私は今はペットロスの苦しい時期を乗り越え、犬猫達との思い出に包まれながら幸せに暮らしています。
今ではお客様のペットロス相談に乗りつつメモリアルグッズを作っていますので、自分が苦しんでいた時の様子を思いだすことも多いです。
そこで今回は、当時の様子を思い返し、次のような段階を経ていたことを思い出しました。
第一段階:
寂しくて辛い時期(別れの直後数日間)
第二段階:
この辛さから抜け出したいと頑張る時期(別れの数週間後)
第三段階:
私が元気になったら、私はあの子を忘れてしまいそうという新たな不安(数か月後)
私は大切な相棒の猫を病気で亡くしました。仕事は出来ていましたがそれでも1か月くらいは辛く、家では急に泣いたりしていました。
と言う焦りがありました。
しかし、その反面、
という不安がありました。
それなら今の寂しさのままのずっといた方が良いのか?と思ったほどです。
皆さんは、ペットロスを抜けた時の理想的な状態を想像できますか?
その理想的な状態がイメージ出来たら、ペットロスを良い気持ちで抜けられそうな気がするので、ここに綴ってみます。
ペットロスを抜けた時の理想的な状態を想像してみよう
こちらは我が家のマロです。
私は今、マロ(猫)を天国に見送り1年が経った状態です。
ペットロスもほぼ克服でき、毎日元気に過ごし、そしてマロのことも毎日大事に思っています。
毎日、写真立ての中の猫を見ては楽しかった日々を思い出します。
たまに寂しくなりますが、そんな時はマロが近くまで遊びに来ていると思うようにしています。
今のように、ペットの事を笑って話せるようになったり、写真を見ても辛くならなくなったり、寂しくてもすぐに元気になったりする状態が私にとっても理想的な状態です。
そして忘れてはいけないのが、彼(猫)に対する感謝です。
完全に忘れてしまう事は無いですし、そうなったらちょっと寂しいのでそれは理想的ではないですよね。
完全に忘れて元気になるのはちょっと嫌だと思う人は、心配しなくても大丈夫だと思います。
そういう気持ちこそが、忘れる事はない証だと思います。
寂しさと辛さは分けて考えよう
ペットとの別れは辛く、寂しいです。
その両方が心に残っているうちはペットロスが続いていると思います。
辛さが残るうちはまだ立ち直りには早い状態だと思いますので、無理をせずにゆっくり過ごすのが良いと思います。
私は今、猫がいない事はとても寂しいです。
でも、もう辛さはありません。
会いたい気持ちは強いですが、会えない苦しさはありません。
笑う事もできますし、家事や仕事を頑張ったり楽しんだりする事もできます。
これは私にとって、理想的なペットロス克服の状態になりました。
私のように、寂しいという気持ちは心に残っていても辛さが薄れていけば立ち直ることが出来ると思います。
いつまでも泣いていて苦しいという人は、天国のペット達との理想的な関係をイメージしてみませんか?
天国のペットとの理想的な関係
天国のペットとの理想的な関係を想像してみましょう。
例えば次のような状態があると思います。
- お墓参りに行き、最近あった出来事を話せる。
- 家族や友人と、ペットについて楽しく語り合う事が出来る。
- 毎日写真に話しかけて、元気を貰う。
- スマホの中のペットの写真を見て、辛い時に背中を押してもらう。
このように、
『こんな関係になりたいな。』
『こんな気持ちで生活できたらいいな。』
という、ペットとの関係を想像してみると、それに向かって気持ちが前向きになれるかもしれません。
ちょっとまだ無理かな。と思ったら、頑張るのはまだ早いと思います。まだゆっくり過ごしても良いと思います。
皆さんが天国のペットを大切に思えるように、そして彼らに感謝できる日が来るよう願っています。