ペットロスの辛さにはいろいろな原因があります。
つまり、ペットの死以外にも辛さを引き起こす理由があるのです。
今日はその一つ、
誰も気持ちを理解してくれない
という孤独感と、そこから立ち直れたきっかけについてのお話しをしましょう。
気持ちを理解してくれる人の存在
ペットが亡くなった時の辛さを人に話すと楽になれることもあります。
私も実際に、獣医さんや家族、時には友人に気持ちを聞いてもらい、それだけでも楽になれましたし、また優しい言葉を掛けてもらいました。
ペットロスから抜け出す方法の一つとして、私たちは他人に話を聞いてもらう事をお勧めしています。
時には私たちがその役目を受け持ち、お客様からお話をお聞きする事もあります。
誰にも理解されないペットロスの辛さ
しかし誰にも聞いてもらえない人もいますし、他人から冷たい言葉を掛けられる時もあります。
そうなると自分で抱え込み、辛さがどんどん増してしまう事があるのです。
私たちも十数年前に愛犬を亡くした時は、周りの人からペットロスを理解されず辛い時期もありました。
あなたの周りに、ペットが亡くなったのに元気にふるまっている人はいませんか?
もしそんな人がいたら気に掛けてみて下さい。
本当はとても辛い思いをしているかもしれません。
一緒に悲しんでくれる人の存在
周りの人が力になってあげたいと思っても、何をしたらいいか分からないという人もいます。
どんな言葉を掛けたらいい?
何か贈り物をした方が良いの?
当店には時々電話がかかってきます。
それは、当店の商品を家族や友人からプレゼントしてもらったと言う、お礼の電話です。
私たちにとっては初対面ですが、直接当店へお礼を伝えたかったと・・・。
お話をお聞きすると、作品のモデルになったペットは最近亡くなり、ご自身はペットロスになっていたそうです。
周りの人に言えず、一人で辛さを抱え込んでいました。
そんな時に家族や友人からクッションをプレゼントしてもらい、
「うちの子が帰ってきてくれた」
という嬉しさもあったそうですが、
それ以上に、
「あの人が私を気遣い、こんな素敵な贈り物をしてくれた」
と思われるようです。
今までは自分だけで頑張ろうとしていた。
けれど、周りの人はちゃんと自分を見てくれていて、その人の気持ちに気づけて、もう少し人に頼ってみようと思えるようになった。
そうしたら気持ちが楽になり、自分も頑張れるようになった。
こうやってペットロスを克服していく人もいらっしゃるのですね。
メモリアルグッズの役割
私たちが作っているのはクッションやひざ掛けですが、それはお客様にとっては大切な思い出だったり、かけがえのない贈り物だったりします。
本当に携わっているのは飼い主様がペットを思う気持ちであったり、家族や友達を大切に思う気持ちです。
メモリアルグッズにはそんな役割があると思って作品作りをしています。
一緒に読んでほしい記事
ペットメモリアルグッズがペットロスの支えになったお話しに戻る