皆さんこんにちは、ファンデルワンの三浅です。
糸を編み、ペットのオーダーグッズを作っています。
ペットロスから立ち直るための方法として、次のペットを飼うと良いという話を聞きます。
私たちも作品作りを通して、同じような質問を良くいただきます。
永くペットロスが続いています。新しくペットを飼うと元気になれるのでしょうか?
このような質問を頂くのですが、私たちはカウンセラーや心理学の専門家ではないですのでその答えは分かりません。
しかし同様の質問が多いです。
私は、その答えは人によって異なるし、飼ってみなければ分からないと思います。
ペットの性格にもよるし、
自分との相性もあるし、
懐くかどうかも分からないし、
しかし、こういう考え方もあります。
「運命の出会いは、ある日突然訪れるのではなく、長い時間をかけて運命の相手になっていく」
これは私の好きな言葉です。
我が家のマロはそんな感じでした。
運命の出会い
我が家のマロです。
最初はあまり懐かず、この子の受け入れは正しかったのだろうかと心配になった時期もありました。
キジトラは警戒心が強く、最初はあまり近づいてくれなかったようです。
先住猫のソラとは施設では仲良しだったのですが、半年離れていた為にお互いに忘れてしまい、よくケンカしていました。
この子を受け入れても良かったのだろうかと思った時期もありましたが、数カ月後にはとても尊敬できる部分が見えて来て、自分にとって最愛の存在になりました。
時間をかけて徐々に近づき、気が付いたらこの子との出会いは「運命の出会い」になっていたと感じています。
受入は自分だけのためじゃない
受入は焦らず、よく考えて欲しいと思います。
出来れば専門家の助言もあった方が良いと思います。
販売をしているペットショップではなく、動物病院や保護施設の方に相談されるのが良いと思います。
自分の気持ちを落ち着かせるためのペットではなく、その子の一生を預かるということを忘れないで欲しいです。
そして、亡くなった子の「身代わりではない」という事も大事です。
新しく受け入れる子は先代のペットの事を知りませんし、関係もありません。
その子自身の個性を持っています。
新しい命として受け入れてあげて下さい。
やっぱりペットのいる暮らしは良い
お客様が良く言われる言葉です。
「亡くなった子の事は今でも寂しい。でも、やっぱりペットがいる暮らしは良いですね。」
クッションをお届けする頃には、新しくペットを飼っている人も沢山います。
その人たちは新しい子の事を嬉しそうに話して下さいます。
亡くなったペットと比べるのは良くないと言いましたが、この人たちは上手に比較して違いを楽しんでいるようです。
亡くなった子に似て○○です。
亡くなった子より良く食べます。
亡くなった子と似ていますが性格はまるで別人・・・等
それらを上手に受入らえる人は、新しい子も愛せているようです。
つくづく感じるのですが、この言葉に集約されると思います。
「亡くなった子の事は今でも辛い。でも新しい子に癒される自分がいる。」
色んな経験をし、新しい命と共に、新しい生活が始まるのですね。
また、ペットを飼わないという選択も良いと思います。
私は今の猫がいなくなったら、しばらくは飼えないかなと思っています。
ファンデルワンは皆さんとペット達がお互いに幸せになれるのを願っています。
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