当店ではペット関連のグッズを作成していますので、ペットを亡くされたお客様もいらっしゃいます。
皆様がどのようにしてペットロスの辛さを乗り越えているか、本日はその一例としてペット関連の仕事やボランティアについてご紹介します。
ペット関連のボランティアをする
ペットに触れ合うボランティアがあるのをご存知でしょうか。
ペットに触れ合っているだけでペットロスの苦しみから解放される事は多いと思います。
しかしペットが亡くなってしまった今、簡単に触れ合う事は出来ません。そんな時のひとつの手段として、ペット関連のボランティアをお勧めします。
私は愛犬を亡くして10年余り経ったある日、ご縁あって猫を飼い始めました。
そのきっかけはペットの保護施設を訪問した事でした。
そこでは保健所から犬や猫を可能な限り引取り、ドクターチェックと治療をした後に里親譲渡を行っているのですが、その施設で餌やトイレなど犬猫の世話をしているボランティアの人がたくさんいました。私も少しばかりのお手伝いをさせて頂きましたが、ペットに関する仕事に携わっていると犬猫たちと触れ合う事も多くなりからとても癒されました。
そしてその活動がこの犬猫たちの為になっていると考えるとそれも嬉しい事でした。
動物達に触れ合うことはこんなにも癒されることなんだと改めて感じた瞬間んでした。
私は愛犬を亡くした時にもう二度とペットは飼えないと思っていたのですが、犬や猫との関係を避ければ避けるほど、自分を苦しめていたのかもしれません。
ペットに触れ合う機会がもしあれば、積極的に参加してみて下さい。
ボランティアをお勧めする理由
もちろん仕事としてペットに携わる事が出来れば良いと思いますが、簡単に転職出来るわけではありません。
そこで、まずはボランティアやアルバイト等から始めてみてはいかがでしょうか。
特にボランティアをお勧めするのは理由があり、まるで自分が飼っているペットの世話をしているような気持ちになるのです。
仕事やアルバイトとしてお金を貰っていると、それは”仕事”になり、仕事だからやっていると言う気持ちになる瞬間がありますが、ボランティアは無償の愛で行う事になりますので、我が子の世話をしているような癒しを感じる事が出来ます。
おそらく全国各地に動物保護施設があると思いますし、ボランティアを募集している施設も多いと思います。実際に活動をするかどうかは別としても、一度施設を訪ねてみてはいかがでしょうか。ふれあいイベントなどをしているかも知れませんので調べてみて下さい。
ペットを飼えなくてもペットと触れ合う事が出来る
ペット関連のボランティアをお勧めするもうひとつの理由が、今ペットを飼えない人でも犬や猫と触れ合う機会を持てるという事です。
愛犬や愛猫との別れが辛く次の子を飼う事が出来ないと言う人も多いでしょう。また、様々な事情で今すぐにペットを飼う事が出来ない場合もあります。そんな人は動物と触れ合う機会は少ないと思います。
私も施設へ初めて行った時は次の子を飼う事が出来ない時でした。それでも犬や猫たちと触れ合う事が出来ましたのでとても癒される時間を頂き、いつの間にか寂しさも忘れていたほどです。(そうしているうちに猫を飼う事になったのです)
ペット関連の仕事をする
当店ではペットのオリジナルグッズを作っています。 ペットの写真を預かり、オーダーメイドのグッズを作っています。それはまさにペット関連の仕事と言っていいものです。
愛犬ムックが亡くなった時、私たちはムックのグッズをたくさん作りました。それらはサンプルとして、又は試作品として作ったものですが、新しいものが出来るたびに私たちはとても癒されていました。
こちらが編物で作ったムックのひざ掛けです。
この仕事があったから私たちはがんばる事が出来ました。
同様にペットを亡くしたというお客様から頂くお礼のメールにも励まされました。
先ほどのボランティア同様、ペット関連の仕事をしていると犬や猫と触れ合う機会があると思います。その時、たとえわが子ではなくてもとても癒されます。
もし今ペット関連の仕事をされていれば、今の寂しい経験が仕事でいつか活かされるときがあるかも知れません。
今は辛くても、頑張れるきっかけになるでしょう。
他のペットと触れ合う
ペット関連のボランティアをしていると、他の人のペット達と触れ合う機会もあります。
その飼い主さんの了解を得て触らせてもらったり、また飼い主さんと会話をしているうちに徐々に自分も社会復帰が出来そうな気持ちになっていきます。
時には自分と同じ経験をしている人に会うこともあるでしょう。そんな時は少し甘えてみて話を聞いてもらうのも良いと思います。
ペットを亡くした寂しさを癒す方法
当店へはペットを亡くされた方からのご依頼が多いこともあり、ペットとの別れの辛さを身近に感じながら仕事をしています。
それは辛い事でもありますし自分の経験を思い出すことでもありますが、私たちが救われたように皆様にも何か元気になるヒントを見つけてもらえると幸いです。