ペットを亡くした高齢者への対応

私達が糸を編んで作るペットのメモリアルグッズ。

コロナ禍以降、お客様のご利用目的に変化が見られます。

 

その一つが、ペットを亡くされた高齢者への贈り物としてのご利用です。

抱きしめるぬくもり

皆様の状況を紹介しつつ、ペットを亡くされた高齢者へのケアの重要性を考えてみました。

 

■筆者の紹介:ニット作家 三浅俊幸
糸を編み、ペットの写真そっくりのニットクッションやニットブランケット製作。その傍らこのブログを書いたりペットロスの相談に乗ったりしています。この20年で製作件数やペットロス相談は13,000件を超えました。

クッション

ペットを亡くした高齢者への対応

お客様はペットを亡くされたおじいちゃん、おばあちゃんへ贈り物をされています。

皆様から寄せられるメールにはこのようにかからています。

コロナで会えないから・・・。

まさに切実な状況、家族やご親戚を気遣う思いが伝わってきます。

 

恒例になってペットを亡くすことは、わが子や孫に先立たれるような思いだそうです。

私の義母も70歳を超えて一人暮らしですが、愛犬のチワワを亡くした時に妻は数日の間実家へ戻っていました。

病気がちなワンちゃんで気を付けていたのですが、様態が急変して数日のうちに亡くなりました。私も猫を見送った時を思い出したりして、数日間は3人で寂しい日々を過ごしました。

 

義母は一人暮らしですし、コロナ禍で近所との付き合いも減っています。

お盆や正月に子供や孫たち親戚が集まることもなくなった今、様々な状況が重なりとても寂しいと言っていました。

幸い、私達夫婦が近くに住んでいましたので良かったです。

 

しかしお客様の中には一人で過ごしているというおばあちゃんに贈りたいという方もいらっしゃいます。

お届け後に、直接当店へ電話をくださる方もいます。

長電話になりますが、一人暮らしでペットを亡くし、自分にとっては一番身近な家族だったと言われます。

そのような状況をお話下さり、コロナ感染の影響をこんなところにも感じているこの頃です。

家族や近所の人のケアの重要性

私の近所でも高齢化や、独居老人のお宅が多くなってきました。

隣の家のおじさんは、私を見る度に話し相手とばかりに声をかけてきます。

私も近所の人との会話を大事にしていて、色々な情報(ワクチン情報、公民館情報など)の入手源にもなっています。

ご子息が県外在住ですので、コロナ以降は全く帰って来ていないそうです。

寂しいと言っていました。

 

このような状況でペットを亡くした人達はどうやって自分の心を保てばいいでしょうか。

きっと寂しさや不安で押しつぶされそうになっている事と思います。

 

そんな時に子供や孫から贈り物を届けてもらえるのがとても嬉しいようです。

コロナさえ無ければ年に数回でも会えていたかもしれませんが、今の状況の深刻さを痛感しています。

ペットを亡くした高齢者に出来る事、してあげたい事

コロナ禍で高齢者も孤立しやすい状況が続いていると思います。

若い人ならSNSで誰かと繋がっている感覚を持てますが、高齢者が積極的にSNSをすることは少ないでしょう。

 

誰とも会わない、誰ともしゃべらない、これでは老化が更に進むのではないかと心配されます。

メールやメッセージもあまり使わない高齢者もいるでしょう。

私の母もスマホはただ持っているだけで、ほとんど使っていません。

電話をかけても出ない人もいます。

振り込め詐欺が怖いですし、家族や知人からの連絡は全てスマホにかかってきます。

 

そこで、お手紙を書いてみてはいかがでしょうか。

 

直筆で文字を書き、切手を貼って、たまにはそういう心温まる連絡方法を取ってみませんか?

普段会わないおばあちゃんに急に電話をするのは恥ずかしいかもしれません。

もっとも、私の祖母は認知症になり私のことも分かりません。

そんな場合は飼っていたペットの写真を添えて、お手紙なんて送ってあげると喜んでくれると思います。

 

自分は一人ではない。

子供や孫がちゃんと私を気遣ってくれている。

そう思ってもらう事で元気になってくれると思います。

記事一覧

良くある相談内容

ペットロスはいつまで続くの?

私はこう思います。ペットを亡くした辛さは、一生続く。(記事をご覧ください

泣いてばかりでは亡くなったペットも悲しむの?

いいえ、そんなことは無いと思います。むしろたくさん泣いてあげて欲しいと思います。ペットのためにも、ご自身の為にも。(記事をよむ

寂しさや来るがあとから押し寄せてきます

亡くなった時に泣けなかった人や、責任を感じている人の中には、後日辛さが押し寄せてくることがあるようです。私はペット達を信じてあげる事で、辛さから抜け出すことが出来ました。(記事を読む

自分の責任で死なせてしまったと後悔しています

とても多い相談ですが、多分、あなたのせいだと思っているのは、あなただけではないでしょうか。亡くなったペットをはじめ、誰もが、「あなたがペットを愛していた」事実を知っています。この記事で少し楽になって頂けると嬉しいです。(記事を読む

ペットを死なせてしまった後悔や罪悪感から立ち直ったきっかけ

後悔している理由によって立ち直れるきっかけは様々ですが、お客様の中には確実に立ち直っている人がいらっしゃいます。皆様の体験をご覧ください。(記事を読む

その他の相談をこちらからご覧頂けます。

作者紹介

三浅俊幸

ニット作家:三浅俊幸

ペットロスの相談を受けつつ製作しています。相談件数は20年で13,000人を超えました。気持ちが完全に癒えることは一生ないかもしれませんが、ニットの温もりでペットを思い出して頂き、頑張る皆さんを応援出来れば幸いです。

【ファンデルワンのご紹介】
糸を編んで作る
うちの子のニットアイテム

作成シーン

クッション

温もりたい

ペットを亡くした人への対応,言葉,贈り物