ペットの収骨/最愛の猫、マロの遺骨を拾わなかった訳

ファンデルワンの三浅です。

2020年7月、写真の猫(マロ)は天国へと旅経ちました。

高齢者のペットロス

葬儀はせず、一晩マロに寄り添い、手をつないで一緒に寝て、たくさんお話ししました。

頭や体を撫でてやり、よく頑張ったと褒めてやりました。

 

翌日、マロを火葬にしました。

骨を拾うかと聞かれたので、収骨はしないと言いました。

その理由をお話ししたいと思います。

 

■筆者の紹介:ニット作家 三浅俊幸
糸を編み、ペットの写真そっくりのニットクッションやニットブランケット製作。その傍らこのブログを書いたりペットロスの相談に乗ったりしています。この20年で製作件数やペットロス相談は13,000件を超えました。

クッション

過去の経験

我が家では以前、大きな犬を飼っていました。

亡くなった当時はまだペットの葬儀や火葬も一般的ではなく、火葬場に直接問い合わせすると勝手口のような通路に通され、愛犬の火葬をしてもらいました。

その時は収骨という扱いもなく、そのままペット用の供養塔に納骨してもらうという流れでした。

愛犬のお墓には時々お参りに行っていますし、そこに行けばまた会えると思っています。

だから、マロも同じようにその供養塔に入れてあげたいと思いました。

愛犬ムックと同じ場所に。

遺骨を供養塔に埋葬した方が、猫にとって幸せだと思った

ペットを飼う事はご縁だと思います。

私はマロとご縁を頂き、我が家に受け入れました。

しかしマロにとっては仮の住まいだと思っています。

つまり、マロの人生(猫生)を私が借りて、マロも我が家を借りている。

その期間が終われば、マロは旅立ち、新たに自分の居場所へと行ってしまう。

そこにはたくさんの友達がいて、おやつも沢山あって、いつも幸せでいられる。

天国と呼ばれる場所です。

だから、ちゃんと天国へ行かせてあげたかった。

供養塔に入れば、天国へ行けると私は信じています。

もしマロの骨が我が家に残っていたら、マロがうちに帰って来てしまうのではないだろか。

そんな心配があったのです。

私のマロへの思いはこちら「虹の橋で待っていなくて良いからね」もご覧頂けると幸いです。

亡き猫はもうそこにはいない

私が遺骨に執着しないのは理由があります。

自分の体も、猫の体も、それは仮の体だと思っているからです。

マロは骨になりました。

そして同時に、もうマロはそこにはいません。

千の風ではないですが、今マロは風になって大きな空を飛びまわり、時には私のすぐ近くに来てくれて、時には自分の好きな場所でおやつを食べて友達と遊んで暮らしています。

猫は自由な生き物です。

マロにはそうやって自由に生きていてほしい。

幸せとは何か

自分にとって本当の幸せとは、自分が納得できることだと思います。

「これでよかったんだ」

と自分で納得できる方法をとるのが良いと思います。

遺骨を持ち帰って、これからもずっと一緒にいたいと思う人はぜひそうしてあげて下さい。それが一番の幸せだと思います。

たぶんペット達も一緒にいるのが幸せだったでしょう。

 

クッションをお届け後に、ペットの祭壇のお写真を送って頂くこともあります。

クッションの隣にはかわいい骨壺が置いてあります。

ここに、デザインさせて頂いたペット達が眠っているんだな、

そう思いながら、お客様からの心温まるお礼メールを読ませて頂き、また一人元気になってくれたことを嬉しく思っています。

お客様の声

マルちゃんより:
私はペットの骨をどうするか迷っていました。家に骨があればいつまでも立ち直れそうになく、かといってお墓を作るのも大がかりになるし、火葬場にあるペット霊園の合同慰霊碑で遺骨を弔って頂きました。でもあの子の物を何か残したくてこちらでクッションをお願いしました。とても丁寧で、届いたニットも本当に素敵な商品でした。

うちの子ニットクッション

お客様より:
49日を無事に迎えられたことと、この仔からの母の日のプレゼントだと思って三浅さんにご相談しハーフひざ掛けをお願いしました。
運転する時にひざにかけたら、とても気持ちが落ちついて、あの仔が見守ってくれてるような気持ちになりました。

ペット写真で作るグッズ

うちの子ニットブランケット

 

記事一覧

良くある相談内容

ペットロスはいつまで続くの?

私はこう思います。ペットを亡くした辛さは、一生続く。(記事をご覧ください

泣いてばかりでは亡くなったペットも悲しむの?

いいえ、そんなことは無いと思います。むしろたくさん泣いてあげて欲しいと思います。ペットのためにも、ご自身の為にも。(記事をよむ

寂しさや来るがあとから押し寄せてきます

亡くなった時に泣けなかった人や、責任を感じている人の中には、後日辛さが押し寄せてくることがあるようです。私はペット達を信じてあげる事で、辛さから抜け出すことが出来ました。(記事を読む

自分の責任で死なせてしまったと後悔しています

とても多い相談ですが、多分、あなたのせいだと思っているのは、あなただけではないでしょうか。亡くなったペットをはじめ、誰もが、「あなたがペットを愛していた」事実を知っています。この記事で少し楽になって頂けると嬉しいです。(記事を読む

ペットを死なせてしまった後悔や罪悪感から立ち直ったきっかけ

後悔している理由によって立ち直れるきっかけは様々ですが、お客様の中には確実に立ち直っている人がいらっしゃいます。皆様の体験をご覧ください。(記事を読む

その他の相談をこちらからご覧頂けます。

作者紹介

三浅俊幸

ニット作家:三浅俊幸

ペットロスの相談を受けつつ製作しています。相談件数は20年で13,000人を超えました。気持ちが完全に癒えることは一生ないかもしれませんが、ニットの温もりでペットを思い出して頂き、頑張る皆さんを応援出来れば幸いです。

【ファンデルワンのご紹介】
糸を編んで作る
うちの子のニットアイテム

作成シーン

クッション

温もりたい

●我が家の犬猫ペットロス体験談