ペットロスと記憶障害

ファンデルワンの三浅です。

本日は私が愛犬を亡くした時に困った経験の一つであります、記憶の障害についてお話します。

 

※私は医師ではないので専門的なことは分かりません。あくまで私の経験談です。

ペットロスの重症化で記憶があいまいに

私はうつ病になった時のお話はこちらをご覧ください。

愛犬を亡くした辛さが悪化するとうつ病になる場合もあります。

その時困ったり苦しんだりした事はたくさんありましたが、本日は記憶の障害についてお話します。

 

映画などでたまに見る記憶喪失(自分の名前が分からなくなる等)ではなく、部分的に全く覚えていないことがあったり、約束をすっかり忘れていたり、辛い時期をすっかり忘れてしまったりしていました。

時系列もはっきり覚えておらず、過去の記憶が1日前の物か1週間前の物かが分からなくなっていました。

 

具体的には、愛犬の死後ストレスを溜めやすくなっていたのですが、そのストレスの原因となる辛い出来事を(今思い返すと)ほとんど覚えていません。

これは良い意味で嫌な過去を忘れられてよかったと思っています。

 

しかし、困ったのが、予定を忘れる事でした。

歯医者や病院の予約、買い物の予定、時には人との約束や仕事の事まですっかり忘れてしまっていたのです。

そして何もなかったかのように普通に生活していました。

これには本当に困りました。

 

また、日常の記憶が部分的に完全に抜けてしまっていました。

昨日行った場所、どこに行き、誰に会い、どんな話をしたか等、同じ人にまた会っても、「昨日も会った」ことを覚えていないのです。

 

記憶障害になったら

これには困ったと思い、私はその時期は極力人に会うのを控えていました。

よほど仲の良い友人には事情を話し、理解したうえで会ってもらうようにしていました。

そして、予定を入れないことも心掛けました。

特に人との約束はしない事。

相手に迷惑がかかる可能性があるので、遊ぶ予定も入れず、ずっと一人で生活していました。

大事なことを忘れないために

それでも人とかかわって生活しなければいけません。そこで私は以下のような対策をしました。

手帳に書く・スマホに入れる

予定や人との約束は手帳に書きました。

でも、手帳を見る癖がなかなか身に付きません。

そこでスマホの予定表に入れました。

それでも予定表を見る癖が付きません。

メールのリマインダーという機能(予約した日時にメールが届くように設定しておく)を使ったこともありましたが、そのメールを書くのが面倒です。

最終的に私は家族を頼ることにしました。

用事を誰かに伝えておく

私は母に、

「○○日に病院に行くから覚えておいて。」

とお願いし、当日に私に伝えてもらうようにしました。

しかし最初はうまくいくのですが、やはりいつまでも頼ってばかりもいられません。母に頼んだのも2,3回で終わりました。

 

記憶障害は今でも残っています(2020年現在)

辛いお話ですが、記憶があいまいになったり、予定を覚えられないのは今でも続いています。(2020年現在)

若干改善はしています。

手帳を見る癖もついてきましたし、記憶力もおおむね戻っていますが、やはり手帳が無ければ生活できませんし、普通の人が簡単に覚えられるものが覚えられません。

この病気(?)症状(?)と付き合っていくしかないかな・・・と思っています。

 

分刻みのスケジュールをこなすなんてことはできませんが、無理をしなければ生きていけます。

 

参考記事:ペットロスと私のうつ病

お客様からのオーダー

私はペットのオーダーグッズを作る仕事をしています。

デザインの打ち合わせやお届け日について等、対応しなければいけない事が沢山あります。

それら全てを普通の人のように対応することは出来ません。

そこで、スタッフにお願いしています。

パソコンの管理システムに入力し、必要な情報が出て来るようにし、スタッフがこまめにチェックしてくれています。

ファンデルワンの作品は私一人の力では作れません。

社員に感謝しています。

 

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