サークル、バイトの仲間でサプライズパーティー

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サークルの飲み会

「お疲れさま~乾杯~☆」

今日はバスケサークルのお疲れさまの会。

いわゆる飲み会だ。

メンバーの職業は様々だけど友達が友達を呼んでくるといった流れで少しずつ人数も増え、今年からは自分達だけでゲームも出来るようになってきた。

設立当初からずっと一緒のY子。

今日の飲み会を企画した幹事の一人でもある。

というか、幹事はいつも決まったメンバーだが・・・。

しかし今回はY子を外した裏幹事がある。

幹事に仕掛けるサプライズ企画

Y子に内緒で彼女のサプライズ誕生日のお祝いをするのだ。

なるべく失敗をしないように企画は極力単純なものとする。

プレゼントで泣かせる。

皆でお祝いして全員が参加する事とする。

で、考えた結果、こうなった。

上手くいくかな。

サプライズアイデア

みんな飲んで食べて盛り上がりも最高潮。

よし、そろそろかな。

パチっ。

S太が電気を消す。

「おー」とか「きゃ」とか、それぞれ自然と声が出る。

肝心のY子は「何?何?停電?」

よしよし、慌てているぞ。

M子、今だ。

準備していたM子がケーキのロウソクに火をつけて隣の部屋から入ってくる。

「Happy Birthday to you~♪」

歌う声が一人、また一人と増えて行き、あっという間にみんなで合唱。

Y子がやっと状況を把握できたのか、それでもまだ驚いた様子で泣き出した。

「誕生日おめでとう。そして、いつもありがとう。
みんなからのお祝いです。」

幹事への逆プレゼント贈呈

泣き崩れるY子。

指笛や拍手でお祝いするメンバー。

やっとの思いでロウソクの火を消し、またみんなの拍手。

少し落ち着き、部屋を明るくし、まだ少し泣いているY子にプレゼントを渡す。

もう十分驚いているが、渡されたプレゼントのラッピングからすかして見える中身のクッションにまた急に泣き出す。

これって・・・!

そう、彼女が以前飼っていた愛犬。

エルちゃんのオリジナルクッションだ。

「Y子、エルちゃんだよ。」

M子が優しく声をかける。

愛犬が亡くなったとき、M子が相談に乗っていたらしい。

僕らにはそんな様子は見せなかったが、相当寂しかったようだ。

喜んでくれたかな?

みんなの言葉にひたすら頷くY子がかわいく見えた。

愛犬オリジナルクッション

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作者紹介

三浅俊幸

ニット作家:三浅俊幸

我が家のの思い出に愛犬愛猫の写真で作品を作っていると「作って欲しい」という声があり、それが口コミで広がり、今のお仕事に繋がっています。皆様とペットのお話しをしながら作品作りをしています。

ペットオリジナルクッション

作成シーン

ペットロスの相談に乗りながら糸を編んで作ってます。