ムックの思い出

ムックは2007年に虹の橋を渡っていきました。

その時の様子を綴った日記がありますので、転載させて頂きます。

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2007年10月01日
さよならムック。でもこれからもずっと一緒だぞ!

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当店の看板犬、ニューファンドランドのムックがお星様になってしまいました。

ムックが天国にいってしまい、2週間が経ち、
少しずつ元気が出てきたと同時に、
皆様から励ましのメールを頂いたり、
お客様からのご注文に忙しかったりと、
お陰さまで私たちも元気を取り戻しつつあります。

ムックは朝、私の兄の足音を聞いて、そのまます~っと息を引き取ったようで、まだ身体は温かく、とても優しい表情をしていました。

毎朝、兄が一番に面倒を見ていたので、
兄が起きてくるまで頑張って待っていたのだろうと思います。

今年の冬、骨肉腫にかかり手術で左手をなくし、
その後元気になって主治医さんも生きてるのが信じられないと
言ってくださっていたのですが、
9月、CTを撮ってみたら、肺への転移が見つかりました。

それからは見る見るうちに弱ってきて、
私がムックの夢を見た日の朝、兄からメールが入っていて
ムックの事を聞きました。

家から程近い霊園でペットを火葬にしてくれるところがあり、
家族みんなで一緒に行きました。

祭壇にはたくさんお供えが準備してあって、
キティーちゃんのぬいぐるみや、
ムックのすきそうなおやつや、
きれいなお花が飾られていました。

霊園の方がこうやってかわいらしくきれいにしてくださり
とても感謝しています。

当店のブランドは、ムックの写真から生まれました。

私がムックの写真で編地を作っていたところ、
自分も作って欲しいという声が周囲から広がり、
ファンデルワンの製品がこの世に生まれました。

ムックの写真から生まれたブランドですので、
これからも心の中のムックと一緒に頑張って行きたいと思います。

ブランド名「ファンデルワン」には、
お互いに引き付けあう力という意味が込められています。

ムックの力を借りつつ、
これからも飼い主様とペットたちの絆を大切に、
作品作り頑張って参りますので、皆様どうぞよろしくお願い致します。

さよならムック。
そしてこれからも一緒にかんばるぞ!

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作者紹介

三浅俊幸

ニット作家:三浅俊幸

始めたきっかけは我が家の愛犬、愛猫でした。うちの子の写真で編んでいると「作って欲しい」という声があり、それが口コミで広がり今のお仕事に繋がっています。皆様とペットのお話しをしながら作品作りをしています。

ペットオリジナルクッション

作成シーン

ペットロスの相談に乗りながら糸を編んで作ってます。