ペットロスの辛さを誰かに相談したいが、相談する相手を選ぶのはちょっと難しいので注意が必要です。

私たちはペットのオーダーグッズを編み物で作っていますが、ご注文の時に相談を受けたり、辛い気持ちをお話し頂いたりしてています。

お話を伺っていると、ペットロスの辛さを一人で抱え込んでいる人が沢山いるのに気づかされます。

中には家族にさえ相談できないという人もいます。

こんな悲しい事があるでしょうか。

しかしそれが実際に起きているのです。

実は我が家もそうでしたのでその気持ちがよく分かります。

私の父はペットが嫌いだったのです。(当時の様子はこちら

 

私は皆さんの悩みを聞くようになって20年以上経ちます。

その中で気づいたことがあります。

それは、

ペットロスの一番の苦しみは、自分の気持ちを理解してくれる人がいない事。

そして一番の救いは、自分の気持ちを誰がが分かってくれること。

この2つの事が満たされれば、辛くても頑張れるようになったという人をたくさん見てきました。

では、これらを乗り越えるにはどうしたら良いでしょうか。

それは、やはり誰かに相談するという事です。

 

前置きが長くなりましたが、今日はペットロスの相談について考えてみましょう。

抱きしめたいペットオリジナルグッズ

■筆者の紹介:ニット作家 三浅俊幸
糸を編み、ペットの写真そっくりのニットクッションやニットブランケット製作。その傍らこのブログを書いたりペットロスの相談に乗ったりしています。この20年で製作件数やペットロス相談は13,000件を超えました。この記事が少しでも支えになれたら幸いです。

クッション

ペットロスの相談する相手

まず大事なこととして、相談する相手を選ばなければいけません。

ペットに興味のない人、自分の気持ちを分かって貰えそうにない人には相談しない方が良いでしょう。

中には、「たかがペットが死んだくらいで・・・」と感じる人もいますし、実際に言われることもあります。

たとえ家族や親友でも。

悪気はなくても、ペットを飼ったことがない人にとってはそれくらいの認識しかない場合があるのです。

ペットロスの悩みはどんな人に相談すればいい?

では、どんな人に相談すれば良いでしょうか。

ペットを飼っている人が良いでしょう。ペットを亡くしたの経験がある人なら尚良いと思います。

辛い気持ちを分かってくれると思いますし、寄り添ってくれるでしょう。

もし今は時間が無いという状況でも、気にかけてくれて、後日ちゃんと連絡をくれると思います。

ペットを通じて仲良くなった人も良いでしょう。

優しい言葉をかけてくれるかもしれませんし、話を聞いてもらうだけでも自分の気持ちが落ち着くと思います。

ペットを飼っていない人でも、相談に乗ってくれる優しい人もいます。これは今までのお付き合いの中で判断するしかないですが、信頼できる人なら相談してみてはいかがでしょうか。

 

相談する相手が見つからない時は、信頼できる動物病院や動物施設の方はいかがでしょうか。

私は猫の主治医の先生に相談していました。

その時の様子はこちら

また、ウチの猫は動物保護施設から受け入れた子でしたので、施設の方に猫の死を報告し、その時に少し相談しました。親身になって話を聞いてくれて、優しい言葉をかけて頂きました。

 

それでも相談相手が見つからない時は、ペットロスに関するカウンセリングもあります。

こちらは少しお金がかかるようですが、プロのカウンセラーさんが受け止めてくれますので、信頼して頼むことが出来ると思います。

カウンセラーについてはこちら

相談しすぎには注意を

私はお客様から沢山相談を受けています。

私はカウンセラーではないですし、相談を受ける事は本業の仕事ではないですので、相談に乗っている時は仕事(作品作り)が出来ませんし、作成も遅れますし、同じ人から何度も相談が続くと困ることもあります。

 

皆さんはたとえ信頼している相手であっても、相談のし過ぎには注意してくださいね。

どんなに優しい人でも、毎日何時間も相談を受けると時間を取られますし、同じことを何度も聞かされると精神的にも滅入ってしまう事もあります。

優しい対応をしてくれるかもしれませんが、ちゃんと限度も考えて相手の気持ちも配慮しましょう。

ペットロスの相談をしない方が良い相手

先ほども少し触れましたが、ペットロスの相談をしない方が良いという相手もいます。

それは家族であっても、親友であっても、気持ちを理解してもらえない場合があります。

時には、相手がどんな考えの人か分からない時でも、ペットの死を話さなければならない場合があります。それは仕事関係です。

ペットの死を理由に仕事を休むときの注意点も合わせてご覧ください。

お客様から送られてくるペットロスの悩み

私たちはペットの写真を編み物で表現し、メモリアルグッズを作っています。

想い出のメモリアルグッズ

亡くなったペットの注文を受けた時は、天国からの贈り物という気持ちを込めて作成しています。

注文の際には長文のお悩みのメールを頂いたり、何通も頂いたり、時には電話口で涙ぐんだりされる方もいらっしゃいます。

それによってお客様が元気になられるのなら、と思い、私も可能な限り対応させて頂いています。

私はお話を聞くことしか出来ないかもしれませんが、

『話を聞いて下さってありがとう』

『今まで誰にも話せなかった』

『家族にさえ辛く対応されるのに、相談に乗ってくれて嬉しかった』

というような言葉まで頂いています。

その言葉に背中を押されて作品作りも出来ますし、私の存在が少しでも皆様のお役に立てたならよかったと感じています。

 

私の犬や猫との別れを経験し、彼らは戻ってくることはありませんが、頑張って生きていこうという前向きな気持ちになることは出来ると思います。

そんな皆さんのきっかけになれれば幸いです。

記事一覧

私の想い・私の願い

この記事がお役に立てたなら、とても嬉しいです。
もしよろしければ、私がこのブログを書き始めた理由や、現在の活動についてもご覧ください。

良くある相談内容

ペットロスはいつまで続くの?

私はこう思います。ペットを亡くした辛さは、一生続く。(記事をご覧ください

泣いてばかりでは亡くなったペットも悲しむの?

いいえ、そんなことは無いと思います。むしろたくさん泣いてあげて欲しいと思います。ペットのためにも、ご自身の為にも。(記事をよむ

寂しさや来るがあとから押し寄せてきます

亡くなった時に泣けなかった人や、責任を感じている人の中には、後日辛さが押し寄せてくることがあるようです。私はペット達を信じてあげる事で、辛さから抜け出すことが出来ました。(記事を読む

自分の責任で死なせてしまったと後悔しています

とても多い相談ですが、多分、あなたのせいだと思っているのは、あなただけではないでしょうか。亡くなったペットをはじめ、誰もが、「あなたがペットを愛していた」事実を知っています。この記事で少し楽になって頂けると嬉しいです。(記事を読む

ペットを死なせてしまった後悔や罪悪感から立ち直ったきっかけ

後悔している理由によって立ち直れるきっかけは様々ですが、お客様の中には確実に立ち直っている人がいらっしゃいます。皆様の体験をご覧ください。(記事を読む

その他の相談をこちらからご覧頂けます。

作者紹介

三浅俊幸

ニット作家:三浅俊幸

ペットロスの相談を受けつつ製作しています。相談件数は20年で13,000人を超えました。気持ちが完全に癒えることは一生ないかもしれませんが、ニットの温もりでペットを思い出して頂き、頑張る皆さんを応援出来れば幸いです。

京都工芸繊維大学卒業。在学中は繊維工学・編み・織り・素材など繊維全般を学ぶ。

【ファンデルワンのご紹介】
糸を編んで作る
うちの子のニットアイテム

作成シーン

クッション

温もりたい

ペットロスお悩み相談室 / 良くある相談と克服のアドバイス