マインドフルネスは悩みや不安が無くなるのではなく、悩みがあっても平常心でいられる感じです【ペットロス克服体験記】

皆さんこんにちは、ファンデルワンの三浅です。

糸を編み、ペットの写真そっくりのニットクッションを作っています。

作者

私の工房にて。

亡きマロのクッションと共に…

このクッションをお客様からご注文を受けて、オーダーメイドで作成するのが私の仕事です。

ご注文されるお客様の中にはペットを亡くされた方が多いです。

そんな皆様のご相談に乗りながら私は編み物をしてクッションを作っています。

私のブログではそんな皆様に何かお役に立てればと思い自分の体験談を書いています。

このコーナーでは私のペットロス克服体験の一つとして、マインドフルネスをご紹介しているのですが、本日は

「マインドフルネスってどんな感じなの?」

というテーマでご紹介したいと思います。

尚、あくまで私の体験記になります。私は瞑想の専門家ではないので予めご了承下さい。

瞑想(マインドフルネス)すると不安や悲しみが無くなるの?

うつ病を患った時、瞑想を勧められました。

うつ病の話はこちら

瞑想との出会いはこちら

私は瞑想すると不安や悲しみが無くなると教わりました。

でも、私が受けた感覚としては、悩み・不安・悲しみ、それらは無くならないです。

瞑想から開けてしばらくするとまた悩み始めます。

でも、瞑想する前と違いがありまして、瞑想後はその不安や悩みはあるのですが、

「不安でも、悩んでも、平常心でいられる」

と感じました。

瞑想ってこんな感じ
私なりのイメージ

当時、愛犬が亡くなりそのほかの事でストレスをためていき、数年後にうつ病になりました。

何をやっても上手く行かず、全部自分のせいだと思い、自分を責めていました。

瞑想は、その不安や悩みをひとつずつ自分の心から少し離れた場所に置くような感じです。

(私の個人的感想です)

そして、その場所に置いてある不安という塊を、少し離れたところから見ている感じです。

手を伸ばして掴むことも出来る状態です。

あえてつかむ必要はありません。

掴んじゃうと、悩んだり不安になっちゃったりするから。

もう少し具体的に

もう少し具体的にご紹介します。

『今日こんな事言われたね。辛かったよね。』

という気持ちが湧いてきたとします。

それを何かの形に変えます。

私はおにぎりみたいに丸めて置いてみました。

箱に入れる人もいるそうですし、シャボン玉の中にいれる人もいるそうです。

形がある方がイメージしやすいそうです。

それをテーブルの上に置いたり、ロッカーの中に置いたりします。

シャボン玉でフワフワ浮かせる人もいるそうです。

そうすることで悩みはそこに置いてあるのですが、自分から少し離れていきます。

だから辛かった記憶はあるのですが、それはもうおにぎりになっていて、机の上に置いてあるだけです。

瞑想とマインドフルネス

これは私の個人的感想ですが、

瞑想は頭を空っぽにすることのように感じます。

座禅を組んでいる時に似ています。

雑念があれば和尚さんにペチンとたたかれます。

私の感想では、マインドフルネスはちょっと違って、頭は考え事で満たされています。

但し、考えているのは一つだけで、それ以外の事は考えてはいけません。

例えばご飯を食べている時に、仕事の事を考えてはいけません。

ご飯を食べている時は味や触感を確かめつつ、ごはんに集中します。

過去や未来にとらわれず、今を生きると言いますよね。

仕事の悩みは過去や未来です。今はご飯の時間です。

このように今に集中する事がマインドフルネスなのじゃないかと私は感じています。

ペットがいればマインドはフルの状態

ペットがいた時の事を考えてみてください。

ペットと遊んでいる時、癒されましたよね。

仕事の事なんか忘れていましたよね。

悩みがあっても、この子がいれば頑張れるって思っていましたよね。

無意識のうちに悩みを風船やおにぎりに変えて、傍に置いていたのかもしれません。

ペットがいる時、私たちの気持ち(マインド)は満たされていた(フルの状態だった)のだと思います。

そのマインドフルネスが出来なくなるから、ペットロスは辛いのかもしれません。

亡くなった命は戻ってこないかもしれないけれど、生きている私たちは何かの方法でマインドをなるべくフルにしておきたいですよね。

お客様の感想

クッションのお届け後、お客様の感想やレビューを拝見していると、もしかしたらクッションもマインドフルネスのお手伝いになっているのかもしれないと思います。

あの子が帰って来たみたい。

クッションがあるから頑張れる。

そんな風に言われると、少しはマインドをフルに近づける事が出来たかなと感じます。

作業風景

制作シーン

作成中は癒されるので私のマインドもフルに充電されます。