プレゼント、センスの良い贈り物

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センスの良い贈り物っていったいなんだろう。

私はいつもセンスがないと言われる。

 

『気持ちはすっごく嬉しいよ、けど、これってパパの好みだよね?』

 

私の好み、妻の好み、その感覚が良く分からなかった。

 

私はネットやお店で商品を見つけ、

「これ良いね!」

と思ったものを贈ってきた。

 

ボーダーのマフラー。

自分でも欲しいと思うくらいだった。

 

写真立て。

太い黒縁でかっこよく、おしゃれだと思ったのに。。。

これに家族の写真は合わないらしい。

 

そんな贈り物が続き、とうとうプレゼント選びは一緒に行くということになった。

いわゆるサプライズプレゼントはもうやめて欲しいとの事。。。

 

ショックではあるが、それでもやっぱり彼女(妻)に何か贈ってあげたいという気持ちは続く。

 

そして、ある人に言われて気が付く。

『自分の好きなものじゃなく、彼女の好きなものを贈らなきゃ。』

 

「ん?どういうこと?」

 

最初は意味が分からなかった。

 

彼女の好きなもの??

 

「奥さんは何色が好き?」

「あぁ、花柄かなぁ。」

 

「じゃぁ、花柄を贈りましょうってことよ。」

「あ、そうなのか!?

花柄模様の物なんて今まで送った事無いよ。

でも、そんなもの、ウチの嫁さんはたくさん持ってるよ?」

 

「じゃぁなお更良いじゃない。

好きだからたくさん持ってるんでしょう。

もっと増えたらもっと喜ぶよ」

 

私は初めて花柄のブランケットを贈った。

 

「ちょっと、どうしたの!?これ、めっちゃかわいい。私好みだよ

初めてセンス良いって思っちゃった。」

 

 

そ、そういうことか。

プレゼント選びに、もしかしたら自分の趣味は関係ないのかもしれない。

何を贈るかによって自分のセンスを問われるから、ついつい一生懸命考えてたんだけど、自分の感覚で考えてたんだ。

相手の感覚で考えなきゃ。

 

サプライズプレゼント、来年もさせてくれるかなぁ。

それとも、やっぱり一緒に選びに行こうというのかなぁ。。。

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作者紹介

三浅俊幸

ニット作家:三浅俊幸

ペットロスの相談を受けつつ製作しています。相談件数は20年で13,000人を超えました。気持ちが完全に癒えることは一生ないかもしれませんが、ニットの温もりでペットを思い出して頂き、頑張る皆さんを応援出来れば幸いです。

京都工芸繊維大学卒業。在学中は繊維工学・編み・織り・素材など繊維全般を学ぶ。

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