ペットロスで泣いた歌、癒された本

愛犬オーダーメイドグッズ

糸を編んで作る

うちの子の思い出

さて、当店では編み物でペットのメモリアルグッズを作っています。

その際、お客様からペットロスの相談を頂く事も多く、日々お話を伺いながら作品作りに励んでいます。

そんな皆さんの支えになれば・・・。

という事で、今日はペットを亡くした時に元気をもらった歌や泣けた本などをご紹介します。

私の体験、またお客様からお寄せ頂いた経験談などになります。

皆様の心の支えになれば、又は元気になるきっかけになれば幸いです。

私が心救われた本、歌

まずは私の経験をお話しします。

高齢者のペットロス

我が家の猫のマロ。

マロは2020年7月に天国へ旅立ちました。

詳しくは我が家のペットロス体験談をご覧ください。

マロと別れ、少し落ち着き、ペットロスに関する本を読んだり、以前から読んでいた本を読み返しています。

それらを一部ご紹介します。

お勧めの本

ペットロスで癒された本

「今日も一日きみを見てた」

これはネコメンタリーという番組で取り上げられていた本です。

著名人が飼っている猫をテーマにしたテレビ番組で、ご存じのかたも多いでしょう。

その中で角田光代さんの時に、「任務十八年」というタイトルの朗読がありました。

亡くなった猫目線で書かれたものです。

これが記憶に残っていて、マロ(猫)が死んだ時にどうしても読みたくなり、購入しました。

著者が猫を飼い始めてからの内容がつづられていて、我が家の猫たちと比べたり、マロの事を思い出したり、とてもほのぼのとして気持ちになりました。

そして巻末の「任務十八年」を読み、最後に涙がぽろっと・・・。

100万回生きたねこ

100万回生きたねこ

こちらは絵本。

そして、右の単行本は正直内容をあまり覚えていないのでもう一度読み返そうと思います。

絵本の方は特に猫好きさんならご存じのかたも多いでしょう。

亡くなって、もう帰ってこなくなったことを少し許せる内容です。

この絵本は猫ちゃんを亡くした人への贈り物に使われることもあるそうです。

この本についてはお客様からも意見が寄せられているので、後ほど皆様の感想をご紹介します。

「逢いたい」という本と歌

「逢いたい」という本があります。

確か、永禄輔さんの作詞で同じタイトルの歌もあった気がします。

ラジオに寄せられた手紙を綴った本で、家族やペットを亡くした人たちの言葉が綴られている本でした。

一つひとつは短い手紙ですが、2,3ページ読むだけでもう涙があふれ、止まりませんでした。

ペットの死についても書いてありました。

愛犬の死後、私はあまり泣けない時期がありました。

悲しさや辛さと言うより、何かの間違いだと自分に言い聞かせるように、愛犬の死を受け入れられていませんでした。

その頃のお話しはこちら

その後家族との仲も悪くなり、イライラしやすくなり、不満ばかり言っていた時期がありました。

そんな時この本に出会い、初めて泣きました。

思いっきり泣きました。

それからまるで自分が変わったみたいに、怒る事も無くなり、なんだか幸せな感じがしばらく続きました。

これが、愛犬の死を受け入れられたということかな?と感じました。

古い本ですので、今は中古しか手に入らないかもしれません。

星になったチロ

昔読んだ本で、「星になったチロ」という本がありました。

読んだのはずいぶん前の事なので内容はうろ覚えですが、天文台職員さんたちに愛されつつ、日常の出来事が綴ってあり、最期は星になっていった白いワンちゃんの話しだったと思います。

私も愛犬がしんでしまった時は何も手に付かずただただ沈んだ生活をしていました。

本の内容では、お星さまになったことよりもそれまでの職員さんとの生活の方を覚えています。ウチの愛犬と同じだと思います。亡くなった時はつらくて何も考えられなかったのですが、今は楽しかった思い出ばかりを思い出しています。

久しぶりに読んでみようと思います。

あいみょんさんの曲

マロ(我が家の猫)と別れたころ、たまたまあいみょんさんの曲をよく聞いていました。

ラジオからも流れるし、テレビCMでもよく聞いていました。

その事もあり、あいみょんの曲を聴くとマロを思い出します。

内容はペットとは関係ないですが、昔の曲を聴くとその頃の自分の置かれた状況を鮮明に思い出しますよね。その現象が自分にとってはあいみょんです。

元気になれた歌

ここからはお客様のお便りをご紹介。

歌に救われ、歌から元気をもらったという人は少なくないでしょう。

歌詞に共感したり、言葉にハッとしたり、曲に癒されたり・・・

お客様からお寄せ頂いたお便りをご紹介します。

いのちの歌の歌詞

先日、愛犬のゴールデンを見送りました。

朝目が覚めると、私の隣で眠るようにじっとしていました。

まだ温かかったです。

もしかすると、体をゆすってやれば少しの時間だけでも息を吹き返したかもしれません。

それくらい穏やかで、静かで、いい表情をしていました。

もう覚悟は出来ていました。

病気でしたが、最期は通院もせず、薬も飲まず、好きなものだけ食べさせて自宅で看取ると決めていました。

そのまましばらく私もじっとしていて、その後のその日の事はあまり覚えていません。

それから数日間、文字通り心に大きな穴があいたような日々を過ごしていました。

あるとき、車のラジオから竹内まりやさんの「いのちの歌」という曲が流れて来ました。

元々私の好きな歌で、今までにも何度も聞いた事のある曲でしたのに、今までとは全く違った形で私の耳に入り、心に届き、歌詞の本当の意味が初めて分かったような気がしました。

車を止め、しばらく運転席で聴き入り、あの子の記憶を辿っていました。

思い当たるシーンがいくつもありました。

愛犬の死は初めてでは無いのですが、この子だけはちょっと特別でした。

出来るならまた会いたいですね。

言葉を超えた贈り物

愛犬のオーダークッションをご注文下さったお客様からのお便りでした。

歌詞のどの部分がよさそうかな、と思って歌詞カードを見返すと、最初から最後まで全て心にじーんと来てしまいました。

あの子への愛が私のプライド

私の思い出の一曲は今井美樹さんのPRIDEです。

15年連れ添った猫を亡くし、何日か経った頃でした。

少しずつ元気になってようやく少し笑うことも出来るようになりかけた頃、静かな曲をよく聴いていました。

その中の一曲なのですが、たまたま出勤している途中にその歌が頭に浮かび、

「だけど今は、あなたへの愛こそが、私のプライド」

と言う部分で、

「そうだ、まさにそれだ」

とハッとしました。

ウチの子は雪(ゆき)という、真っ白な長毛の猫でした。

大人しくて賢くて、ちょっと抜けていて、私は犬も好きなのですが雪はまるで犬のような猫でした。

そんな雪を亡くし、私は生きる目的を失ったように何をしても物足りなさを感じていました。

笑うことも出来るし遊びに行く事も出来ていましたが、何をしても、どんな楽しい事をしても雪はもういない。

心のどこかで、何の為に生きているんだろうって感じていました。

そんな時、「あなたへの愛こそが、私のプライド」

という言葉が頭に浮かび、まさに雪への愛を胸にしまって生きていけば良いんだと気付いた瞬間でした。

それまで片してあった雪の写真や遺品も、今は部屋に飾っています。

猫ちゃんの思い出グッズはこちら

ひざ掛けハーフ

これは、猫ちゃんのひざ掛けハーフをご注文下さった方からのお便りです。

猫ちゃんが亡くなったばかりの頃は、思い出の物を見えないように仕舞い込むほど辛かったそうです。

しかしこの曲をきっかけに少しずつ元気を取り戻し、オーダーグッズを作るほどに元気になられたそうで、様々なものを揃えているそうです。

猫ちゃんを愛する気持ちにプライドを持てるようになったのでしょうね。

これからも頑張ってほしいと思います☆

100万回生きたねこ

この本には複数のコメントを頂いています。

30代男性

おそらく自分以外にも、読んだことあるという人は多いのではないでしょうか。

100万回生きたねこという本です。

子供の為に買ってきた絵本でしたが、読んでいる途中から自分が泣いてしまいました。

子供は何度も読んでといって持ってきますが、やはりその都度泣いてしまいます。

良いお話しです。

30代女性

飼っていた猫が亡くなった時、友人がプレゼントしてくれました。

優しい人なので安心して読み始めると、意外な展開で最後一緒に泣いた後は何とも言えない余韻が残り、優しい気持ちになれた気がしました。

うちの子も、もう生まれ変わらないで欲しいと、ちょっと思ったりもして、お別れが何となく、こういう言い方も変ですが、ちょっと嬉しくなりました。

こんな気持ちにさせてくれてありがとう。

猫にも、友達にも、絵本の作者さんにもお礼を言いたいです。

参考記事:死がペットにとって幸せになるという考え方もある

ペットロス体験談に戻る

トップページに戻る

相談