ペットの遺影

相談

ペットの遺影

この遺影は糸を編んで作っています。

我が家の愛犬ムックの写真で作ったメモリアルグッズです。

ペットの祭壇

こちらはお客様から送って頂いたお写真です。

祭壇に飾られたたくさんのお写真と思い出の品々。

奥に置いてあるクッションが、当店で作ったニットクッションです。

 

皆さんこんにちは、ファンデルワンの三浅です。

編み物の仕事をしつつ、ペットの写真でニット製品を作っています。

本日はペットの遺影(祭壇に飾るお写真や作品)のお話をしたいと思います。

 

遺影には色々な意味があります。

我が家の愛犬が亡くなった当時は、世間ではまだペットの祭壇を飾るという習慣はごく稀なことでした。

その為オリジナルのグッズなども販売されておらず、我が家では写真立てに写真を飾り、思い出の写真でアルバムを作る程度でした。

その後、何年も経ってから私は愛犬の祭壇を飾りました。その時初めて遺影にはとても大きな役割があることに気付いたのです。

ひとつは自分の心の整理をつけること。そしてもうひとつ、これからも家の中にペットの居場所を作ってあげることです。

ペットの祭壇

天国にいったはずの愛犬ですが、こうやって家の中に居場所を作ってあげることでなんだか今でもそこに愛犬ムックがいるみたいです。

話しかけてあげることも出来ますし、この子が帰ってくる場所ができたようで、私は安心感が持てるようになりました。

そして自分の心の居場所のような気持ちにもなりました。

お客様からは泣きながらお礼を言われることもあるのですが、そのお客様の気持ちが分かった気がします。

悲しみを隠して生活されている方も多いと思いますが、自分の心の居場所として祭壇を飾ることをお勧め致します。

 

我が家には亡き愛犬の写真がたくさん飾ってあります。私はペットのオリジナルグッズを作っていますので、サンプルを持ち帰って写真を撮ることもあり、自宅にはたくさんのメモリアルグッズが飾ってあります。

そのひとつひとつに思い出が詰まっていて、今でも愛犬と一緒に暮らしているような気持ちになります。皆様に同じような安心感を感じて頂きたいと思います。

【ブログ筆者の自己紹介】
私はお客様のペットロス相談に乗りながら
糸を編んで
メモリアルグッズを作っています

作成シーン

ニットの温もりがうちの子抱いてるみたい(レビューより)

クッション

掲載情報

遺影の作成について

遺影

私たちの仕事はただ良いものを作るという事ではありません。

印刷ではなく糸を編んでペットオーダーグッズを作るには、綺麗なお写真が必要になるのですが、それよりももっと大切な事があります。

作成に適した写真

お客様には綺麗なお写真で作成することをお勧めしています。

しかし昔の写真では画質が粗い事もあるでしょう。又は画質が悪くても一番気に入っているお写真で作るのも大事な事です。多少鮮明さは欠けてもそのまま作成をご希望の方が多いのです。

お写真の画質が悪い場合はぼやけたデザインの作品になってしまいます。それでも飼い主さまにとっては掛け替えの無い一瞬を切り撮った一枚。大変喜んで頂けます。

綺麗な作品を作る努力は当然続けていきますが、本当の意味でお客様に寄り添えるものというのは綺麗さよりもお客様の思い出を大切にした商品だと思います。

ペットメモリアルグッズの作成に適した写真とはを合わせてご覧下さい。

昔の写真で作成

古いお写真でのご依頼もあります。印刷した写真で色が褪せている物や、昔の白黒の写真でのご依頼もあります。その場合も予め鮮明に描けないことをご了承頂いた上でご注文をお受けしています。

デザインは手描きで行っていますので多少の粗さはカバーできます。お届け後には

「昔の思い出がよみがえった」

とか、

「古い写真からここまで再現してくれてありがとう」

と、お喜びの声が届きます。

お客様の声

レビューをご紹介。

直子 より:
お世話になります。16年一緒にいた過ごしてきた愛犬が亡くなり、毎日毎日泣いてばかりで、注文し届いたあみものあ〜との箱すら開ける事ができずにいました。日が経ち、そろそろ愛犬の為も元気にならなければと、思い、注文したあみものを開けると、まるで、愛犬が帰ってきたかの様にビックリするぐらい感動しました!もう寂しくないです、本当に有難うございました。
作品

ご注文の際には詳細はお聞きしていなかったのですが、レビューを見て亡くなったワンちゃんであることが分かりました。

ご注文の際にはペットを亡くされた気持ちを話して下さるお客様も多いです。皆様も私で良かったらご注文の際にお気持ちをお聞かせ下さい。心の支えになれるよう頑張ります。

祭壇を飾るタイミング

ペットの祭壇を作りたいと思っても、亡くなったばかりの時は深い悲しみに包まれます。

最初は写真を飾るのでさえためらう人もいます。

そのような時は無理に行動に起こさないほうが良い場合もあります。

私たちも経験がありますが、家の中がとても静かになり、たまに思い出しては泣いてしまう。

そんな日が何日も続きました。

 

でも、時間が経てば私たちの心は少しずつ元気になって行きます。

そして、数年が経った頃にはいつの間にか笑って愛犬の事を話せるようになっていました。

このタイミングで、思い出の品を作ってみるのも良いかもしれません。

愛犬ムックと天国のお友達

このオリジナルボードをお寺に持って行き、愛犬の四十九日や一周忌の法事の時に飾りたいという方もいらっしゃいます。

私たちはお寺で拝んでもらうことはしませんでしたが、亡くなった愛犬ムックは合同慰霊碑に入れてもらっているので年に一度お寺の和尚さんがお経を上げてくれます。

その時は広い駐車場が満車になり、近くの道路(駐車可能スペース)も車で埋まるほどの人が集まります。

ムックも友達がたくさんいてちっとも寂しくなさそうです。

その時にペット達の遺影を持ってくる方もたくさんいらっしゃいますよ。

皆さんにとって家族同然、いや家族以上の存在だということが良く分かります。

我が家の猫達

今ウチにいる猫たちもいつか同じ場所で眠るのですね。。。

寂しいことですが、私は自分が大きな病気をしたこともあり、命について考える機会をもらいました。

飼い犬のムックが天国へいった時はただ悲しいだけでしたが、今はそれを受け入れることが出来ます。

猫たちが死んでしまったらその時は悲しみに包まれるのでしょうが、同時に今までありがとう、天国で楽しく生き続けてねと言えるような気がします。

(その時はきっと猛烈に悲しいでしょうけど。。。)

後悔しないために

ペットと死に分かれた後、後悔しないよう今出来るだけの事を猫たちにしてやろうと思っています。

と言っても、遊ぶこと、エサやトイレの世話、あとはなるべくストレスのない環境を作ってやることくらいですけどね☆

我が家の猫

我がまま息子、でも優しい甘えん坊のマロ。

 

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