ペットロスが酷くて何カ月も立ち直れない時は、ペットロス以外に原因が無いか考えてみてください。

ペットロスの相談を受けていると、ペットとの死別から数ヵ月経っても立ち直れないという人がいます。

そのような場合は、ペットロス以外に原因があることが分かってきました。

例えば

  • 身内の不幸と重なった
  • 仕事等で強いストレスを日々感じている
  • 環境に大きな変化があった(退職など)
  • 子供が進学や結婚等で引っ越した
  • 体調の変化(更年期障害等)
  • 理由は無くても漠然とした不安
  • 自分の気持ちを理解してもらえなかった

このブログをご覧に皆様の中に、もし思い当たる点がありましたら今日の記事が参考になれば幸いです。

ペットロスの辛さを抱えながらでも、日常生活へ戻ってペットと過ごした幸せな日々を思い出せるよう、少しずつ進んでいきましょう。

■筆者の紹介:ニット作家 三浅俊幸
糸を編み、ペットの写真そっくりのニットクッションやニットブランケット製作。その傍らこのブログを書いたりペットロスの相談に乗ったりしています。この20年で製作件数やペットロス相談は13,000件を超えました。この記事が少しでも支えになれたら幸いです。

クッション

お客様からのペットロス相談で気づいた事

皆さんこんにちは、ファンデルワンの三浅です。

ペットロスの相談に乗りつつ、糸を編み、メモリアルグッズを作成しています。

クッション

ペットとの別れが辛く、時には体調を崩してしまう場合があります。

食欲がなくなったり、眠れなくなったりすることもあります。

 

通常は月日が経てば少しずつ元気になり、寂しくても元の生活に戻る事ができるようになります。

時々思い出して涙が出ることもありますが、毎日ではなくなります。

 

しかし、その辛さから抜けられないという人もいらっしゃいます。

 

数週間、数カ月が過ぎてもまだ元気が出ない。

急に思い出して泣いてしまう。

小さな事でもすぐに泣いたり、逆に怒りっぽくなったり、急にイライラしたりしてしまう。

このような症状が続き、その苦しみからどうしても抜けられない場合は、欝状態になっているかもしれません。

私も同じ経験があるのです。

私の経験はペットロスとうつ病をご覧下さい。

 

では、なぜペットロスから立ち直れる人と、ペットロスから抜け出せない人がいるのでしょう。

数ヵ月経っても立ち直れないという人がいたら、ペットロス以外の理由を探ってみてください。

 

まずは自分の体調不良がペットロスによるものか、それ以外の理由(環境の変化やストレスなど)によるものか、ちゃんと把握できると少し楽になると思います。

体調不良の原因がペットロス以外に何かないか考えてみよう

お客様のお話をお伺いしていると、最初はペットロスの相談でも、徐々に別の話題が挟まれることがあります。

例えば家族の事や職場の事など、ペットとは関係のない内容で悩み、複数の悩みを抱えていらっしゃるのです。

具体的にはペットの死と同じ時期に仕事や私生活でストレスを溜めていたり、親の介護や更年期障害などで体や精神的に不安定な状態が重なったりしているお客様がいらっしゃります。

 

私の場合は愛犬との死別以降、ストレスを解消する場がなくなり、毎日少しずつストレスを溜めていた結果うつ病になりました。それは自分でも気付かないものでした。

ペットロスを引きずる原因として一番多い事例

当店のお客様からよく聞くお話しですが、

ペットを亡くした事以上に、

ペットを亡くした自分の気持ちを家族や職場の人に理解されなかった。

と言うのが本当の辛さの原因になっている場合が多いようです。

その後誰にも相談できなくなり、一人で抱え込み、最終的にこのブログを読んで私に相談されているというお客様が多いです。

 

私がお話を聞き、相談に乗っていると、

「話を聞いてくれてありがとう」

と言われるのです。

私はお話をお聞きしただけで、今までは誰かに話を聞いてもらう事さえできなかったのかもしれません。

それだけで心が救われるのであれば、と思い、今の活動を続けています。

仕事などでストレスを感じている人

私が愛犬を亡くした2007年、同時に仕事でストレスと感じていました。

仕事のストレスを癒してくれていた愛犬がいなくなり、私はストレスの解消先を無くしていました。

ストレスは溜まる一方。

そして誰にも助けを求めることが出来ないと、塞ぎこむようになりました。

誰か相談できる人や、一緒に遊べる友人等の存在があればまた違ったでしょうが、当時は交友関係の狭かった私には辛い日々でした。

同じように、ペットロス以外でストレスを感じている人は気を付けて下さい。

今までは「この子がいてくれるから」と思っていた大切な存在を失った時、すがる物がなくなった時、心のよりどころを失った時、ペットロスの辛さは長引くかもしれません。

漠然とした不安から抜け出せない

ペットロス以外に特に理由は無くても、なんとなく不安な状態が続いているという人はいませんか?

私は良くあるのですが、特に原因は無くても気持ちが沈んだり、将来が不安になったりします。

愛犬との別れ・鬱・それらを経験したころから感じるようになりました。

元気な時と、不安な時を交互に繰り返しています。

ペットロスから抜け出せない人は、このような状態かもしれません。

特に中高年に多いそうです。

 

そんな時、私はまずは無理をしないようにしています。

「元気出さなきゃ!」

と思って頑張るのは、私の場合は逆効果です。

・ゆっくり過ごす。

・日光にあたる(特に朝)

・ゆっくり散歩をする

・好きな事をする(私の場合は料理)

・好きな人に会う(友人や家族等)

・早く寝る

・トイレ掃除をする

これらの中の、どれか今できる事をする様にしています。

すると少しずつ不安から抜け出せるようになってきます。

鬱状態の自己診断の参考に

ここで自分を振替って見て欲しいのですが、ペットロスから立ち直れない状況が何カ月も続いている人は鬱状態になっている可能性を考えてみてください。

皆さんは次のような症状は無いでしょうか?

もし心当たりがある場合は無理をせずゆっくり過ごし、場合によってはペットカウンセリングや医師の診断を受けるのも良いと思います。

私が病院で受けたチェックリストの内容を思い出してリストアップしてみます。

 

チェックリスト

息苦しい、喉が詰まった感じがする

朝が辛い

突然悲しくなる、急に涙が出る

毎日泣く

食欲がない、味が分からない

何も手に付かない

記憶があいまいになる

急にいらいらする

部屋から出るのがおっくう

誰にも会いたくない

どんどん酷くなる

仕事や学校に行けない

 

私は病院で、このような症状がないか聞かれました。

皆さんの中に心当たりがある方は、病院に行ってみるという選択も考えてみて下さい。

 

そこまでしなくても・・・と思う人は、一度生活を振り返って、無理をせず少し休む事をお勧めします。

ペットロス以外に不安やストレスの原因が無いか、振り返ってみて下さい。

良く悩む人は、基本的には物事をよく考えられる人

私が個人的に思っている事ですが、良く悩む人は、物事を良く考えている人だと思うのです。

深く考えずにどんどん進んでいく人もいますが、そういう人はあまり悩まないのではないかと思います。

悩んでも次に進めるメンタルを持っている人は良いですが、そうでもない私たちは悩みからなかなか抜け出せません。

自分を褒めてあげる方法の一つとして、

「悩んでいるのは、よく考えているからだ」

と思ってみてはいかがでしょうか。

良くある相談

ペットロス相談中に良く頂く質問をご紹介します。

Q、ペットロスはいつまで続きますか?

それは人によって異なります。基本的には何年経っても別れの辛さは消えませんが、通常は2週間くらいで辛くても日常生活に戻れるそうです。それ以上長引く場合は医療機関への受信も検討してみてください。

Q、自分がペットの事以外でストレスをためていたと気付いたのはいつですか?

ある日、ネットで自己診断チェックを遊びでやってみました。その時すぐに病院に行った方が良いという結果でした。病院へ行き、鬱病と診断されて、自分でも驚きました。

Q、マイナス思考が止まらない時はどうしたらいいですか?

色々あると思いますが、個人的にはマインドフルネスもお勧めです。

Q、ペットロスから立ち直った今、どんなお気持ちですか?

正確には立ち直ったと言えるかどうかわかりません。今でも時々泣きますし、ペット達に申し訳ないと思う感情がこみ上げる時もあります。でもその時間は長くは続きません。辛くても頑張れる、ペット達が応援してくれている、と言う感じる事が多いです。

 

 

一緒に読んでほしい記事

ペットを亡くした辛さから抜けられない

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お客様の声

ペットが亡くなった事よりも、夫に「早く忘れろ」と言われたことが辛かった。その夫がこのクッションをプレゼントしてくれて、夫の言葉は彼自身も辛かった裏返しだと気付き、私の誤解だったことが分かりました。ペットロスの原因は夫を誤解していたことで気持ちがこじれていたようです。それをほどいてくれたのがこのクッションでした。

ペットオリジナルクッション

作業風景

糸で作るうちの子グッズ

 

私の想い・私の願い

この記事がお役に立てたなら、とても嬉しいです。
もしよろしければ、私がこのブログを書き始めた理由や、現在の活動についてもご覧ください。

良くある相談内容

ペットロスはいつまで続くの?

私はこう思います。ペットを亡くした辛さは、一生続く。(記事をご覧ください

泣いてばかりでは亡くなったペットも悲しむの?

いいえ、そんなことは無いと思います。むしろたくさん泣いてあげて欲しいと思います。ペットのためにも、ご自身の為にも。(記事をよむ

寂しさや来るがあとから押し寄せてきます

亡くなった時に泣けなかった人や、責任を感じている人の中には、後日辛さが押し寄せてくることがあるようです。私はペット達を信じてあげる事で、辛さから抜け出すことが出来ました。(記事を読む

自分の責任で死なせてしまったと後悔しています

とても多い相談ですが、多分、あなたのせいだと思っているのは、あなただけではないでしょうか。亡くなったペットをはじめ、誰もが、「あなたがペットを愛していた」事実を知っています。この記事で少し楽になって頂けると嬉しいです。(記事を読む

ペットを死なせてしまった後悔や罪悪感から立ち直ったきっかけ

後悔している理由によって立ち直れるきっかけは様々ですが、お客様の中には確実に立ち直っている人がいらっしゃいます。皆様の体験をご覧ください。(記事を読む

その他の相談をこちらからご覧頂けます。

作者紹介

三浅俊幸

ニット作家:三浅俊幸

ペットロスの相談を受けつつ製作しています。相談件数は20年で13,000人を超えました。気持ちが完全に癒えることは一生ないかもしれませんが、ニットの温もりでペットを思い出して頂き、頑張る皆さんを応援出来れば幸いです。

京都工芸繊維大学卒業。在学中は繊維工学・編み・織り・素材など繊維全般を学ぶ。

【ファンデルワンのご紹介】
糸を編んで作る
うちの子のニットアイテム

作成シーン

クッション

温もりたい

ペットロスを乗り越えたい/私のペットロス克服方法