ペットをなくした辛さを分って貰えない/ペットロスを理解されない社会

■筆者の紹介:ニット作家 三浅俊幸
糸を編み、ペットの写真そっくりのニットクッションやニットブランケット製作。その傍らこのブログを書いたりペットロスの相談に乗ったりしています。この20年で製作件数やペットロス相談は13,000件を超えました。この記事が少しでも支えになれたら幸いです。

クッション

ペットロスのもう一つの辛さ

ペットを亡くした辛さとは別の理由で、更に辛い思いをしている人たちがいます。

 

それは、周りの人から

「ペットロスの辛さを分って貰えない」

「誰にも相談できない」

「冷たい言葉をかけられた」

など、まだまだペットロスへの理解が乏しい現実があるという事です。

 

私も同じ経験がありました。

「ペットが死んだくらいで・・・」

そういわれた時の悔しさや悲しさは忘れません。

 

当店ではご注文時に、お客様からお話を伺っています。

生い立ちや今までの思い出、初めて迎えた日のことなど、色々なお話を伺い、今回ご注文下さった経緯などをお伺いしています。

時にはまだ悲しすぎて何も話せないという方もいらっしゃいますが、クッションをお届けする頃には少しずつ元気になり、思い出や今のお気持ちなどを話して下さることもあります。

 

そしてお届け後は、次のように言われることがあります。

「話を聞いてくださって、ありがとう。」

 

詳しくお聞きすると、今まで誰にも相談できなかったそうです。

一人暮らしをされていて今まで誰にも話せなかったという方。

又は、人に相談したら冷たいことを言われ、それ以来誰にも話せなくなったという人。

世の中から取り残され、一人ぼっちになってしまったと感じていたという人もいらっしゃいます。

そんな皆さんからは商品のお礼はもちろんですが、

「話を聞いてくれてありがとう」

というお礼のメールが届くのです。

 

そして、

「同じように苦しむほかのお客様たちのためにも、お仕事頑張ってください」

とも言われます。

 

これが私たちの本当の仕事だと感じています。

 

私たちが愛犬を亡くした頃は、まだペットの死に対する理解が少ない時代でした。

しかしその当時から、ペットを飼っていた皆さんは同じようにペットロスの辛さを抱えていたのです。

そして、それを自分の心の中だけに留めていたのです。

 

その辛さを他人に話せるようになったのは最近の事かもしれません。

そんな現代でも、まだまだペットの死に対する社会の理解は乏しいと感じることがあります。

 

当店ではお話を伺って、クッションを届ける事くらいしか出来ないかもしれませんが、それがお客様の支えになっていれば幸いです。

 

作成への思いはこちらをご覧ください

 

私の想い・私の願い

この記事がお役に立てたなら、とても嬉しいです。
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良くある相談内容

ペットロスはいつまで続くの?

私はこう思います。ペットを亡くした辛さは、一生続く。(記事をご覧ください

泣いてばかりでは亡くなったペットも悲しむの?

いいえ、そんなことは無いと思います。むしろたくさん泣いてあげて欲しいと思います。ペットのためにも、ご自身の為にも。(記事をよむ

寂しさや来るがあとから押し寄せてきます

亡くなった時に泣けなかった人や、責任を感じている人の中には、後日辛さが押し寄せてくることがあるようです。私はペット達を信じてあげる事で、辛さから抜け出すことが出来ました。(記事を読む

自分の責任で死なせてしまったと後悔しています

とても多い相談ですが、多分、あなたのせいだと思っているのは、あなただけではないでしょうか。亡くなったペットをはじめ、誰もが、「あなたがペットを愛していた」事実を知っています。この記事で少し楽になって頂けると嬉しいです。(記事を読む

ペットを死なせてしまった後悔や罪悪感から立ち直ったきっかけ

後悔している理由によって立ち直れるきっかけは様々ですが、お客様の中には確実に立ち直っている人がいらっしゃいます。皆様の体験をご覧ください。(記事を読む

その他の相談をこちらからご覧頂けます。

作者紹介

三浅俊幸

ニット作家:三浅俊幸

ペットロスの相談を受けつつ製作しています。相談件数は20年で13,000人を超えました。気持ちが完全に癒えることは一生ないかもしれませんが、ニットの温もりでペットを思い出して頂き、頑張る皆さんを応援出来れば幸いです。

京都工芸繊維大学卒業。在学中は繊維工学・編み・織り・素材など繊維全般を学ぶ。

【ファンデルワンのご紹介】
糸を編んで作る
うちの子のニットアイテム

作成シーン

クッション

温もりたい

ペットロスに寄り添いたい/作品作りにかける思い