余命わずかのペット達。生きているうちに出来ること。ペットと飼い主に残された時間

私たちの命は生まれたときから少しずつ減っていきます。

それは人もペットも同様に。

そして、多くの場合はペットの方が先に天国へ上っていきます。

今、私の友達のわんちゃんが余命わずかな状態です。

私たち家族も8年前に同じ経験をしました。

私たちにはどうすることも出来ませんが、彼女がただわんちゃんと一緒にいる時間を何よりもたいせつにしている姿を見ていると、切なさの中にもなんだかとても温かさを感じるのです。

病気や怪我なら治療もあるのかもしれませんが、老衰となるとただそのときを待つのみ。

残された時間を精一杯の愛情で包んであげていることでしょう。

私はいま、猫を2匹飼っています。

彼らともいつまで一緒にいられるか分かりません。

恐らくこの先10年くらいは生きてくれているだろうとは思いますが、それも分かりません。

飼いはじめて既に4年目に入りました。

一緒にいられる時間はあっという間に過ぎていきますね。

私は思うに、ペットたちは人間よりも、人の心が分かるのではないかと感じます。

最期に一緒にいられる時間、彼女の気持ちがわんちゃんに届いているなら、きっと幸せな気持ちのまま最期の時を迎えるのでしょう。

1分1秒でも長く深い愛情に包まれて残りの時間を過ごしてほしいと思います。

今夜も星はきれいに見えるかな。。。

猫達と最後の時間

我が家では2007年に愛犬を亡くしまして、それ以来ペットを飼うことは無いと思っていました。

その後ご縁があって今は2匹の猫と暮らしています。

1匹目はソラ、間もなく7歳(保護猫のため、推定年齢)で、もう一匹はマロ、間もなく4歳です。

我が家の猫達

左がソラ、右がマロ。

ソラが我が家に来て2年半、マロが来てもうすぐ2年です。

早いものですね、2年も経てばこの子達は人間年齢で何歳くらい年を取るのでしょうか、ソラは7歳になりますのでもう老齢気に入るそうです。

お客様からのメールを拝見していると、3歳くらいの猫でも突然亡くなる事があるそうです。あまりにも早く突然の別れ。心に開いた穴を埋めるものをひとつずつ集めていらっしゃるそうです。

元気で特に病気もなかったのに原因不明で命を落とす。体が小さいので私達人間には思いもよらないことで命を落とすのかもしれません。そしてそれは我が家にとっても明日起きることかもしれません。

そう思うと今日一日がどれほど貴重な日か、想像すると胸が苦しくなります。

我が家では10年前に(もう10年も経つのか・・・)愛犬を亡くしているものですから、今飼っている猫が我が家に来たときから私は最期の瞬間が頭の中に浮かんでいます。

いつまで一緒にいられるかな?病気せずに最期を迎えることが出来るかな?などなど。

最期の日はいつかやってきます。

今は心から幸せを感じると同時に、寂しさも感じています。

この子達はどう思っているのでしょう。

仕事でペットのオリジナルグッズを作っているものですから、亡くなったペット達のメモリアル商品としてクッションを注文される方もいらっしゃいます。

その方々のお話を伺うたびに10年前の愛犬との別れを思い出し、今の猫たちとの生活を振り返る日々。

お客さまの気持ちも分かりますので良いものを作らなきゃと思うと同時に、帰宅後に猫たちと遊んでやろうとか、かわいがってやろうとか、色々思うのです。

一応幸せそうには見えるのですが、やはり他にしてやれることはないかと考えます。

私が留守のときに遊べるものは?私が留守のときに怪我はしていないかな?などなど。

留守の時はずっと寝ているみたいですけどね^^

犬は会社につれてくることも出来るのですが、猫はそれが出来ないので少し寂しいですね。

先日、マロ(若い方)の頭を撫でてやっているとき、ふと思いました。

「この子ももう4歳か。ついこの間うちに来たばかりと思っていたのに。。。猫の一生って、あっという間なんだなぁ」、と。

残された時間は少ないです。

あと10年くらい生きるかもしれませんが、10年なんてあっという間。

既に3年目を迎えていますからね。

毎日タイムリミットの足音が聞こえているような気持ちになります。

寂しがってばかりもいられないので今日も文字通りの猫なで声でかわいがってやろう。

不思議なことに、犬のように寄り添ってくる猫たちです。

猫のタペストリー

こちらはウチの猫オリジナルのタペストリー

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