ペットの遺品整理

皆さんはペットの遺品はいかがされていますか?

洋服やおもちゃなど、捨てられない物もたくさんあるでしょう。

反対に、見るのも辛いと感じる人もいます。

私もお客様から相談されるのですが、人それぞれ思いは違いますので最後はご自身で判断する事になります。

しかし人の意見を聞くと良いアイデアが見つかったり自分の気持ちが整理できたりします。

誰かに話を聞いてもらうと少し落ち着き、ご自身で判断が出来るようになるようです。

当店のお客様がどのようにされているかご紹介しますので参考にしてみて下さい。

抱きしめたいペットオリジナルグッズ

遺品は整理した方が良いのか、しない方が良いのか

お客様からの相談メールにはこのような内容があります。

・遺品を整理しようか迷っている。

・いつかは処分しようとは思っているけれどもう少し傍に置いておきたい。

それぞれの思いがありますので、お客様の意見をご紹介します。

形見を残したい人、捨てられない人

多くの人は思い出の物を捨てられないようです。

捨ててしまうと思い出その物も手放してしまうと思うようです。

全てをそのままにしている人もいれば、多くを収納して小さな物(例えばおもちゃや首輪など)だけを飾っている人もいます。

火葬後、遺骨を持ち帰る人

遺品や形見を残したいと考える人の方が多いと思います。

霊園の方から伺ったのですが、遺骨をお墓や慰霊碑に納骨するのではなく骨壷に納めて自宅へ持ち帰る人が4割ほどいらっしゃるそうです。遺骨をお持ち帰りされる人は増えつつあるそうですので、これからはもっと一般的になるかもしれません。

遺骨は慰霊碑に納めても、首輪や洋服などは持ち帰る方がほとんどだとおっしゃっていました。おそらく形見としてこれからも大事に保管されるのでしょう。

全てを手放してしまうのは寂しくなります。

ペット達が生きていた事、一緒に暮らしていた思い出を部屋中に残し、これからも身近に感じていきたいですね。

思い出の部屋を作る

メモリアルルーム(思い出の部屋)というのを聞いたことがあるでしょうか。

お客様の中にはご自宅の一部屋を思い出の部屋とし、ペットのお写真や思い出の品、メモリアルグッズなどを飾っている方がいらっしゃいます。当店の作品もその部屋に飾ってあるそうです。

泣きたいときや寂しいときにこの部屋に入り、悲しみや思い出にどっぷりと浸かる。

そうすることで元気になるのだそうです。

完全に立ち直ることが出来たら、その後はメモリアルルームが楽しい部屋に変わるのだそうです。

身につけていた首輪やリード、洋服などは全部残し、毛を使ったペンダントなどのメモリアルグッズもたくさん作り、寂しさを紛らわせることが出来るようです。

一部屋全部使うのは難しいと思いますが、一般的にはお部屋の一角に祭壇を飾って思い出の物を置いておくという方が多いようですね。

抱きしめるクッション

メモリアルグッズをたくさん作る

遺品を残しておくだけではなく、メモリアルグッズをたくさん作る人もいます。その方たちは皆さんだいたい心も元気で明るい人が多いです。今度はこんなグッズを作ってもらったと嬉しそうに話して下さいますし、ご自身も楽しんでおられるご様子。自分で欲しいと思ったら何か作ってみてはいかがでしょうか。

グッズを集めている人でも編み込み模様で作ってくれるお店は初めて見たといって、たくさん作られる方もいらっしゃいます。

グッズが増えていくことが嬉しいようで、ペットがいなくなった後はグッズたちが心の支えになっているのだそうです。

関連記事:ペットの形見を残すアイデア

形見を処分したほうが良いと考える人の意見

処分しないといつまでも辛い

形見を残したいと思う人が一般的だと思いますが、処分したほうが良いと考える人もいますので紹介します。

我が家では愛犬の遺品は全て処分しています。

父が処分を勧め、兄がその意見を受け入れたので私もそれに従う事にしました。そして写真意外は全て処分しました。

今になって冷静に考えると父の意見も一理あると思いますが、当時はやはり辛かったです。

廃棄してしまうと後で取り戻す事が出来ませんから、ちゃんと考えて納得してから処分するようにした方がいいでしょう。

まとめて別の部屋に片付ける人

ペットへの愛情が深いあまり、遺品を見られないという人もいます。

私の友人のある方は、だんな様が遺品をまとめてしまっているそうです。

普段は目にはいる事はありません。

その理由は、悲しすぎて見ることができないからだと言っていました。

私にこのように言って下さいました。

「うちの人、こういうの取っておくと怒るのよ。怒るっていうより、泣いちゃうの。もう思い出したくないから、仕舞っておきなさいって・・・。あの人が一番かわいがっていたからね。」

その友人は写真やおもちゃなどを部屋に飾っておきたいそうですが、仕方なく仕舞っているそうです。

当店で作るオリジナルのクッションひざ掛けも、作りたいのだそうですが旦那様に気を使って作れないとおっしゃっていました。

猫のオリジナルクッション

処分した後の後悔

遺品を処分した後、何か残しておけばよかったと思われる方もあります。もし自分がまだ迷っているなら、しばらく手元に置いておかれてはいかがでしょうか。時間はかかるかもしれませんが後々に残しておいて良かったと思う時が来るかもしれません。いつか、もうそろそろ処分しても良いかなと感じる時が来ればその時に処分することができます。

私の場合は愛犬が亡くなってすぐに、ほぼ全て片付けました。写真以外はほぼ何も残っていません。部屋についている噛み傷くらいです。

後悔があるとすれば、それはもっとたくさん写真を撮っておけばよかったこと。特に自分と一緒に写った写真が少なかったので誰かに撮ってもらえばよかったと後悔しています。

愛犬との思いで写真

数少ないツーショット写真です。

グッズを捨てたことで悲しまなくて良かったかもしれません。

心の中で今でも一緒にいる感覚があるので、あまり寂しくはないですね。

処分する時期、タイミング

まだ迷っているなら、残しましょう。

遺品を整理しようか迷っている時は、焦らずに残しておくと良いでしょう。今は辛くても、いつかは楽しい思い出と一緒に向き合える日が来ます。もし処分してしまったら、後に「残しておけばよかった」と思ってももう手遅れです。

いつかは処分しようとは思っているけれどもう少し傍に置いておきたいという人もいます。そんな時には無理はせず、思い出に浸ってください。その方が立ち直りも早いでしょう。

見るのも辛い場合は片付けて、目の届かないところに仕舞っておくと良いと思います。

決心が出来たら処分する

遺品の処分をする事で、別れを受け入れ、ペットロスから立ち直る事が出来る場合もあります。

例えばトイレシートなどの消耗品、残ったエサなどはもう使う事はありません。それを処分すると別れを思考ではなく行動で体に理解させる事ができます。

写真と首輪は思い出だから残しておきたい。リードと洋服はもう捨ててしまおう。と言った具合に、少しずつ処分していきます。

直感でこれだけは捨てたくないと思う物を残し、どうしていいか分からない物は跡で考えるとして、捨てても良いかなと思えるものを少しずつ処分します。

その過程で自分の心も整理され、だんだんと落ち着いて来るそうです。

立ち直りが早いのはどっち?

ペットを亡くしたショックから早く立ち直れるのはどちらでしょう。

遺品が残っていればいつまでも引きずってしまうという人もいます。

思い出の物が残っているからこれからも寂しくないという人もいます。

人それぞれ考え方や感じ方が違いますので、自分に一番合った方法をとるのが良いでしょう。

捨てたことを後々後悔しそうだなぁと感じるなら、とりあえず残しておき、どこか見えないところに片付けておいてはいかがでしょうか。そのまま元気でいられるならいつか処分するときが来るでしょう。何年か経って、もう一度見たときに残しておいて良かったと感じることもあるかもしれません。

一度その遺品から離れることで落ち着いて考えることが出来ると思います。

いずれにせよ、別れの寂しさを克服するのは簡単ではありません。

時間が掛かるものだと割り切って、焦らずゆっくり過ごすのが良いと思います。

家族での話し合いが必要。家族でも異なる、遺品や形見への考え方

形見を残すか、それとも処分するか、その考えは家族でも異なります。

我が家の状況をお話しします。

我が家では2007年に愛犬ムックが7才11ヶ月で亡くなりました。

亡くなった時には家族皆が悲しみましたが、その後の遺品の整理には家族内でも意見が分かれました。

私たちは出来るだけ残したかったのですが、父は全て処分するという考えでした。

何かが残っていれば悲しみはいつまでも続き、辛くなるだけだと言うのがその理由です。

とても辛い事でしたが、私も当時はその方がいいと思い、首輪やリード、バンダナなど写真意外は全て処分しました。

ここで皆さんに伝えたい事は、同じ家族であっても意見が分かれると言うことです。

そして、処分してしまった物は取り戻すことが出来ません。

処分する前にちゃんと話し合い、自分で納得してから片付けるようにしましょう。

納得が出来ないうちはまだ冷静な判断が出来ませんので、手をつけないほうが良いと思います。

ちなみに私はバンダナや首輪などは残しておきたかったと後悔しています。

お客様の中には全て残しており、メモリアルグッズを毎年のように増やしている方もいらっしゃいます。リビングに祭壇を設けている人もいますが、部屋に遺骨を置いておく事についても、家族で意見が分かれるようです。

遺骨をリビングに置いているご家庭もあれば、家族の理解が得られずに自分の部屋に祭壇を飾っている方もいらっしゃいます。

処分の仕方

ペットが残してくれた物の処分の仕方を伺いました。

参考になりそうな意見をご紹介します。

未使用のトイレシートやエサなどは知人に譲ったり動物保護施設などに寄付したりすることが出来るようです。また、ほとんど使っていない物も誰かに譲ってあげると喜ばれるかもしれません。

その他、首輪や洋服などはリメイクする事が出来ます。詳細はペットの形見を残すアイデアをご覧下さい。

燃える物は火葬の際に一緒に焼くのも良いでしょう。

布製の洋服やお気に入りのブランケットなどがあれば、火葬の際に一緒に焼けるか聞いてみて下さい。

最後に

残しておきたければ置いておき、ゲージなどの大きな物やあまり遊ばなかったおもちゃなどは処分するという方法もあります。

物には思い出や感情移入した物もありますので時間をかけて選別するのが良いでしょう。

ペットとの別れから立ち直るまでの日数は人によって様々です。

人前では笑っていても家に帰ると涙を隠せない人、誰かに相談する事で少しずつ立ち直れる人、またはずっと長い間悲しみの中にいる人など様々です。

そのため、遺品の整理についての考えも人によって変わります。

こういうとき、一緒に悲しみを分け合える人がいると心の支えになってもらいやすいと思います。

家族、友達、恋人、あなたの心を支えてくれる人はいますか?

皆様の心が少しでも元気になってくれれば幸いです。

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