こんにちは、ファンデルワンの三浅です。
愛猫のマロが天国に旅立ち、3年が過ぎました。
3年も経っているのに、この頃、完全に気持ちが落ち、寂しさが押し寄せてきています。
こうやって何かを書いていると気持ちも落ち着きますが、また時間が経つと不安や寂しさに襲われてしまいます。
今日は、その原因を別角度(ペットロス以外の視点)から見る努力をしてみます。
不安の本当の原因は?
私も皆さんと同じように、ペットへの愛情が深かったのではないでしょうか。
だから今寂しい思いをしているのだと思います。
特にマロは私にとって尊敬していた兄貴みたいな存在だったので、彼がいなくなってから時々こうして不安に襲われています。
ペットを亡くした後に襲ってくる不安には、実はペットロス以外に原因があることもあります。
しかしペットが亡くなったタイミングと重なることで、ペットロスが原因だと思い込む人も多いでしょう。
そこで不安の原因が他にないか、考えてみました。
するとたくさんあるのです。
この仕事(ペットメモリアルグッズ作成)は、仕事として将来もやっていけるだろうか。
高齢の両親はいつまで元気でいてくれるだろうか。
自分の年齢と体の健康状態についての漠然とした不安等です。
ふと気づけばそんなことに悩み、そして、
「あぁ、マロがいてくれたなら」
と思ってしまうのです。
そんな自分の思考回路に気が付き、こう考えるようにしました。
むしろ、マロはいつでも私の心の中にいて、彼を思い出すたび、マロは私を応援してくれている。
そんな風に思う事にしたのです。
でも、自分の頭の中だけでは整理できないので、こうやって文章にしています。
皆さんも何か書いてみて下さい。
日記帳でも良いし、SNSで非公開投稿でも良いと思います。
何か書くと、少しだけ精神的に落ち着きます。
考えても仕方のない事は、考えない。
齋藤孝さんの本でこんな言葉を読んだことがあります。
抜粋ではなく、確かこんな内容だったという記憶です。
考えても仕方のない事を考え続けると、悪い方向にばかり進んでしまう。そういう時は考えるのをやめて、別の方法を考える。
確かこんな感じの内容でした。
親の事や将来の事は悩んでもどうにかなる事ではないです。
それを考え続けて、それをペットロスのせいだと結び付けて、自分で自分を苦しめているのかもしれません。
お客様の悩み
作品作りの時に、私はお客様からペットロスの悩みを聞いています。
(それに引き込まれて私もマロを思い出すことが多いです)
皆さんのお話を聞いていると、やはりペットロス以外の悩みを抱えている人もいます。
親の介護中であったり、人間関係で悩んでいたりしています。
そのような話も聞いているわけですが、私に対して言葉にすることで、お客様が落ち着いていくのが分かります。
私が話を聞く事がお役に立てるならばと思い、私はお客様との対話に時間を作るようにしています。
不安が一瞬で無くなる方法
不安が一瞬で無くなる方法があります。
それは人によって異なるようです。
私の場合、好きな人に会ったり、友達に会ったり、
楽しい事をしたり、将来に目標が出来たり、
そんな時に不安から飛び出し、次に進もうという元気が湧いてきます。
後日、また不安の中に戻ってしまいますが、それを繰り返しています。
不安は自分の勘違いだと思うようにしています。
「誤解している」みたいなものです。
私が親の将来を心配していても、本人(親)は元気で楽しんでいるかもしれません。
私が仕事の将来を心配をしていても、スタッフたちは仕事に誇りを持って生き生きと作品作りをしてくれています。
将来がどうなるかは今の自分の努力次第という考えもありますが、私は「運」が大きな要素を握っていると思います。
運も自分で引き寄せる事が出来るのだそう。
幸運がやってきますように。
その幸運を運んでくれるのがもしかしたらマロかもしれないと思って、今日も頑張ります。
幸運のマロ
幸せへの一歩
この頃は次のように考えています。
『今の苦労は、この後やってくる幸せへの道のりである。この道を進んだ先に、幸せが待っている。』
今でも十分幸せではあるのですが、苦労したり不安になったりを繰り返しています。
そんな不安を感じないで済む幸せな時間へ向かって、私たちは歩いています。
ペットを亡くしたことで心のバランスが崩れるのはごく自然な事です。
その自然な流れに抗うのはやめて、幸せへの道のりから外れないように自分の立ち位置を確かめつつ生活していきましょう。
そんなことを考えながら、今日も糸を編んで、お客様の思い出の作品を作っています。
皆様のペットのお写真でも作成を受け賜わっています。