ペットロス,ペットの死後、次の子を飼うまでの期間、タイミング、迎える前の注意点

ファンデルワンに寄せられるお悩み相談。

今回のテーマは

『ペットを亡くした後、次のペットを飼うまでの期間について』

です。

皆さん色々な意見があると思います。

ちょっと早すぎない?

と思う人もいるでしょう。

また、

寂しいという理由ですぐに別の子を飼うのは良くないと思う

という意見もあります。

私たちはそんな相談を受けながら、ペットのメモリアルグッズを作っています。

作業風景

中でも難しい相談は、家族で意見が分かれる時の対応です。

自分は飼いたいのに、家族に反対されている人。

逆に自分はまだ辛いのに、家族が新しいペットを飼い始めてしまったという人もいます。

そんな時、メモリアルグッズは家族の心の橋渡しをしてくれる事もあるのです。

(詳しくは後ほど)

そして、最初は不安でも新しい子を受け入れたことで

ペットロスから立ち直れた

という人がいたり、

また、

幸せなペットが増える

のも事実。

そこでお客様や専門家に

  • どのくらい期間を開けて飼っているか
  • 次のペットを飼い始めたきっかけ

等について聞いてみました。

これらをふまえて、私が作品作りをしながら考えている事をお話しさせて頂きます。

作成シーン

糸で描くニットのメモリアルグッズ。

作成の時にはペットロスの相談も受けています。

目次

次のペットを飼うまでの期間

私たちはペットのメモリアルグッズを作っていますので、お客様とペットロスの話をする機会も多いです。

そこで新しくペットを飼い始めるまでの皆様のお気持ちをお伺いする機会もあります。

先に結論から申し上げると、次のペットを受け入れられるようになるまでの期間は、人によって違うようです。

適正な期間は人によって変わる

日が浅い時はまだ早すぎるとか、不謹慎だという意見があります。そんな意見を聞いて受け入れを躊躇ってしまうこともあります。

しかし、それらは個人の価値観の違いであって、あまり気にしなくて良い事だと思うようになってきました。

1週間後は早い?

それでは1年後なら良いの?

人によって基準は違うのです。

命を粗末に扱ったり、ただ身代わりが欲しいだけだったりするのはいけませんが、次の子もちゃんと愛してあげられるなら日数は問題ないと思います。

ペットの死後、すぐに受け入れる人

お客様の中には、ペットを亡くしてすぐにご注文される方も多いですが、ご注文時には既に新しい子を飼っているという人も少なくありません。

ご注文の時には皆さんが落ち込んでいてるご様子ですが、お届け後は

「新しく飼い始めた子に引っかかれないように気を付けたい」

と言われます。

1カ月も経たないうちに受け入れている人もいます。

ペットを亡くした辛さは残るけど、同時に新しい子に癒されるから頑張れると言われます。

その気持ちの中で、ご注文されるようです。

(レビューより)
ウチの子が帰って来たようです。早速抱きしめて話しかけています。
最近飼い始めた子に引っかかれないよう、届かないところに飾りたいです
ペットオリジナルクッション
ご注文商品:クッション

Oさま
(新しく猫を飼い始めたお客様)
まだまだクッションを抱きしめて亡きあの仔のあたたかさに包まれる時間を大切にしています。でもやはり、家の中に猫の気配がすることは、いいですね。
クッション
ご注文商品:クッション

その他にもご注文時に泣きながら思い出話をされていたのに、商品お届けの時には既に次の子を飼っているという人はとても多いです☆

動物大好きな家庭に来て、新しく入って来た子たちもきっと幸せに暮らしていると思います。

ご縁があった時に飼い始める

ご注文時にはとても落ち込んでいたお客様から、後日連絡を頂く事があります。

「あの時はお世話になりました。ご縁あって新しい子を飼い始めました」

という内容です。

このようなご連絡を頂くと

「元気になったのですね」

と思い、私も嬉しくなります。

その期間は様々でが、概ね1年以内に飼い始めているようです。

私も猫を見送った時は2~3カ月くらい経つと気持ちも元気になってきました。

そんなタイミングで良い出会いがあると前向きになれるのかもしれませんね。

家族で意見が合わない事もある

お客様からこのような相談を受ける事があります。

「家族が次の子を飼い始めたけれど、自分はまだ受け入れられない」

このような状況は少し辛いかもしれません。

新しい命を迎える時は家族皆さんがちゃんと話し合い、全員の気持ちが一致した時に飼い始めるのが良いようです。

お客様からはこのような意見が届いています。

Aさまより
愛犬が亡くなり、最初は家族みんなが寂しい思いをしていました。でも1カ月も経たないうちに娘が同じ犬種のよく似た子を買ってきて、家族で私だけが受け入れる事が出来ずにいました。そんな時、夫が〇〇ちゃん(亡くなった犬)のクッションを作ってプレゼントしてくれたのです。それを見て家族みんなが「○○ちゃんだ。○○ちゃん帰って来た」と言ってくれて、○○ちゃんの事を家族もまだ大事に思っているのが分かりました。それを教えてくれたクッションでもあります。
my dog cat cushion
ご注文商品:ニットのクッション

次の子を受け入れるきっかけ

それでは次は、当店で作るクッションが新しくペットを受け入れるきっかけになったという皆様をご紹介します。

お客様のリアルな声をご覧ください。

Aさま
愛犬が亡くなり、最初は家族みんなが寂しい思いをしていました。でも1カ月も経たないうちに娘がよく似た子を買ってきて、家族で私だけが受け入れる事が出来ずにいました。そんな時、夫が見かねてフゥ(亡くなった犬)のクッションを作ってプレゼントしてくれたのです。それを見て家族みんなが「フゥだ。フゥが帰って来た」と言ってくれて、フゥちゃんの事を家族もまだ大事に思っているのが分かりました。私が誤解していただけ。それを教えてくれたクッションでもあります。
ペット写真クッション
ご注文商品:ニットのクッション

特に家族で意見が分かれる場合はしっかりと話し合ってから次の子を受け入れるかどうか決めた方が良いでしょう。詳細は後ほど・・・。

Bさま
お久しぶりです。その節はお世話になりました。色々相談に乗って下さり感謝しています。クッションを作って頂いてから半年くらい後、会社の敷地内で子猫が鳴いていて、保護することになりました。見た目はユキとよく似ていますが性格はおてんばです(笑)もう猫を飼う事は無いと思っていたのに…。ユキと比べてしまう辛さもありますが、でもこの子に癒されている自分がいます。
ペット写真クッション
ご注文商品:ニットのクッション

このお客様はご注文時にはとても辛そうで、この子以外の猫は考えられないとおっしゃっていました。でもこのようなご報告を聞けて私も嬉しいです。ペットを亡くした辛さと同時に、新しい子に癒されているのも事実。詳しくはページ下方で・・・。

 

新しいペットを受け入れて良かったこと

お客様からお聞きしたお話をご紹介します。

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新しいペットを飼う事で、亡くなったペットと向き合える

まずは私自身のお話をします。

私は2007年に愛犬を亡くし、もうペットを飼うことは無いと思っていました。しかし7年後の2014年にご縁あって、猫の里親になりました。

その後、私の気持ちに変化が起きました。

それは、亡くなった愛犬の事を思い出すようになったのです。

あとで気付いたのですが、2007年に亡くなった愛犬ムックによく似た子でした。

動物保護施設の猫

左が以前飼っていたムック、右が今飼っているソラです。

光の加減で色が違って見えますが、両方とも真っ黒の毛で、耳の毛にソバージュが掛かったようなカールがあります。

エサやトイレの世話をしていると、ムックが小さかったころを思い出します。

ムックと似た行動をとったりしているのを見る事もあります。

決して悲しくはならず、楽しかった思い出として向き合えています。

ふたりを比べるのではなく、それぞれの良さを感じて毎日楽しんでいます。

このように新しいペットを飼い始めることで、亡くなったペットとの絆が深くなったと感じる人は他にもいます。

寂しさが紛らわされる

お客様からよく言われる言葉ですが、やはり他の子がいると寂しさが紛らわされるようです。

ご飯やトイレの世話、ワンちゃんなら散歩をしなければいけませんので、泣いてばかりもいられません。

そしてペット達と遊んでいる時間はとても癒されます。

寂しさは当然残りますが、1人でいるより何倍も心強いそうです。

心の傷を癒してくれる

お客様kさまより。

私にとって猫はいつでも辛い気持ちを癒してくれます。

それはペットロスの辛さも同じで、新しい子がいてくれると心の支えになります。

亡くなった子の面影を見ることもありますが、新しい子はその子なりの魅力で私と接してくれて、新しい生活が始まっています。亡くなった子の事は今でも辛いですが、今私は幸せです。

良かったという人の意見

ペットが亡くなった後、新しいペットを受け入れてよかったという人は、やはり新しい子にとても支えられ、癒されているようです。

新しい生活が始まり、次の一歩を踏み出す事が出来たのでしょう。

でも同時に辛さが消えているわけでは無いようです。ただ、辛くても幸せに生きていけるようです。

愛犬オリジナルグッズ

当店の紹介:ペットのメモリアルグッズ

先代の子と、今の子を隣同士に並ばせて作るお客様もいらっしゃいます。

新しいペットを受け入れたけど、まだ辛いという意見

新しい子と天国のペットを比べてしまう

お客様とお電話で話していたときの事です。

何度かクッションを作らせて頂いた猫ちゃんが亡くなり、ペットロスになったそうです。

数ヵ月後、ご縁があって猫ちゃんを新しく受け入れることになったそうですが、新しい子を飼っても、ペットロスは続くそうです。

特に、先代の子と比べてしまう瞬間があるらしく、その都度目の前の子に申し訳なくて自己嫌悪になるそうです。しかし、

でも、今の子に助けられるのも事実です。」

とも仰っていました。

次の子を受け入れたいと考えている方は、ペットロスの辛さから逃れる為だけで飼うのは控えた方が良いかもしれません。ちゃんと新しい子と向き合って、その子を愛し、一緒に暮らしたいと思ったときに迎えるのが良いようです。

次のペットを飼う人と、飼えない人の違いは

次のペットをすぐに受け入れられる人と、そうで無い人は何が違うのでしょうか。

それには過去の経験が理由になっているような気がします。

ペットの介護で辛い経験をされた方は、もう飼えないと言う人が多いようです。

別のある人は、やはりペットに癒される喜びや幸せをまた感じたいと、受け入れを決める人もいます。

新しいペットを飼ったら、亡くなった子を忘れた事になるの?

亡くなった子が妬くから、亡くなった子がかわいそうだから。

そんな理由で迷っている人もいらっしゃいます。

でも安心して下さい。

飼い主さんが亡くなった子の事を忘れてしまったなんて聞いた事ないでしょう。

たまに忘れてしまったと誤解される事はありますが、飼い主はペットの事を一生覚えていて、別れの辛さも心に仕舞っているのです。

亡くなった子は嫉妬もしないし、ちっともかわいそうではありませんので安心して下さい。

一緒に過ごせた感謝の方が何倍も大きいはず。

お客様の相談を聞いていると、そう感じます。

この人たちのペットは本当に幸せだなと感じます。

あの子以外に考えられない

このような相談もあります。

「亡くなった○○ちゃん以外は考えられない。でも次の子を飼えば元気になれるでしょうか?」

これはとても難しい相談です。

同じ状況でも人によって違うでしょうし、実際に飼ってみないと分からないと思います。

でも気を付けて欲しいことがあります。

命は身代わりではないという事です。

新しい命は別の個性を持っていますのでその点は知っていてあげて下さい。

参考記事

ペットの死後、次のペットを受け入れる時の注意点

ペットの身代わりを求める人と、うちの子は唯一無二の存在と感じる人

ペットロス/次のペットを飼えば元気になれますか?という質問と私の気持ち

人それぞれ、色々な考え方がある

皆さんが色々な考え方を持って暮らしています。

ペットショップに努めている人や動物病院の先生で、飼っている犬や猫が死んだらすぐに次を飼い始める人もいます。その人たちは自分が受け入れ出来る限界を知っていて、余裕が出来たら1匹でも多く保護し、世話をしています。

その人たちはこういいます。

「経済的理由や家庭環境の面で飼う事が出来るなら、是非飼ってあげてください。そしてペット達を幸せにしてあげると同時に、あなた自身も幸せになってください。」

飼いたければ飼えば良いし、まだ無理だと感じるなら今はやめておけばいい。

人それぞれ、色々な考えで良いでしょう。そしてみんながお互いの考えを尊重し合えるといいですね。

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ペットロス/次の子を飼い始めたきっかけ

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虹の橋へ見送った後、次のペットを飼うまでの期間について。

ペットロス相談

作者紹介

三浅俊幸

ニット作家:三浅俊幸

我が家のの思い出に愛犬愛猫の写真で作品を作っていると「作って欲しい」という声があり、それが口コミで広がり、今のお仕事に繋がっています。皆様とペットのお話しをしながら作品作りをしています。

ペットオリジナルクッション

作成シーン

ペットロスの相談に乗りながら糸を編んで作ってます。