ペットを亡くした辛さはいつまで続くのでしょうか。
今、ご自身が辛い思いをしているという人もいるでしょう。
家族や友人が苦しんでいる場合もあるかもしれません。
元気にふるまっている人は長引くかもしれませんね。
思いっきり泣けた人の方が案外早めに前を向けるようになるみたいです。
私が診察を受けた心療内科の医師によりますと、辛い事があった時、通常は2週間程度で元気になるそうです。
当店のお客様の中には数カ月たっても、時には数年経っても元の生活に戻れないという人がいます。
ペットロスから立ち直れるまでの時間は、人によってさまざまなのです。
時には何年も立ち直れず、苦しみ、色々調べているうちに当店を見つけ、すがる思いで問合せしたという人もいます。
私はカウンセラーではないのでお話しを聞くしか出来ません。
アドバイスも出来ないし、会って傍にいてあげる事も出来ません。
でも、そんな人たちが商品お届け後にお礼の電話やメール、お手紙を書いて下さいます。
その内容を拝見していると、私の仕事はニットクッションを作る事ではなく、お客様のお話しを聞く事の方が大事なのではないかと思う時もあります。
商品が届いたのをきっかけに元気になったと書いてあります。
辛いけれど、少しずつ前向きになれたと言われます。
確かにクッションを作っていますが、心のサポートが私たちの仕事かもしれません。
何年も苦しんでいた人が、どうしてたった一つのクッションで元気になれたと言って下さるのです。
話を聞いてくれてありがとう。
今まで誰にも相談できなかった。
家族がクッションをプレゼントしてくれた。
クッションを見て初めて泣けた。
お客様のペットロスが長引いていた理由は次のどれかに当てはまるのかもしれないと気付きました。
- 誰にも相談できなかった
- 親しい人(家族や友人)に理解してもらえなかった
- 泣くことが出来なかった
このように、自分の中に辛い気持ちを隠している人はいませんか?
信頼できる人に相談してみましょう。
誰かに辛い事を言われたかもしれません。
大丈夫。私も同じ経験があります。
強く生きている人は自分の気持ちを抑えているかもしれません。
ほんのひと時でも、ちゃんと自分の気持ちに正直になる時間を持ちましょう。
そうすれば、長引いていた辛さから立ち直るきっかけが見つかるかもしれません。
ほんの小さな事が心に引っかかっていて、それがほどけた時に気持ちが楽になれる事もあります。
誰かを頼ること。
頑張っている自分をほめる事。
自分を責めない事。
亡くなったペットに感謝する事。
そういう時間を持つようにすれば、少しずつ心もほぐれてくるでしょう。
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