ペットを亡くした時の喪失感。
これは経験した人でなければ分かりません。
そんな人も少なくありません。
私も同じ経験をしました。
でも同時に、このままではいけないと思っている人も沢山いて、ペットロスを克服しようと頑張って、でもそれが難しくて、気持ちがどんどん辛くなっていきます。
そんな皆さんが私の所に連絡して来て、
と言われます。
私はカウンセラーではないのでお話しを聞くしか出来ません。
でも皆さんのご相談に乗りながら作品を作っています。
皆様の思いに少しでもお応えできるように。
作品が少しでも支えになれるように。
糸を編み、ペットをデザイン。
ペットロスの相談に乗りながら…☆
お届け後には泣けるほどのお礼の言葉を頂いています。
でもお礼の本当の理由はクッションが嬉しかったからではありません。
きっと皆さん、相談する人が欲しかったのではないかと感じます。
ファンデルワンさんに注文出来て良かった。
三浅さんとの出会いは○○ちゃん(ペット)が結んでくれたご縁。
このように言われるのです。
時には一緒に死のうとしていたという人も…。
そこで本日の記事は、自分の後を追って死にたいと思っている人へのメッセージです。
この投稿は今まで書くべきかどうかを長い間迷っていた内容です。
それは自分の辛い過去と向き合う事になるからです。
でも、お客様の中にはペットの後を追って自分も死にたいと思っている人がいて、そういう人が本音を話してくれて、私の経験を話すことで救われたとも言われて、このクッションをお届けする頃にはこれからは天国のペットと一緒に頑張ると言われます。
お届け後にはお客様からこのように言われます。
このようなご感想が私達のもとに届きます。
だから、この記事が他の誰かのためにもなるかもしれないと思い、勇気を出して書きます。
私の決意。ペットロスで死にたいなんて言わない。
私はうつ病の経験があります。 原因の一つにペットロスがあったと考えられます。 当時の様子は「ペットロスと私のうつ病」をご覧ください。 自殺願望については今まで触れずに書いてきました。 当時を思い出すのが怖かったからです。 でも今回は、同じ悩みを抱えている人からの相談が相次いでいますので、頑張って書きます。 当時は自殺願望もありました。 ムック(天国の愛犬)に会えるかな。 これで楽になれるかな? そんな気持ちもありました。 自殺願望と言うより、無意識のうちに自分がこの世から居なくなる方法を考えていたという感じです。 具体的には書きませんが、誰にも迷惑をかけない方法、一瞬で楽に行ける方法など、様々な事を無意識に考えていました。 そして、ふと我に返った瞬間に、なんて怖い事をしようとしていたのだろうと、急に涙があふれていたのです。 そんな日々が数年続きました。 病気も治り、生き続けて来て今思う事は、生きてて本当に良かったという事です。 あの時命を絶っていたら、私はムックにもマロ(猫)にも会えなかったでしょう。 その理由を書きます。
自らは絶対に死なない
自分からは絶対に死なない。 これは当時私が自分に言い聞かせていた事です。 言葉がきつくなりますが、自殺は自分への殺人。 それは当然悪い事で、後に残された人も悲しむし、苦しむし、誰も幸せになれません。 そして自分も幸せにはなれません。 何があっても自分の意思で死を選ぶことはしてはいけません。 今の状況が苦しかったら逃げても良いと思います。 仕事や家族との生活が苦しかったら、少し距離を置くのも良いと思います。 死ぬよりは何倍も良いです。
死んでもペットには会えない
お客様の中には、 「死んであの子に会いたいと思っていた。」 そう言われることもあります。 でも、僕はこう思います。 自殺しても、ペットのいる場所には行けれない。 虹の橋は、天国へ続く道です。 自殺した人は天国へ行けれない、これは私の勝手な意見ですが、そう思っています。 自ら命を絶った人は、虹の橋には行けれないと思っています。 だから、ペットに会いたければ、何が何でも生きていなきゃいけないのです。
では、今の辛さはどうすればいいの?
誰かに相談してみませんか? 私もお客様の相談に乗っていますし、お客様はこう言われます。
私はうつ病の克服に4~5年くらいかかりました。 制作の途中でお客様と連絡を取る時、自分の当時の様子をお話ししたり、お客様のご様子を聞いたりしています。 作品作りが私の仕事ですが、本当は皆さんの癒しの場になっているのかもしれません。 それが出来ていれば私も嬉しいです。
生きる意味
「生きる意味」 こういう言葉を使うと、とても難しい話になりますが、私は虹の橋で待つペット達に会うために生きるのも一つの意味だと思っています。 虹の橋で待ち合わせ。 これが私のテーマ(生きる意味)です。 今日一日を生きる意味を見つけるのは難しいかもしれません。 でも、生き続けているといつか生きる意味を見つけられるかもしれないと思っています。 関連記事:虹の橋は本当にあるの?
死のうとしていた自分が恥ずかしい
「死のうとしていた自分が恥ずかしい。」 こんなメールをお客様から頂きます。 その度に自分の仕事の大切さを身に染みて感じ、中途半端な気持ちで仕事をしてはいけないと感じます。 私達が作るクッションを抱き、
といって、お客様は嬉しそうに写真を撮って送って下さいます。 まだまだ辛さは残るけど、でも前を向いて行けそうだと言われます。 私も苦しかった時に沢山の人に救ってもらいました。 今は自分が別の誰かのために恩返しする番だと思っています。
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