ペットの最期を看取ることが出来なかった後悔

皆さんこんにちは、ファンデルワンの三浅です。

本日もペットロスの相談に乗りつつ、作品を作ったりこのブログを書いたりしています。

リンキング

こちらはみぃちゃんをモデルにしたニットブランケットです。

 

本日ご紹介する内容は、ペットの最期を看取ることが出来なかったお客様へお伝えしたい内容です。

お客様から、ペットの最後を看取ることが出来なかったと言われることがあります。

お客様より
「最後は私の腕の中で見送ってあげるね、といつも話しかけていたけれど、私が出掛けている間に亡くなってしまいました。」

そう言われる度に、私はマロという猫を思い出すのです。

 

お別れの方法で後悔が残る人もいます。

病院に入院させたら、その夜にペットが亡くなったという人もいます。

ちょっと出かけているうちに、帰宅したらペットが亡くなっていたという人もいます。

飼い主さんが「最期は自分の手の中で逝くんだよ」と言っていたのに、一人で旅立っていくペットたちがいます。

その時の気持ちの整理の仕方について私の経験をお話ししてみたいと思います。

■筆者の紹介:ニット作家 三浅俊幸
糸を編み、ペットの写真そっくりのニットクッションやニットブランケット製作。その傍らこのブログを書いたりペットロスの相談に乗ったりしています。この20年で製作件数やペットロス相談は13,000件を超えました。

クッション

マロの最期

天国の猫

皆さんと同じように、私にも大好きだった猫がいます。

名前はマロと言います。

闘病の末、ある日の朝、私が出勤する時に息を引き取りました。

その時の様子はこちらをご覧ください。

 

お客様からペットロスの相談を受ける度に、私はこのマロを思い出します。

相談は毎日のように受けていますので、すなわち毎日マロを思い出すのです。

マロが亡くなったばかりの頃は相談を受けるのが辛かったのですが、今ではマロとの絆がずっと続いているようで嬉しく思う日もあります。

 

しかし、時々「看取ることが出来なかった」という相談を頂くと、私も急にあの日(マロが亡くなった日)の朝を思い出すのです。

犬部という映画

先日「犬部」という映画を観ました。

保護犬をテーマにした映画で、とても内容の濃い映画でした。

 

その中で、愛犬を看取ることが出来ずに後悔するシーンがあり、私はマロを思い出しました。

 

マロが亡くなてもうすぐ4年になりますが、当時の事が鮮明に思い出され、涙があふれてきました。

 

この映画は色々な事を教えてくれましたが、ペットロスの悲しみは何年経っても消えないという事も教えてくれました。

 

でも、またマロに会えてような気持になって今は少し嬉しいです。

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犬の気持ち、猫の気持ち

もう20年くらい前の事、ムックというニューファンドランド犬を飼っていました。

ムックも早朝に旅立ってしまったのですが、兄が起きて様子を見に行くとまだ温かいムックが息をしていなかったそうです。

 

野生に近い犬猫たちは自分の死期を分かっていて、最期の時が近づくと群れ(家族)から離れて一人で死を迎えると聞いたことがあります。

実際に私が子供の頃は、犬や猫は外で飼っていて、死ぬ間際に逃げ出したという話はよく聞いていました。

ムックは家の中で飼っていたので外には出る事が出来ず、玄関のドアの前で眠るように逝ったそうです。

 

猫はどうなのでしょうか。

犬と違ってクールな所がありますので、あまり飼い主の事を考えていないのかもしれません。

でもマロの最期を見る限り、マロは私に歩み寄って来てくれました。

甘えん坊だったので私に抱かれたかったのかもしれません。

私の腕の中で眠りたかったのかもしれません。

 

最期の力を振り絞って、フラフラな足取りで、私の顔を見ながら…

 

こんな風に考えているとまた涙が込み上げてきてしまいます。

看取ることが出来なかった後悔

マロが亡くなった時、私は息が浅くなったマロを妻に託して出勤しました。

職場は家のすぐ近くなので一旦出勤した後、妻の出勤時間に合わせてすぐに帰るつもりでしたが、マロの最期には間に合いませんでした。

あの日、たった一日の事なら、出勤せずにマロの傍にいてやることも出来たのではないか。

その後悔は今でも残っています。

 

その後、考えた末に私なりの答えにたどり着きました。

後悔の数ではなく、楽しかった数を数えてあげよう。

 

堂々巡りは続きますが、後悔があったり、楽しかった事があったり、色々な想い出を全部ひっくるめてマロの感謝しています。

 

お客様からのご相談

お客様によって、最期の状況は異なります。

ペットの死をちゃんと見送ることが出来た飼い主さんもいれば、出来なかった飼い主さんもいるでしょう。

ペットロスを乗り越えて前を向いて頑張っている人もいれば、頑張る事が出来ない人もいます。

一人ひとり違った対応になりますが、お話しを聞き、作品を作り、またお話しを聞き、どんなペットだったとか、何が好きだったとか、そういう事を話していく中で徐々にお客様の気持ちが前向きになっていく様子が見えてきます。

その時、私はこの仕事の大切さを感じます。

抱きしめるクッション

今日のお客様は、1年前にペットを亡くされたお友達のお誕生日プレゼントにと、亡くなったペットのクッションをご注文下さいました。

お送り先様の支えになれるよう、今日も作品作りに励んでいます。

良くある相談内容

ペットロスはいつまで続くの?

私はこう思います。ペットを亡くした辛さは、一生続く。(記事をご覧ください

泣いてばかりでは亡くなったペットも悲しむの?

いいえ、そんなことは無いと思います。むしろたくさん泣いてあげて欲しいと思います。ペットのためにも、ご自身の為にも。(記事をよむ

寂しさや来るがあとから押し寄せてきます

亡くなった時に泣けなかった人や、責任を感じている人の中には、後日辛さが押し寄せてくることがあるようです。私はペット達を信じてあげる事で、辛さから抜け出すことが出来ました。(記事を読む

自分の責任で死なせてしまったと後悔しています

とても多い相談ですが、多分、あなたのせいだと思っているのは、あなただけではないでしょうか。亡くなったペットをはじめ、誰もが、「あなたがペットを愛していた」事実を知っています。この記事で少し楽になって頂けると嬉しいです。(記事を読む

ペットを死なせてしまった後悔や罪悪感から立ち直ったきっかけ

後悔している理由によって立ち直れるきっかけは様々ですが、お客様の中には確実に立ち直っている人がいらっしゃいます。皆様の体験をご覧ください。(記事を読む

その他の相談をこちらからご覧頂けます。

作者紹介

三浅俊幸

ニット作家:三浅俊幸

ペットロスの相談を受けつつ製作しています。相談件数は20年で13,000人を超えました。気持ちが完全に癒えることは一生ないかもしれませんが、ニットの温もりでペットを思い出して頂き、頑張る皆さんを応援出来れば幸いです。

【ファンデルワンのご紹介】
糸を編んで作る
うちの子のニットアイテム

作成シーン

クッション

温もりたい

●我が家の犬猫ペットロス体験談