職場の同僚、泣ける誕生日プレゼント

私の憧れの先輩、仕事は厳しく私たちの面倒見も良いキャリアウーマン。今年の私の誕生日にサプライズで先輩から貰ったプレゼントは格別でした!

誕生日プレゼント物語りはじまり、はじまり・・・

ファンデルワン

ペットの写真で作るオリジナルプレゼント

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私の会社には誕生日休暇という物がある。

前の会社には無かったので最初は『なんて良い会社なんだ』と思ったけど、実際に働いてみるとそんなに悠長に休める訳も無く、休んだ分は翌日にはやり残した仕事としてしっかりと代償が返ってくる。

私の上司、キャリアウーマン。彼女も休暇は取らない(取れない)が、社内のやり手営業マンの中にはちゃんと休暇を取っている人もいるらしいという噂をたまに聞く。

どうやらその中には2パターンのタイプがあって、一つ目のタイプはしっかり休み、仕事と無関係の事をする。ハイキングに行ったり釣りに行ったり、バイクでツーリングに行ったり・・・。

『あの大人しい人がバイクに乗るの?』という驚きの発見をすることもある。

もうひとつのタイプは、何のと、お客様と交流しているらしい。

こちらもお客様のご趣味に合わせて行動するらしいが、お客様がゴルフ好きだったらゴルフに行き、野鳥愛好家なら一緒に山に野鳥観察に行くという。

全く、尊敬せざるを得ない。

 

さて、私の部署はというと誰一人休暇を取らない(取れない)と言うこともあり、私ももちろん休暇を取ったことは無い。

それどころか、今年の誕生日は本当に気がめいってしまった。

 

私の責任で取引先様にご迷惑をおかけしてしまったのだ。

 

打合せで私は『その日』までに原稿の草案を練っていけば良いと思っていた。

それを元に今後の話を進めると思っていたのだけれど、どうやら『その日』までにほぼ完成に近いものにしておおかなければならなかったらしい。

私の勘違い。早とちり。言い訳さえ出来ない。

状況を先輩に報告。

私が責任とって全部仕上げるつもりで連日の残業。

周りの皆も忙しく、多少は手伝ってくれるもののそれでも手は足りない。

帰宅後は書類の整理。

この一週間、まともに寝てない気がする。

 

『その日』 が私の誕生日であることもすっかり忘れていた。

 

目の下に作ったクマも化粧で隠し、何とか『その日』を迎えた。

取引先様との打ち合わせには先輩も同席してくれた。

自分で頑張って説明するも不備な点は隠せなかったが先輩が少しずつ少しずつフォローをしてくれた。

 

全てをフォローしないところが先輩の厳しさであり、優しさだと感じている。

 

打ち合わせは何とか終了。

先方様へのご迷惑も最小限に抑えられ、何とか今回のプランを継続できそうだ。

 

会社への帰り道、ビルの合い間から夕日が見えた。

さて、帰って一仕事!と思っていたら・・・

 

『さーて、今から飲み行くぞ!』

 

その声は先輩だった。

『え!?』

『いいからいいから、あなたは頑張った。今日は今からのみに行く!』

『だって、まだこんな時間・・・』

 

夕方5時を少し回っただけの、会社の皆さんは当然まだ職場だし・・・

 

お店に着くと、何と部署のメンバーが待っていてくれて・・・

『待ってたよ・・・、頑張ったね・・・、お誕生日おめでとう』

 

皆、いっせいにしゃべりだすものだからビックリしちゃって、、、何がなんだか、、、そもそもどうして私の誕生日を知ってるんだか。。。

 

何はともあれ、こんなサプライズは今まで初めてで、嬉しいを通り越して何がどうなってんだか理解する事も出来ず・・・、とにかく嬉しかった。

 

これがその時みんなから貰った誕生日プレゼント。

ダックスグッズ

クッションに描かれているのは我が家の愛犬、ルイとプリン。

写真は私のパソコンの壁紙。

そういえば、手伝ってもらってた時、同僚の美香ちゃんにパソコン使ってもらったっけ。。。

その時に・・・。

 

『先輩、でも、どうして私の誕生日が分かったんですか?』

『あなたが入社する時、私も面接官として立ち会ってたでしょ。

あの時、この子部下になるかもって思ってね、何となく履歴書に書かれた誕生日覚えてたのよ。』

 

私はこの職場にちゃんと恩返ししなくっちゃ☆

 

 

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この物語りは少しの事実と多くのフィクションで校正された物語りです。

登場する人物名は架空のものですが、愛犬オリジナルクッションは本物です☆

 

ペットの写真で作るオリジナルクッション。

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