ペットの似顔絵

編物アート

こちらは似顔絵ならぬ、似顔編み物。

写真で作るペットオリジナルグッズです。

詳細はこちら

皆さんこんにちは、ファンデルワンへようこそ。

お客様からのお便りをご紹介させて頂きます。

「愛犬を亡くし、思い出に似顔絵を描いてくれるところを探していました。偶然こちらのお店を見つけ、この編物で出来たお品も良いと思い、ご連絡させて頂きました。」

との事。

また、私の友人で画家がいまして時々肖像画や似顔絵を描くこともあるそうですが、ペットの絵を描いて欲しいという依頼も多いそうです。

その大半が亡くなったわんちゃんや猫ちゃん達。

飼い主さまにとっては写真以外でも何かの形で飾ってあげたいのでしょう。

私は趣味で絵を描きますので、時々天国の愛犬の絵も描いています。こちらが鉛筆画の愛犬むっく。

ペットの似顔絵

素人ですが趣味の範囲で描いています。

以前飼っていた愛犬の絵を描く時は色々な思い出を思い出しながら書くのが楽しいのです。時々誰かに描いて欲しいと言われて描いて差し上げることもありますが、やはりプロではないのでよほど仲の良い人にお願いをされたときしか描きません。

ペットの絵で作るオリジナルグッズ

ペットのオリジナルグッズを扱うショップが増えて来ましたね。私も同じ仕事をしていますのでとても刺激になります。

その中には写真そのものを印刷するお店と、似顔絵を描いてくれるお店の2パターンに別れますが、当店では写真そっくりの編み込み模様の商品ですのでどちらにも当てはまりません。

写真でもなく、似顔絵でもなく、リアルな絵であることが好評の理由かもしれませんね。

似顔絵の遺影として

ペットのオリジナルボード

似顔絵のご要望として一番はオリジナルボートのご注文が多いです。リビングはもちろん、遺影として祭壇に飾りペットの法事の際にはお寺や教会などに持参されるそうです。お写真とも違って温かみがありますし、部屋に飾っていてもインテリアとして存在感があると言って頂いています。

ペットの似顔絵屋さん

実はプロの絵描きさんに何度か似顔絵を描いてもらったこともあります。書き手によって絵の特徴が出てきますので本物のようではなく、特徴を少し大げさに表現して漫画のような書き方をされる方が多いように思います。

私はリアルな絵が好きなのですが、リアルに書いてくれる人は案外少なく自分で描いた絵が一番気に入っているという現象が起きています(笑)ちなみに自画像は描きません。

私が経験したペットの似顔絵やさんのお話を致します。

かわいくメルヘンチックに犬を描くデザイナーさん

リアルな絵を好む私ですが、知り合いのイラストレーターさんにムックの似顔絵を描いてもらったことがあります。とてもかわいく描く絵描きさんだったので期待していたのですが、なんとあの黒くて大きくてモサモサのムックがまるでメルヘンの世界のマスコットのようにかわいく描かれているではありませんか(笑)書く人によってこんなにも変わるのかと思って嬉しいような、ちょっと違うような、でもほほえましかったです。

誰を描いてもおなじみ見える

イラストレーターと言っていても、誰を描いても同じ絵に見えてしまう人っていますよね。それはそれでデザイナーの世界観でしょうが、やはりウチの犬の特徴は出して欲しかった。色が違うだけだったり、毛が長いか短いかの違いだけだったりして、顔の形や表情等がほかの絵とあまり変わらない。うーん、ちょっと寂しかったな。

絵描きさんとの対話

絵描きさんとの対話はとても重要だと思った経験です。似顔絵を描いてもらっている時に心無いことを言われたことがあります。描いてくれた人は冗談のつもりで言ったのでしょう。もしかしたら客である私と近づきたくて言ったのかもしれません。一応お金を払ってその場を立ち去りましたが、とても悲しい思いをしました。

私も今はお客様のお写真をお預かりしてそっくりの絵を描き、商品をお届けしています。お客様の心を害する事の無いようにメールの対応などには気をつけて参ります。

メッセージを添えて、気持ちに優しく触れてくれた人

先ほどの話しとは反対に、とても気持ちよく接してくれた人もいます。お話を親身になって聞いてくれて、それに合った言葉を添えてくれた人。本当は寂しいんだ、本当は泣きたいんだ、そんな自分の心の言葉を代弁してくれて、絵の中にそっとひと言添えてくれる。そんな似顔絵はいつまでも部屋に飾っておきたいですね。

ペットの似顔絵が持つ役割

絵は言葉に似ていて、見ている人に色々なメッセージを与えてくれます。飼い主さんにとっては大切な思い出でもありますし、初めて絵を見る人にとっては綺麗だとかかわいいと言うメッセージを送ってくれるかもしれません。お部屋の雰囲気に合っているかどうか、額縁の色はどうしようかなど考えるのも楽しいものです。

そしてその思い出はいつか日常の中に溶け込み、絵があるのが当たり前の日々がやってきます。その時に本当に別れを受け入れられるのかもしれませんし、その時本当に永遠の絆で結ばれるのかもしれません。

似顔絵を求めて当店へ来てくださるお客様は年々増え、亡くなった愛犬や猫ちゃんの思い出のグッズとしてお部屋に飾って下さっているそうです。皆さんの気持ちを大切にして、これからも作品作りに励んで参ります。

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