愛犬の母犬との別れ

愛犬の母犬

我が家のムックは当時珍しい犬種のニューファンドランド犬でした。近所にブリーダーもなくペットショップでの扱いもなく、遠く離れた県外のブリーダーさんへ引き取りに行ってきたのを覚えています。

その後先方様は引っ越されたようで連絡が取れなくなり、ムックの母犬のことは分からなくなってしまいました。

当店のお客様の中にはご近所さんで子犬が生まれ、それを譲り受けるというケースもあるようです。その場合はワン同士も人も家族ぐるみでお付き合いされているお話しを伺います。犬も血がつながっているので仲が良いのだそう。

ムックの家族ともそんな生活がしたかったな。。。

人も犬も家族ぐるみのお付き合い

犬の兄弟が近くに住んでいる場合は犬同士の誕生日が同じですから一緒にお誕生日パーティーをされるのだそうです。我が家には今猫がいるのですが、猫は2週間離れるとたとえ兄弟でも相手を忘れてしまうそうですが、犬はいつまでも覚えているので良いですね^^

パーティーでは全員集合写真を撮るのも一苦労でしょう!小型犬の勢ぞろいはとてもかわいいですが、大型犬の勢ぞろい写真を拝見したときの迫力はたまりません。

お互いの近況報告をしたりプレゼントを贈り合ったり、健康状況や食べ物、グッズなどの情報交換をしたりするのかな?

私は大型犬と家族でキャンプに行くのが夢でした♪

母犬との別れ

しかし、突然悲しい事態に陥るときもあります。愛犬やその家族の突然の死。それは急にやってくる場合もあるのだそう。

2ヶ月ほど前に病気が見つかり、心の準備も出来ないうちにあっという間に天国へいってしまった。そう言われるお客様。体が小さいペットは病気の進行も早いのかもしれません。私は猫を飼っていますが、猫は病気や怪我を隠す修正があるので特に注意が必要だそうです。

そんな状況でご注文くださるお客様。四十九日に合わせたり、子犬の里親一同で一緒にお供えとしてご注文下さったりするのだそうです。

その状況を説明してくださる方もあれば、お届け後に初めて話してくださる方もあります。後になって話して下さる方は、最初は込み入ったことを話しづらいようですが、メールのやり取りをさせて頂いているうちに話しやすくなったとの事。そうやって少し心を許していただけると気持ちも楽になれるでしょうし、私も嬉しいです。

このグッズがわんちゃんと皆様との心の架け橋になれれば幸いです。

こちらが当店で作成しているオリジナルオーダー商品です。

ペットオリジナルプレゼント

 

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ご利用シーン

さて、お店の様子を少しご紹介させて頂きます。

毎日たくさんの方からご注文頂くのですが、お客様のご様子は様々です。

あえて明るく振舞うお客様。

「愛犬がなくなっちゃってね~。。。寂しいからグッズが欲しいのよ!そしたら素敵なお店を見つけて・・・」

こちらもたじたじになるほどのハイテンションでのお電話。

そうかと思えば、涙ながらにお問合せくださるお客様。

古い写真しか残っていないと言って初期の携帯電話で撮影されたお写真でご依頼されるお客様。

色々な方がいらっしゃいます。

本日はその中で愛犬の母犬をなくされたというお客様の例を参考にして、他のお客様がどのような心境でご注文下さっているか物語形式でご紹介させて頂きます。

それではご覧下さい、ファンデルワンのメモリアル物語、はじまりはじまり。。。

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3年前、知人宅のトイプードルに子供が産まれ、そのうちの一匹が我が家にやってきました。

今では我が家のアイドル的存在で、毎日癒されています。

 

しかし、マロンのお母さんのサクちゃんが突然亡くなり、友人は絶望にさいなまれていました。

何とかしてあげたい。

かと言って、今マロンを連れて行って会わせても良いものだろうか。

癒されてくれるだろうか、それとも逆に悲しみを深くさせてしまうのか。。。

悩んだ私は何をすることも出来ず、彼女に電話をしました。

 

電話口で彼女は泣いていましたが、少しお話をし、彼女も気持ちが楽になったよう。

本当に立ち直れるのはまだまだ時間がかかることと思いますが、少しずつ元気になってくれればと願うばかりです。

 

マロンも何か察するところがあるのでしょうか、それとも私の気持ちが移ってしまうのでしょうか、この頃はなんだかいつもと様子が違います。

 

それから何日経ったでしょう、彼女からお手紙をいただきました。

 

サクちゃんの子供たちに宛てたお手紙でした。

 

中にはサクちゃんと、その子供たちが映ったお写真も同封されていました。

この中のどれかが我が家のマロン。

どの子かな?

目も開かない子犬たちのお写真はとてもかわいらしく、元気な母親の顔をしたサクちゃんもいい顔をしていました。

 

友人も少しずつ元気になってきたようです。

そろそろ、贈り物しても大丈夫かな?

 

マロンとサクちゃんを一緒に描いた、オリジナルのひざ掛けを、思い出の品として贈ろうかと以前から悩んでいましたが、もう大丈夫だね。

 

素敵なひざ掛け贈るから、お部屋に飾ってあげてください。

サクちゃんも天国で喜んでくれるといいな。。。☆

 

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