ペットロスについて考えています。
ペットとのお別れが辛く、毎日、毎晩のように泣いている人がたくさんいます。
泣かずに済む方法や元気を出す方法はありませんか?と聞かれます。
私はむしろ、いっぱい泣くことをお勧めしています。
泣くのが良い理由
泣ける人は気持ちが素直な人だと思います。
また、ペットへの愛情が非常に強かった人で寂しさを抱えきれない人もいるでしょう。
そんな時、涙を我慢すればするほど辛さは蓄積されていきます。
日中は仕事で頑張っている人、他人と会うときに無理をしている人なども、自宅に帰った時や寝る前などに泣いてしまう事もあると思います。
それはたまったストレスを涙で流しているのだと思います。
泣くことを悪い事だと思わないでくださいね。
でも、泣くのは体力も使いますし、出来るなら泣かずに(寂しくても)頑張れるようになりたい。
そんな人は次の行動に移しています。
お別れのけじめ
ペットの遺体を保冷し、何日も部屋で保管している人もいるようです。
腐敗はしていないそうですが、お別れが出来ないそうです。
そういう場合はただただ、辛い時間が長引くだけです。
ペットちゃんの為にも、ちゃんと火葬するなどして自由にさせてあげて下さい。
体から解き放たれた魂は自由になって天国へ旅立てると、私は信じています。
けじめとして、メモリアルグッズを作りたいという人が当店へ来てくださいます。
その人たちは気持ちが前向きに変わるのを実感されているようです。
その様子はペットメモリアルグッズがもたらす気持ちの変化をご覧ください。
泣けないのが一番つらい
泣いているのはとても辛く、寂しからでしょう。
私も犬と猫を見送った経験があり、涙腺の弱まる年のせいもあり、涙をぼろぼろ流していました。
しかし、お客様の中にはクッションが届いて初めて泣けたという人もいます。
それまでは死を受け入れられず、ただ茫然としていたそうですが、クッションを見て初めてペットの死と向かい合えたとも言われます。
今まで我慢していた気持ちが一気にあふれるのでしょうね。
でもその次の日からは前向きな気持ちになったという声も届いています。
こちらの記事もご覧ください。
それでも何日も泣いてしまう人は
何日も泣き続け、自分はいったいどうなってしまうのかと心配することもあります。
周りの人(家族など)にも迷惑が掛かっていると思ってしまう事もあります。
そんな時は、家族に甘えてみませんか?
そして、泣いている自分を許してみましょう。
辛いことがあったのです。
悲しくて泣いてしまうのは仕方のない事です。
泣いてしまう自分を許し、明日も、明後日も、泣いても良いと思いましょう。
大丈夫。
その悲しみは、いつか幸せに変わります。
ペットを心から愛していた証であり、悲しければ悲しいほど深く愛した証だと思えば悲しくても嬉しくなってきませんか?
これはお客様から教えて頂いたお話です。