大往生の猫のチロ

当店のお客様の中には、どちらかと言うとペットの死を受け入れられないという人が多いのですが、中には家族皆さんが納得していて既に前を向いて歩き出しているという前向きなご家族もいらっしゃいます。

本日はそんなkさまご家族のエピソードをご紹介します。

■筆者の紹介:ニット作家 三浅俊幸
糸を編み、ペットの写真そっくりのニットクッションやニットブランケット製作。その傍らこのブログを書いたりペットロスの相談に乗ったりしています。この20年で製作件数やペットロス相談は13,000件を超えました。

クッション

家族も納得、大往生の猫

我が家は昔からペット家族で、子供の頃からたくさんの犬や猫を飼ってきました。

今は実家で母と私がダックスを、姉夫婦はマルチーズ、妹は1人暮らしで猫を飼っています。

小さい頃から動物の死を目の当たりにしていて、その度に言いようの無い悲しさや寂しさを経験してきました。

私が高校2年の時、我が家で一番の長生きだった猫のチロが亡くなりました。

この子は私が生まれる前から家にいたらしく、正確な年齢は不詳ですがもう20歳が近い事になります。

大きな病気もせず少しずつ弱っていき、寿命が近い事は感じていました。

そのチロが亡くなった時の話をしたいと思います。

ペットとの別れは何度経験しても慣れる物ではなく、その度にその子ならではの辛さがあります。

しかし、なぜかチロの時は家族みんなが少し優しい感じになりました。

もう死が近いことを皆が知っていましたし、「悲しい」と言うよりは、「ありがとう」とか「天国で元気でね」といったような前向きな感情に包まれていました。

チロを見送った霊園からの帰り道、静かな車内で父が、喫茶店にでも寄っていこうかと言いました。

私たちは普段は食べないパフェやケーキなど皆が好きなものを食べました。チロと暮らせた日々を思い出しながら会話は弾み、私は珍しく学校の話をしたり、母は私が小さかった頃のチロとの思い出話をしたり、久しぶりに家族と喋った気がしました。

そして私は、チロが拾ってきた子猫だった事も初めて知りました。

なぜか一番印象に残っている子です。

今飼っている子たちもいつかは私たちの元を去っていくでしょう。

それまでの時間を大切にしたいです。

このページの内容について

このページではお客様から寄せられた体験談や、今悩んでいる人へのアドバイスなどをご紹介しています。

当店でペットのお写真でオリジナルグッズを作っている関係で、ペットを亡くされたご自身のお気持ちや家族の状況を聞かせていただく機会があります。

今回は家族に不思議な幸せを残して去っていったチロちゃんのお話でした。

長い間お世話になったお礼に、皆さんに優しい気持ちを残して旅立ったのかもしれませんね。

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良くある相談内容

ペットロスはいつまで続くの?

私はこう思います。ペットを亡くした辛さは、一生続く。(記事をご覧ください

泣いてばかりでは亡くなったペットも悲しむの?

いいえ、そんなことは無いと思います。むしろたくさん泣いてあげて欲しいと思います。ペットのためにも、ご自身の為にも。(記事をよむ

寂しさや来るがあとから押し寄せてきます

亡くなった時に泣けなかった人や、責任を感じている人の中には、後日辛さが押し寄せてくることがあるようです。私はペット達を信じてあげる事で、辛さから抜け出すことが出来ました。(記事を読む

自分の責任で死なせてしまったと後悔しています

とても多い相談ですが、多分、あなたのせいだと思っているのは、あなただけではないでしょうか。亡くなったペットをはじめ、誰もが、「あなたがペットを愛していた」事実を知っています。この記事で少し楽になって頂けると嬉しいです。(記事を読む

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後悔している理由によって立ち直れるきっかけは様々ですが、お客様の中には確実に立ち直っている人がいらっしゃいます。皆様の体験をご覧ください。(記事を読む

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作者紹介

三浅俊幸

ニット作家:三浅俊幸

ペットロスの相談を受けつつ製作しています。相談件数は20年で13,000人を超えました。気持ちが完全に癒えることは一生ないかもしれませんが、ニットの温もりでペットを思い出して頂き、頑張る皆さんを応援出来れば幸いです。

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