ペットの仏壇、祭壇を作ってあげましょう

ペットが亡くなったとき、今では祭壇を設けて遺骨を置いたりお花を供えたりするのも一般的になってきました。

我が家の愛犬ムックが亡くなったのはもう20年くらい前。

当時はペットの骨壺なんて売っていなかったし、礼拝場でも骨を拾う事さえなく、遺骨はほかのペットたちと一緒に慰霊碑に収めるという流れでした。

当時はまだ一般的ではなかったペットの祭壇ですが、私達は今年初めてムックの祭壇を作りました。

ペットのオリジナルボード

自分で作ったオリジナルニットを飾り、それらしくしてみましたがいかがでしょうか。
メモリアルニットの詳細はこちら

 

初めてこのような祭壇を作ってみたのですが、まるでムックがそこに居るような気がしてきました。

天国に逝った愛犬が我が家に帰ってきてくれたような気持ちにもなりましたし、何より私達家族にとって心の休まる場所になりました。

近年はかわいらしい仏具やお供えがたくさんあります。皆さんも祭壇を飾ってみませんか?

難しく考えず、思い出のおもちゃや写真を飾るだけでも良いと思います。

■筆者の紹介:ニット作家 三浅俊幸
糸を編み、ペットの写真そっくりのニットクッションやニットブランケット製作。その傍らこのブログを書いたりペットロスの相談に乗ったりしています。この20年で製作件数やペットロス相談は13,000件を超えました。

クッション

仏壇、祭壇を飾る意味

亡くなった子が寂しくないように

ペット達は一人で天国へ旅立ちます。でも、きっとひとりじゃないはず。今まで与えてもらった愛情に包まれ、たくさんのお花に見守られ、幸せな気持ちで旅立つのだと思います。その為に私達はお花を飾り、おもちゃや大好きだったおやつをお供えします。

ペット達が寂しくならないように私達がして上げられること、それが形になったのがペットの祭壇かもしれません。

詳しく読む:天国のペットが寂しがらないようにしてあげる

別れを受け入れるために

祭壇を儲けることは、別れを受け入れるためにとても重要な役割を持っているのだそうです。ペットの死を受け入れられない人も多いでしょう。そういう時にお葬式をしたり祭壇を飾ったりする事が別れを受け入れるための儀式になっていると聞いたことがあります。

私はこう考えるようにしています。亡くなったペットは天国で幸せな暮らしを送っている。病気で亡くなった子は痛みや苦しみから開放され、夏や冬が苦手だった子は暑さや寒さを感じる事も無く、たくさんの友達に囲まれて楽しく暮らしている。美味しいおやつを食べ、好きな時間に昼寝して、野原を思いっきりかけまわる。そんな素敵な場所へ行くことが出来たのです。

あえない寂しさはあったとしても、ペット達が幸せな世界に羽ばたいて行けるのなら優しい気持ちで見送ってあげたいと思います。

自分の悲しみを和らげるために

私は自宅に愛犬の祭壇を作り、初めて気付いたことがあります。

まずひとつ目が、自分が本当は今まで寂しかったこと。

二つ目に、自分の心のよりどころが出来た気がしたこと。

3つ目に、我が家にムックが帰ってくる場所が出来たこと。

そしてこれらの事は自分の悲しみを和らげる効果があると気付いたのです。

ペットのお仏壇を作ってよかった事

本当は今まで寂しかった

愛犬が亡くなってもう10年経ちますので日々寂しさを感じる事もありませんし、家族で笑って話題に出ても悲しみはありません。ですが、祭壇を作ったことで亡くなった当時の事を思い出したり生きていた頃の事をリアルに思い出すことが出来ました。

そしてもっと早く作っておけば良かったと思ったのです。

本当は寂しかったんだけど、それを抑えて今日まで生きてきたんだと感じました。少し自分に素直になり、肩の力が抜けた気がして、寂しい時は寂しいと言えばしいし、会いたい時は会いたいと言えば良いんだと感じました。素直になる為の大事な儀式みたいなものなのかなと感じます。

心のよりどころが出来た

本当は今まで寂しかった。それを表現出来る場が無かった。でも祭壇の前ではムックに会えるし自分が泣ける場所になりました。

実際に涙を流して泣くことはもうありませんが、心がなんとなく涙を流しているようで、寂しいときにここに来て話しかけるとなんとなくお墓参りをしたときの気持ちと同じ感覚に包まれます。

お客様の中にはメモリアルルームを作っている人もいるようですが、その気持ちがとても良く分かります。

我が家にムックが帰ってくる場所が出来た

祭壇を飾ったことで、天国のムックの存在を身近に感じられるようになりました。もしも天国から帰って来たくなったらこれを目印に来てくれそうな気がしますし、この一角が天国と繋がっているような気がするのです。自分の家の中に愛犬が戻ってくる場所があると感じるだけでまたいつか会えるような気持ちになれるものだなと感じました。

お客様の声をご紹介

直子 より:
2020 年 5 月 22 日 1:16 PM
お世話になります。16年一緒にいた過ごしてきた愛犬が亡くなり、毎日毎日泣いてばかりで、注文し届いたあみものあ〜との箱すら開ける事ができずにいました。日にが経ち、そろそろ愛犬の為も元気にならなければと、思い、注文したあみものを開けると、まるで、愛犬が帰ってきたかの様にビックリするぐらい感動しました!もう寂しくないです、本当に有難うございました。
作品

 

お客様より
25日の月命日に、無事に届きました。
今回もファンデルワンさんには大変お世話になりました。
49日を無事に迎えられたことと、この仔から私への母の日のプレゼントだと思って三浅さんにご相談しひざ掛けをお願いしました。
運転する時にひざにかけたら、とても気持ちが落ちついて、あの仔が見守ってくれてるような気持ちになりました。コットンニットのあたたかさですね。愛猫との18年間は、家の中の同じ空間での想い出しかなかったのですが、これからは、いっしょにいろいろな所にいけます。名前入りのリボンは、祭壇にお供えしました。

ひざ掛けスクエア

お客様より:
丁寧なご対応、本当にありがとうございました。まだまだ、この仔との楽しかった想い出だけに包まれるまでに、気持ちは昇華されていませんが、クッションとひざ掛けにサポートされながら、ゆっくりと時間薬がきくまで過ごしていきますね。今回もありがとうございました。

愛犬オリジナルグッズ

お供え

お供えの品には色々な種類があります。特に近年は様々な商品が販売されるようになりましたね。

人のお仏壇と違ってペットの場合はあまり寂しくならないようにかわいい物を飾るようです。

ペットオリジナルグッズをお供えとして使われるケースもありますので皆さんがどのような物をお供えしているかご紹介しましょう。

ペットの祭壇

家族のペット

祭壇を設けてお供えをしているお客様がとても多いです。月命日にはお花を替えてオリジナルグッズをたくさん飾る人もいれば本棚の一角にお写真とお気に入りのおもちゃを飾る程度の人もいます。

家族全員がペット好きの場合はリビングに飾られることが多いようですね。お供えも充実していてお花やオリジナルグッズが所狭しと並んでいます。

あるお客様は当店のラッピングリボンを骨壷に巻き、かわいく飾っている方もいらっしゃいました。

花のお供えについて

ペットを飼っている人は分かると思いますが、ペットが誤って花を食べないように生花を飾らない家もあります。私も同じです。花はペットにとって毒になる場合がありますので、まだペットがいる家には生花を持っていくのは控えたほうが良いでしょう。

価格の相場

お供えの品としてはあまり高額な物は避けたほうが良いでしょう。しかし当店の商品はオーダーメイドになりますので決して安くはありません。それでもお供えやお悔やみの品として飼い主様へ贈られるケースがあります。その理由は普段から誕生日プレゼントを贈り合う仲だからです。又は家族の場合はお値段関係なく、良いものをたくさんそろえ、祭壇を明るい雰囲気にされる方も多いです。

特にもうペットを飼う予定が無い場合はオリジナルグッズをたくさん作る人が多いようですね。

友人に持っていくお供え

お友達がペットを亡くし、祭壇を飾っている場合はお花を持っていくと喜ばれると思います。

しかし先ほどお話ししたように、ペットが他にもいる場合は生花は控えて造花にするか、又は他の物が良いでしょう。

私は写真立てが良いと思います。思い出の写真を飾ることも出来ますし、たくさんあって困る物でもありません。それほど高額でもないので相手に気を使わせることも無いでしょう。

大事なのは悲しみを分かっている気持ちを伝えることだと思います。

 

記事一覧

良くある相談内容

ペットロスはいつまで続くの?

私はこう思います。ペットを亡くした辛さは、一生続く。(記事をご覧ください

泣いてばかりでは亡くなったペットも悲しむの?

いいえ、そんなことは無いと思います。むしろたくさん泣いてあげて欲しいと思います。ペットのためにも、ご自身の為にも。(記事をよむ

寂しさや来るがあとから押し寄せてきます

亡くなった時に泣けなかった人や、責任を感じている人の中には、後日辛さが押し寄せてくることがあるようです。私はペット達を信じてあげる事で、辛さから抜け出すことが出来ました。(記事を読む

自分の責任で死なせてしまったと後悔しています

とても多い相談ですが、多分、あなたのせいだと思っているのは、あなただけではないでしょうか。亡くなったペットをはじめ、誰もが、「あなたがペットを愛していた」事実を知っています。この記事で少し楽になって頂けると嬉しいです。(記事を読む

ペットを死なせてしまった後悔や罪悪感から立ち直ったきっかけ

後悔している理由によって立ち直れるきっかけは様々ですが、お客様の中には確実に立ち直っている人がいらっしゃいます。皆様の体験をご覧ください。(記事を読む

その他の相談をこちらからご覧頂けます。

作者紹介

三浅俊幸

ニット作家:三浅俊幸

ペットロスの相談を受けつつ製作しています。相談件数は20年で13,000人を超えました。気持ちが完全に癒えることは一生ないかもしれませんが、ニットの温もりでペットを思い出して頂き、頑張る皆さんを応援出来れば幸いです。

【ファンデルワンのご紹介】
糸を編んで作る
うちの子のニットアイテム

作成シーン

クッション

温もりたい

ペットを亡くした人への対応,言葉,贈り物ペットロスを乗り越えたい/私のペットロス克服方法