お客様からレビューを頂きました。
そっくり。写真よりいっそう愛くるしい。
ファスナーもついているので洗えるのもいいです。でも見るたびにやはり悲しくなってしまう。
矛盾してますが、励みにもなります。ありがとうございました。

お客様の中には、ご注文の時にペットロスの寂しさを話して下さる方も多くいらっしゃいます。
しかしこちらのお客様は、ペットを亡くされたというご連絡がないまま、ご注文当初から一般的な打ち合わせが続いていました。
まだ元気な子かな?
ご家族へのプレゼントかな?
そんな想像をしながら作成させて頂きました。
そしてお届け後、レビューを書いて下さったのです。
そのレビューの中に「悲しくなってしまう」という言葉を見つけて、私たちは初めて「亡くなった子だったのかな?」と感じたのです。
ペットロスは悲しみと幸せの隙間に生きる事。
このレビューに象徴されるようにペットロスを経験した人達は、ペットの居なくなった悲しさと、彼らと過ごした幸せな記憶の隙間で生きているように思います。
思い出しては笑みがこぼれ、また思い出しては悲しくなるのを繰り返すのです。
私が猫を天国へ見送って、1年半が過ぎました。
今でも毎日彼を思い出せるのは、こうやってペットを亡くされたお客様からメールや製作依頼を頂けるからです。
亡き猫を想って寂しくなる時もあるし、幸せな日々を思い出しては笑ってしまう時もあります。
皆様からのお礼メールを読むたびに、亡き愛猫の事を思い出すことが出来るので、幸せな仕事だと思っています。
悲しくもなるし、励みにもなるメモリアルグッズ
ペットのメモリアルグッズはとても不思議な役割を果たします。
レビューにも書かれているように、クッションを見ると泣いてしまうという人もいます。
同時に、クッションがあるからこれからも頑張れるとも言われます。
亡きペットに会えたようだと言われることが、私は一番嬉しいです。
ペットを亡くした方から初めて注文を頂いたのは十数年前でした。
当初、私たちはメモリアルグッズを作ることには迷いがありました。
メモリアルグッズを作成する事で、返って悲しみが深くなってしまうのではないかと思ったのです。
でも、お客様からはお礼を言って頂きました。
泣きながらお礼の電話を下さる方、お手紙を下さる方、生前のペットの写真や祭壇の様子を送ってくださる方、多くの方が喜んでくださいました。
そして、ペットロスで苦しむ他の皆様の為にもお仕事頑張って下さいと言われます。
参考記事:愛犬愛猫のメモリアルグッズを作るようになったきっかけ
ペットロス乗越えの段階
幸せを感じられない間は苦しいかもしれません。
しかし、少しでも幸せな時間を感じることが出来るようになってくると、少しずつペットロスを克服し、元の生活に戻ることが出来るようになってくるでしょう。
寂しい時間と、元気になった時間を繰り返し、だんだんと元気な時間が増えていくでしょう。
メモリアルグッズはそのきっかけを作ってくれるのかもしれません。
無理をせず、ゆっくり元気になって頂けると幸いです。
ずっと一緒
私たちのお届けしているのはクッションではなく
「これからもずっと一緒」
という気持ちです。
詳細はこちらをご覧ください。