ペットの身代わりが欲しい。新しいペットを愛せない。

お客様から良くいただくご相談。

ペットを亡くし、家族が新しい子を飼い始めたけど愛せない。
どうしたら良いでしょうか?

同じように悩んでいる人は案外多いようですので、私の意見をお話し致します。

相談を受ける

私たちはニット(編物)の縫製工場を営んでいます。

その技術を使いまして、ペットのお写真を編み物で表現し、ニット製品を作っています。

お客様からペットのメモリアルグッズにしたいと注文を頂き、同時に相談に乗って欲しいと言われます。

最近、私の知人でも同じ状況の人がいます。

時々会う人なのですが、犬を飼わないかと会うたびに誘われます。

聞くと、一人暮らしで飼っていた愛犬を亡くし、娘さんが新しい子を飼うように連れて来てくれたそうです。

しかし、かわいいのは良いけれど亡き愛犬のようには愛せず、出来れば一人で過ごしたいとの事。

家族でも違う、ペットへの愛情

ペットへの愛情の与え方、とらえ方は家族でも異なります。

参考記事:ペットロスを理解してもらえない。家族との温度差

家族の誰かがペットロスを克服できずにいるうちは、新しいペットを飼う前によく話し合った方が良いでしょう。

飼い始めた事で新しい幸せに気付く場合もありますが、そうならない時もあります。

つまり、苦しみが増すのです。

参考記事:ペットロスの後に受け入れた新しい子を愛せない

身代わり、生まれ変わり

私は、ペットの生まれ変わりは無いと思っています。

だから命は尊いもので、愛おしいのだと思います。

では、マロ(無くなった我が家の猫)にはもう会えないのかと聞かれれば、いつかまた会えると信じています。

それは夢の中かもしれませんし、私の命が尽きた時かもしれません。

いつかは分かりません。でもそうやって信じていると少し救われた気持ちになります。

時々このように相談されます。

「○○ちゃんの生まれ変わりに会いたいの。それだけなの。新しい子を飼いたい訳ではないの。」

私はお話を聞く事しか出来ず、何もアドバイスはできませんが、それだけ愛されていたペットちゃんはとても幸せだったでしょう。

一緒に過ごせたことを感謝していると思います。

身代わりや生まれ変わりを探すのではなく、幸せだった日々を記憶の中から探してみませんか?

「犬を飼わないか?」

私は知人からそう誘われる度に、我が家に居た犬や猫たちを思い出します。

そう感じるうちは、もしかしたらまだ心の準備が出来ていないのかなと感じます。