっと素敵なフォトフレームに飾ってあげよう

ペット達へのプレゼントという気持ちを込めて、ちょっと素敵な写真立てに飾ってあげましょう。

お水やお花をお供えしてあげるような気持で、普段はあまり買わないような高価な写真立てや、おしゃれな物、センスの良いもの等を選んでみるのもお勧めです。

生前も沢山プレゼントをしてあげたことでしょう。

誕生日にはペット用ケーキやおやつを、旅行に行った時はお土産におもちゃを買ってあげたかもしれません。

それと同じで、綺麗なかわいい写真立てに飾ってあげましょう。

きっと天国のペットも喜んでくれると思います☆

 

我が家では黒いフレームに入っていました。

シックな写真を飾るのには黒いフレームが似合いますが、ペットの写真を飾るのには良くないと感じました。

かわいい写真立てを買ってきましょう。

このような行動の一つずつか、ペットロスの克服につながると感じています。

ペットの遺影

こちらは新しく買ってきたフォトフレーム。

写真立てとしてはちょっとお高めでしたが、明るくかわいい雰囲気でとても気に入っています。

お客様のご様子

私たちはペットのメモリアルグッズを作成していますので、お客様にはお写真を選んで頂いています。

その時、このように言われることがあります。

まだ辛すぎて写真を選ぶ事ができません。

そんな時は急がずに、落ち着いてからでも結構ですとお伝えしています。

そして今の心境をお話し下さる時もありますし、このブログを紹介するときもありますし、数ヵ月経ってから突然ご連絡を頂くこともあります。

私にペットのお話をして下さるうちに、少しずつ元気になってきて写真を選んだり、思い出話が出来るようになってくる人が多いかなと思います。

 

皆さんがそれぞれのペースで寂しい気持ちと向き合っているのが分かります。ペットロスを乗り越えようとしている気持ちを、少しでもサポート出来れば幸いです。

クッション

糸で描かれたペットたちは、写真とは少し違って温かみがありますし、抱きしめることも出来ます。

クッションを抱きしめて、もう一度温もりを感じたいと思ったら私たちの作るニットクッションを見てみませんか?

お客様の声

ここでご紹介するレビューは、最初は写真を見るのも辛いと仰っていた皆さまです。

気持ちの変化や前向きになるまでの様子をご覧ください。

直子 より:
お世話になります。16年一緒にいた過ごしてきた愛犬が亡くなり、毎日毎日泣いてばかりで、注文し届いたあみものあ〜との箱すら開ける事ができずにいました。日にが経ち、そろそろ愛犬の為も元気にならなければと、思い、注文したあみものを開けると、まるで、愛犬が帰ってきたかの様にビックリするぐらい感動しました!もう寂しくないです、本当に有難うございました。
作品
本日届きました。
箱をあけて、しおと目が合った瞬間に涙が出てしまいました。
ペットロスを克服できずお薬に頼りながらの毎日ですが、三浅さんの作品を知ってから、見る事ができなかったしおの写真を見てどれにしようか悩んだり
レビューの全文を読む
ファンデルワンは生前から知っていたのですが、作るか迷っていました。
完成に至るまで、写真選びから色々悩み、その都度三浅さんからアドバイスや暖かい言葉を掛けて頂き、本当にありがとうございました
レビューの全文を読む
とにかくも一度抱きしめたくて、クッションをお願いしました。写真を選ぶことから、三浅さんにご相談し、心を優しくつつんでいただけました。
愛猫の全身を編み込んでいただき、大正解でした。

編み物のメモリアルグッズ

ペットオーダークッション

ペットのオーダーメイドグッズはたくさん販売されるようになりました。

そんな中でも私たちはこのオーダーグッズを編み物で作ります。

印刷でもない、手描きのデザイン、糸を編んで作るから温もりもある。

そんな特別感が喜ばれているのかもしれません。

 

同じように、大切なうちの子を温かみのある形に残したい方はニットクッションをご覧になってみませんか?

抱きしめるクッション

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