もうすぐペットの命日がやってくる。
何か特別な事をしてあげたいけど、何をしたあげたら良いのか分からない。
特に、初めて命日を迎える人は特別な思いでその日を迎えているのではないでしょうか。
この記事を書いている私も間もなく愛猫マロの1回目の命日を控えています。
そこでこんな考えが頭に浮かびました。
- 命日に何かしてあげられる事はある?
- ペットにも一周忌、三回忌…の法要はあるの?
- みんなはどんな事をして過ごしているの?
私達はペットのメモリアルグッズを作り続けて16年が経ちました。
この数年はお客様から命日に飾りたいというご依頼、また命日に家族にプレゼントしたいというご注文も増えています。
そんなお客様の様子を伺っているとお勧めの過ごし方が見えてきましたのでご紹介します。
命日が過ぎてから、
「あれをしておけば良かった!」
という事の無いよう、このページが参考になれば幸いです。
命日ってどんな日?
皆さんにとって、ペットの命日ってどんな日ですか?
我が家の愛犬ムック、そして猫のマロ。
彼らが亡くなった日の事は今でも良く覚えています。
命日よりも誕生日の方を大事にしてやりたいという気持ちもありますが、命日を忘れたいという事はありません。
誕生日は彼らがこの世に生まれてくれた日ですが、命日は、彼らがこの日まで一緒にいてくれた大切な日です。
彼らが楽になれた日。もう病気と闘わなくてもよくなった日。
痛みも寂しさもない、幸せの国に引っ越した日。
そう思えるようになったのも最近の事かな・・・。
これからも命日を大切にしていきたいです。
レビューをご紹介
25日の命日に、無事に届きました。この仔との楽しかった想い出だけに包まれるまでに、気持ちは昇華され…
命日にはペットが喜ぶことをしてあげよう!
一番大事な事、それはペットが喜ぶであろう事をしてあげましょう。
そうするとペットが喜ぶのはもちろんですが、自分自身が嬉しくなってきます。
そう思えるだけで幸せな気持ちになれますよね☆
お気に入りのおもちゃをお供えする
お供えしてあるおもちゃを新しい物に変えてみませんか?
自分の気分も変わりますし、ペットも喜んでくれるかもしれません。
毎年買い替えているという声も聞きます。
そのおもちゃでご自身が遊んでみると、天国で見ているペット達も一緒に遊びたがるかもしれません☆
ペットが亡くなってからペットショップへ行く回数も減った事でしょう。
たまにはペットコーナーへ立ち寄って、当時を思い出してみませんか?安い物や小さな物で良いですので、新しいおもちゃを買ってみると意外と楽しくなりますよ。
きっと天国のワンちゃん猫ちゃん達も喜んでくれるでしょう。
祭壇の掃除
祭壇(仏壇)をお掃除してあげると、きっと天国のペット達も喜んでくれます。
写真を飾っている場合は入れ替えてみても良いかもしれません。
お気に入りの写真はたくさんあるでしょう。
いつもと違う表情を見られて楽しめると思います。
命日にケーキを食べる
亡くなって10年くらい経ってくると、命日がなんだか楽しみになってきているのかな?と感じることがあります。
お祝いではないですが、ケーキを買ってきて愛犬の名前をチョコで書いてみたり、ご家族で笑いながら亡くなったペットの思い出話をされているようです。そして、今年はどんな飾りをしようかな等と考えるのも楽しみのひとつだそうです。その日はもしかしたら天国のペット達に会える日なのかもしれませんね。
毎年命日にお友達からお手紙が届くという方もいるようです。よほど親しいご関係なのでしょう。こうやっていつまでも命日を覚えてくれているのが嬉しいですね。
ペットの写真で作ったオリジナルグッズ
当店以外にもオリジナルグッズを作ってくれるショップはたくさんあります。
3Dフィギュアやぬいぐるみ、羊毛フェルトで作ったペットの置物、変わったものではキャンドルを作ってくれるショップもあるそうで、お客様が紹介してくれることもあります。
こちらは愛犬の写真そっくりに作ってくれるキャンドルだそうです。黒ラブのメモリアルクッションをご購入下さったお客様から教えて頂きました。
その他どんなお供えがあるのか、メモリアルグッズの種類のページにまとめましたので是非ご覧下さい。
お客様のエピソードをご紹介:愛犬の命日に、妻へのプレゼント
命日は何をして過ごす?
次は皆さんが命日にどんな事をして過ごしたか、またお勧めの過ごし方などをご紹介。
お墓参りに行く
やはりお墓参りをされる方が一番多いかもしれませんね。
私もお墓参りは良く行きますが、その度に愛犬ムックや猫のマロに会えた気持ちになり、また明日から頑張ろうと思えるようになります。
気持ちがスーッと軽くなり、その度に何か一つの区切りがつくような気持になります。
遺品を整理する
ペットが息を引き取ったばかりの時は何も手に付かず、遺品もそのまま置いてあるかもしれません。いつでも帰って来れるようにという気持ちで全て残してあるかもしれませんが、それが悲しみからの立ち直りを遅らせている場合もあります。一周忌や命日をきっかけに自分にけじめをつける意味でも、遺品を整理される人が多いようです。
遺品を整理できてやっとお別れできた気持ちになったとか、一年前とは違った気持ちで洋服やおもちゃと向き合えたという声をよく聞きます。
関連記事:ペットの遺品整理
写真を飾る
皆さんはペットのお写真をスマホやデジタルカメラなどでたくさん撮っていることでしょう。しかし、それらは印刷されていますか?
スマホの機種変更をすると、いつの間にか見なくなってしまいますし、デジタル機器やデータはいつかは壊れます。出来る限り印刷し、お気に入りの写真を飾ってあげてください。
部屋に飾ってあるペットの写真を入れ替えたり、飾る場所を変えたりするだけでも気分が変ります。また、アルバムを作って写真にコメントを添えるのもお勧め!詳しくはペットの写真整理で書いていますので読んでみてください。
思い出の場所を巡る
特にワンちゃんの飼い主さんに多いですが、愛犬と散歩した道やドッグカフェなどを巡るというお話をよく聞きます。
よく遊んだ公園で当時のことを思い出したり、ドッグカフェでは店員さんと久しぶりの再会をして愛犬の話で盛り上がったり、意外と楽しいことも多いそうです。
天国のペットへ手紙を書く
お勧めの過ごし方として、天国のペットへ手紙を書くと良いと思います。
これはペットの死を受け入れられない人へもお勧めしているのですが、自分の後悔していることをペットにお詫びする内容や、一緒に過ごした楽しい思い出話を手紙に書いて届けてみるのです。
天国のペットに会うことや話をすることは出来ないかもしれませんが、手紙を書くと私たちの言葉が天国まで届くような気持ちになれるようです。
参考記事:亡くなったペットに手紙を書く
納骨をする
命日や一周忌を機に納骨をする人もいます。
納骨をいつするかについては正式な決まりは無いそうですが、ご自信が納得されるタイミングでお墓に入れて休ませてあげたいと感じたり、または高齢になり管理が難しくなってきたなら命日や一周忌に納骨をするのは良い機会かもしれません。納骨についてはこちらもご覧下さい。
家族にメモリアルグッズを贈る
家族への贈り物として使われる例/ペットと1年ぶりの再会
1年前に家族の愛犬が亡くなり気を落としていた妹さんへ、一周忌にプレゼントされたケースをご紹介します。
亡くなったばかりの時は自分も辛くて何もしてあげられなかったけれど、1年が経ち家族みんなが少し落ち着いて思い出話も出来るようになったそうです。
そこで一周忌の記念に飼い主であった妹さんに何か思い出の品を用意してあげたいと考えていたというお姉さま。
最初は既製品で犬種をデザインしたものを探していたけれど、愛犬の写真でオリジナルグッズを作れることを知り、いろいろ調べていたそうです。
その時偶然ファンデルワンを見つけて下さり、ニットの風合いとクッションのかわいさに惹かれてご注文下さいました。
お届け後に、まるで愛犬が帰ってきてくれたようだと言ってお礼を頂きました。
1年前にこの商品に出会っていれば妹さんの立ち直りももう少し早かったかもしれないと言って頂けましたが、1年経った今だからこそ落ち着いて笑顔で喜んで頂けたのかもしれません。
これも天国のわんちゃんが結んでくれた縁だと思います。クッションを抱きしめて、思い出を大切にして頂けると嬉しいです。
毎年命日にプレゼントされるお客様
愛犬や愛猫の命日にご両親へプレゼントを贈っているというお客様。
毎年色々なアイデアでプレゼントされていたそうですが、数年前に当店のクッションを作って下さって以来、毎年ご注文下さいます。
お父さまが入院された時は病室にクッションを飾り、愛犬も一緒に病気と闘ってくれたそうで、退院の際にはお礼のメールを頂きました。
法要で使うお客様
一周忌のお供えや慰めの品として贈られる場合は主に家族への贈り物のご利用が多いです。
ペットの法要でお寺に行く際に持参するオリジナルボードや、大きな節目として記念に作られるタペストリーなどの少し高額な商品が多く、そのほとんどが過去にもご利用下さったことがあるお客様です。
あるお客様は一年前の同じ時期に、ペットの四十九日や納骨の時に使われて、今回は1周忌の法要で使いたいとおっしゃっていました。
法事が終わった後は部屋に飾ってあり、それぞれに思い出がある物だから当時を忘れることが無く、いつまでも一緒にいる気持ちになるのだそうです。
1年経つと精神的にも元気になり、思い出の写真を見ても、もう涙ではなく笑顔で見られるようになっているかもしれません。時間の経過とともに気持ち(寂しさ)は変わっていきますが、天国のペットを思う気持ちはいつまでも変わらずにいるのでしょう。
彼女の愛犬の命日にプレゼントされる例
30代男性からのメールをご紹介します。
彼女の愛犬が死んで、もうすぐ一年が経ちます。 家には仏壇を立てているので色々な物が供えてあるのですが、命日に僕からも何か記念品を贈ってあげたいと考えていました。 本人も家族も元気になっているので、仏壇に飾るような物ではなく普段に使える物や部屋に飾れるような物が良いと思っていたらファンデルワンのクッションを見つけました。宜しくお願いします。
ペットが亡くなったばかりの頃は何も受け入れられないかもしれませんが、一年が経つと元気になってきてペットの思い出話も出来るようになっていると思います。 そのタイミングで贈り物をするのは良いかもしれませんね! 1周忌の場合は辛さや寂しさからも立ち直り、飼い主さんも元気になっている頃です。 そのため、仏壇に飾るお供えよりも普段使える物や部屋に飾れる物をお探しの方がいらっしゃいます。 そのような場面で、ペットのオリジナルクッションをご注文されるようです。
我が家でのペットの命日の過ごし方
我が家の話をいたしましょう。
先日、ペットの命日よりも誕生日を覚えていたいという話をしていたところですが、やはり命日はそれなりに色々と思い出すこともあり、お墓に行ったり写真を見て思い出に浸ったりしています。
我が家での命日の過ごし方
私達はお墓参り以外は特に何もしないのですが、それ以外の用事もなるベく入れないようにしています。
この日はなんとなく家でゆっくりと過ごしたい日です。
写真を眺めてみたり、部屋を掃除してみたり、ムックが作った階段のキズを撫でてみたり・・・
一緒に読みたい記事
このページを読んだ人が一緒に呼んでいる記事をご紹介します。
クッションと膝掛けがあったから、この一年過ごすことができ、感謝しかありません