ペットの死を自分の責任だと感じている家族や友達を救ってあげる方法

ペットロス相談
商品届きました。8歳で病気の為に虹の橋を渡ってしまった我が子が帰ってしました。プリントではなく 編み込んでいるので すごく綺麗です。いい商品に巡り会うことが出来て良かったです。ありがとうございました。

抱きしめるクッション

うちのペット、編み物のクッション

愛犬が虹の橋を渡りました。いつもいた場所にいないことが辛く、家族も大変寂しい思いをしていました。似たトイプードルのぬいぐるみの購入を検討したり、メモリアルグッズで検索していたところ、「ファンデルワン」を知り、注文致しました。図案作成の際も丁寧な対応で気持ちに寄り添っていただきました。届いたクッションを見て家族も大変喜んでおります。今はいつもいたソファーに置いて家族も癒やされております。本当にありがとうございました。
トイプードル

ファンデルワンではお客様のお気持ちを聞きながら、ペットのオーダーニットを作っています。

お客様の中には愛犬や愛猫たちを自分の責任で死なせてしまったと感じている人がいます。

もし家族や友達が自分を責めていたら、私たちに何が出来るでしょうか。私の経験とお客様のアイデアから、私たちに出来ることを探ってみます。

マロの病気に気づけなかった私の後悔

突然のお別れ

ペットとの別れは突然やってくる事もあります。

異物の誤飲や交通事故、その他、今まで元気だと思っていたけれど知らない間に病気にかかっていたというケースもあります。

そんな時に飼い主は自分を責めてしまいます。

その辛い気持ちは長引くこともあり、日ごとに症状が重くなる事も。

周りの家族や友人は何かしてあげたいと思っても、何が出来るか分からないものです。

そんな時にお客様は様々な方法で家族や友人へのケアを考えているようです。

その一部をご紹介しましょう。

メモリアルグッズを贈る

天国の愛犬の思い出のグッズ

詳細はこちら

当店のお客様は、ペットのお写真を使ったメモリアルグッズを飼い主様へ贈っています。

このクッションを受け取った飼い主様は自分が今までどれだけペットを愛していたかに気づかされ、自己嫌悪から救われるようです。

誰も責めていない事を知ってもらう

責任を感じてしまうのは仕方ないかもしれません。しかし、誰も責めていないことを伝えてあげると少し心が軽くなるかもしれません。

その方法をご紹介します。

交通事故で愛犬を亡くしたお姉さん

お客様からご事情をお伺いした時のお話しです。

お姉さまがワンちゃんを飼っていました。

もちろん家族のアイドル的存在だったそうです。

お姉さまが玄関を開けた瞬間、急にワンちゃんが飛び出して、交通事故に合われたそうです。

お姉さまは責任を感じ、精神的にダウンしてしまったそう。

特に責任感の強い人になりやすいそうです。

家族皆でお姉さん1人のせいでは無い事を必死に伝え、お姉さまもこのままではいけないと思ったのでしょう。少しずつ元気になって行かれたそうです。

そして、妹さんからクッションをプレゼントされました。

そのメッセージカードには、ひと言。

「散歩に行けると思って、急に飛び出してごめんね、僕もびっくりしたけれど、○○ちゃん(お姉さんのお名前)はもっとびっくりしちゃったよね。天国はとっても楽しいよ。今まで楽しい時間をありがとう。」

確かこのようなニュアンスの内容だったと思います。

同様の内容でメッセージカードを添えられる方が多く、飼い主さんは気持ちを救われるようです。

参考にしてみて下さい。

ペットが天国で感謝していることを伝える

辛いことばかりを思い出すのではなく、楽しかったことの方を思い出すのも大切な事。

ペットの写真を入れたオリジナル便箋で、次のような内容を書きます。

「今まで一緒にいてくれてありがとう

一緒にいられて僕は幸せだったよ

一緒に遊んだことや、誕生日におやつをたくさんくれた事を忘れないよ。

最後は僕が病気になったけれど、ママのせいじゃないからね。

ママには病気を気付かれないようにしてたけんだ。

天国には病気は無いからもう心配しないでね。

先に天国で待ってるから、また会おうね☆」

これは私が考えた内容ですが、同じように亡くなった猫ちゃんの言葉として、楽しかった思い出を書かれるお客様がいらっしゃいます。

皆さんもオリジナル便箋で飼い主さんの心を救ってあげませんか?

天国の猫からの手紙

猫の病気に気付けなかった私の経験

私は猫を2匹飼っています。

2匹とも保護猫で、ペットショップやブリーダー育ちの子より健康状態は良くないそうです。

そのうちの1匹が尿路結石になったときのお話をします。

最初におかしいなと思ったのは、おしっこに何度も行くことと、おしっこの時間が長かったことでした。

毎日ではないのであまり気にしておらず、「水の飲みすぎかな?」と言う程度だと感じていました。

この時の私には尿路結石という病気をしりませんでした。

するとある日、猫に血尿が出たのです。

これは大変だと思い、病院へ連れて行くと尿に石が出ていたそうです。

おしっこの回数や時間などを聞かれ、それらは症状の現れだったと初めて知りました。

あと何日か遅かったら命を落としていたかも知れないそうですが、幸い薬だけで治療することが出来ました。知識の無さを反省しました。

もしあの時命を落としていたら、私はいつまでも自分を責め続け、それを一生背負って生きていたでしょう。

時間が経てばある程度は元気になるかもしれませんが、思い出すたびに泣いていたと思います。

ペットの死を自分の責任だと感じている人へ

たとえどんなに気を使っていても、獣医さんでない限りペットの全てを管理する事は難しいと思います。

事故はいつどこで起きるか分かりませんし、ワンちゃんは急に走り出すこともあります。

猫を外で飼っている人は、外で何をしているか、どんな病気をもらってくるか全てを把握するのは難しいでしょう。

また、ペット達は自分の怪我や病気を人や他の動物に知られないように生活をしているそうです。

我が家にいた愛犬ムックも足を引きずって歩いていましたが、わたしたちはちょっとトゲでも刺さったのかと思い病院に行った時に、骨の癌が見つかりました。医師からは「本人(犬)は相当痛いと思う」と言われました。(詳細はペットの延命治療をしないという選択をご覧下さい)

周りの人がいくら、「気を楽に持って、あなたのせいではない」と言っても、その言葉は届かないかもしれません。

でも、動物達は皆さんを責めたりしませんし、今まで愛情たっぷりに注いでくれた事も感謝していると思いますし、これからもずっと愛し続けてくれることも知っています。

だから、今すぐとは言わないですが時間が経ったら必ず元気を出して下さい。

また思い出して泣く日があっても大丈夫。

泣く度に自分を責める気持ちも薄れ、楽しかった思い出が大きくなっていくと思います。

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