高齢になってペットを亡くす辛さ、寂しさ/ペットロス相談室

サクラ より:
先日、実家で飼っていた愛犬が突然亡くなりました。寝るときも、ご飯を食べるときも、お散歩するときも、ずっと愛犬と一緒だった母は、「明日からどうしたらいいかわからない」と言っていました。そんな母に何かできないかと思い、ファンデルワンさんのクッションを見つけました。母は、「もう抱っこできない」と言っていたので、クッションだと抱きしめられると思い注文しました。初めは、母をもっと悲しい気持ちにさせてしまうかもと思いましたが、完成したクッションを見せると、「涙が出そうなくらいうれしい」とすごく喜んでくれました。プレゼントして、本当によかったです。こんな素敵なクッションを作ってくださって、すごく感謝しています。ありがとうございました!

ペットオリジナルクッション

うちの子のニットクッション

お客様より
亡くなったペットの写真で作って頂きました。自分の年齢を考えると次は飼えないので、何かうちの子の商品を探しているとこちらのショップさんに出会いました。編み物という事で珍しく、注文してみるととても優しい言葉でお返事を頂き、気持ちよくオーダー出来ました。届いた商品がとても良いもので、これからもずっと大切にします。この度はありがとうございました。

ひざ掛けスクエア

皆様の相談に乗りつつ、作品作りしています。

ファンデルワンの三浅です。

当店ではペットのオリジナルグッズを作っていますが、ペットロスの方への贈り物に使われることもあります。

お客様とお話をしていくと、皆さんが直面している様々なお悩みが見えてきます。

本日はペットを亡くされた高齢者や、介護施設に入所してペット達と離れ離れになった方の現状をご紹介します。

ペットと暮らす独り暮らしの高齢者の悩み

独り暮らしの高齢者がペットを飼う際、ちょっと問題になっていることがあるそうです。

その一つは、ペットが亡くなった時の喪失感(ペットロス)。

そしてもう一つ、ペットがいるから病院に行かないという人。

高齢者のペットロス

独り暮らしでペットを飼っている場合、そのペットは人生のパートナーと言っても良いでしょう。

それが高齢者の場合は更に依存度が高くなることもあるようです。

これは高齢化社会を抱える地方だけではなく、都市部でも同じだそうで、そのペットが亡くなった時の喪失感の大きさが心配です。

高齢になると社会とのかかわりも減り、コミュニケーションをとる相手も少なくなっていきます。

そして最後に残ったペットがいなくなった時、独りになってしまったと感じるのでしょう。

倦怠感に襲われ、急に体が衰えたり認知症が進んだりすることもあるかもしれません。

そうならない為にも、家族や地域のかかわりのある人たちの気配りがありますよう、心から願います。

ペットがいるから病院に行かない

ペットがいるから病院に行かないという人がいます。

「行けない」のではなく、「行かない」のだそうです。

病院に行くと、入院をしなければいけないからだそう。

自分が入院するとペットの世話をする人がいなくなります。

このような時にどうするか、予め家族や地域の人と相談しておかなければいけませんね。

多くの場合はペットの方が先に亡くなります。

しかし、飼い主の方が先に亡くなる事もあります。

家は荒れ、ペットの世話をする人もいなければ大変な状況になっていくでしょう。

高齢者が自分からはなかなか言い出せないかもしれません。

周りの人が声をかけてあげてほしいと思います。

介護施設に入所してペットに会えなくなった高齢者

ペット連れを許可してくれる介護施設は少ないと思います。

アニマルセラピーとして犬と触れ合う機会を設けている場合もありますが、常時一緒にいられるわけではありません。

ペットを飼っていた高齢者が施設に入所した時に、ペットに会えなくなって寂しくなる人もいるでしょう。

入所中のおじいちゃんおばあちゃんの誕生日に、ペットのオーダークッションをプレゼントされるお客様もいらっしゃいます。

ペットが会いに来てくれたと言って喜んでくださっているようです。

様々な場面で使われるオーダークッションです。

猫のオリジナルクッション

クッションの詳細はこちら

高齢者がペットを飼う事について

高齢者がペットを飼うメリット

ペット好きに年齢は関係なく、高齢の方でもペットが居ることで癒されたり気持ちが前向きになったりします。

老人介護施設ではペットセラピーを行っているところもあると聞きます。

ワンちゃんであれば散歩に連れて行くことで足腰も丈夫になるでしょう。

猫が膝の上に乗って来てくれたらとても癒されます。

独り暮らしでもペットがいれば話し相手になりますし、世話をすることで責任感が生まれて精神的にも安定します。

そんなペット好きな高齢者にとって、ペットと離れて暮らすことはとても寂しい事だと思います。特に一人暮らしならなおさら寂しいでしょう。

高齢者がペットを飼う前に注意する事

しかし、飼い主が高齢である場合、注意すべきこともあります。

例えば、自分が病気になったり施設に入ることになったりして、世話が出来なくなる可能性があります。

また、金銭的に厳しくなるかもしれません。

独り暮らしのお客様で、自分が病気で入院しなければいけないけれどペットが居るから病院に行くのを控えているという人もいます。

それらの可能性を考慮し、そのような場合にどうするかを予め考えておく必要があります。

預けられる家族はいるか、協力してくれるご近所さんはいるか、そして相談できる人はいるか、ちゃんと考えておきましょう。

当店のお客様の様子

自分がいつまで面倒を見られるか分からないという理由でペットを飼うのを控えているお客様からご注文を頂いています。

ペットを飼う代わりにクッションを置いておきたいという理由です。

また、ご家族からおじいちゃんおばあちゃんへのプレゼントに使われる場合もあります。

ペットは飼えないけれど、クッションやひざ掛けが飾ってあるとそこにうちの子がいるみたいだと言って頂けます。

天国の愛犬の思い出のグッズ

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